私とまどマギ

※この記事は感情のぶつけどころを見失ったオタクのただの自分語りである。

新作『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』が発表された。

発表内容について詳しくは公式の内容を確認して欲しい。

こんなにも感動したのは遊戯王の新作映画が発表された時以来だと思う。

自分の人生は遊戯王とまどマギに多大な影響を受けている。
(遊戯王のことについて書くときりがないのでそちらはまた機会があれば)

自分にとってのまどマギ

当時中学3年生だった私は、この作品がTV放送されていない地域に住んでいた。毎週ニコニコチャンネルの最新話1週間無料公開を楽しみに待っていたのを覚えている。(今だからこそ言えるが、時には待ちきれずに違法転載されたものを見ていたような気もする。)

毎週2chのスレを覗いて今後の展開についての考察を膨らませたこと、東日本大震災の影響で延期になった最終話を見て泣いていたこと、今でもはっきりと覚えている。

当時月5000円のお小遣いを貰っていた私は、半年かけて毎月DVD(6000円+税)を購入した。赤字分はお年玉の残りを補填していたと記憶しているが、今考えても正気の沙汰ではない。よくやりくりしていたなと思う。

その後劇場版が公開されたが、こちらも自分の住んでいる地域での公開はなく、涙を浮かべながらBDの発売を待った。配達のダンボールが届くやいなやBDレコーダーにディスクを入れて鑑賞したのもつい先日のようだ。

パンフレットがどうしても欲しかったので、映画の公開地域に住んでいた妹の知人の母親に、私の母親経由で頼んで買ってもらったのも懐かしい。当日買いに行ったら既に完売しており、「〇〇ちゃん(妹)の頼みなのにごめんね!」と連絡が来て内心(妹すまん…)と思ったのを覚えている。結局再入荷のタイミングでわざわざ再度劇場まで買いに行って下さったので、パンフレットは無事手に入ったのだが。

グッズについても多くの思い出がある。ローソンコラボでは親が自家用車で市内のローソンをわざわざ回ってくれた。修学旅行での東京自主研修のタイミングで、秋葉原のアニメイトで「まどかマギカウエハース」を箱買いしたこともあった。大学で上京してからは親がクリアファイルを送ってくれたこともあった。先輩が引っ越しの際に「まどマギといえば〇〇(僕)だと思ったからあげる」とシステム手帳をくれたこともあった。

パチンコ、パチスロといった類の興味は無い私だが、まどマギのスロットだけは友人に誘われて数回打った。撤去前に1000円だけ回しにいったのは1年半ほど前?のことらしい。

まどマギがもたらしてくれたもの

さて、そんなまどかマギカという作品であるが、既に10年前の作品なのである。この歳になると10年前がつい最近の作品に思えてしまうから驚きである。

こんなにも感動している私のような人の気持ちを、今の中高生くらいの子はわからないのかも、と思うとちょっぴり寂しい気もする。(実際はどうなのだろう?)

こうやって振り返ってみても、まどマギという作品が多くの思い出を自分にもたらしてくれたのは間違いない。作品そのものはもちろん、先述したように、その思い出には家族や、知人、多くの人が関わっている。

今の中高生くらいの若い人にも、(アニメに限らず)こういったコンテンツとの出会いがあると良いな、と思う。数年前には考えられない世界情勢の中、少しでも自分の人生を楽しく、豊かにしてくれるものとの出会いは、今後の人生でもかけがえの無いものになるだろう。

少し話が飛躍した気もするが、それくらい、私にとってのまどマギという存在がもたらしてくれたものは大きい。

終わりに

まだ本作品を見たことが無い、という方には、新作公開までに、劇場版だけで良いので是非とも視聴をおすすめしたい。

幸い、新作はBDの発売を待たずに劇場に足を運べそうな地域に住んでいるので(笑)、公開を楽しみにしばらく過ごしていくことにする。

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