緊急事態宣言と大衆演劇
4月7日政府より緊急事態宣言が発令された。
その効力はゴールデンウィーク明けの5月6日までとされている。
対象は東京 神奈川 埼玉 千葉 大阪 兵庫 福岡の7都府県である。
大衆演劇といえば大阪がメッカであるが、もうほとんどの劇団が休演となっている。当然といえば当然の措置だが、期間を短く区切っている劇場もあり訂正が必要であろう。
また今後の感染者数の推移を見て、期間がさらに延長される場合もあるだろう。いずれにしても大衆演劇の劇団は、存続の危機に立たされている。
私は3月下旬に政府の専門家会議が公表された「3つの密」にショックを受けた。
「3つの密」とは「密閉空間」「密集場所」「密接場面」
ご存知のように大衆演劇の劇場は、さほど大きくないが故にこの「3つの密」に当てはまる。
ファンやお客さんの健康と安全を最優先に考えなければならない。
休演が続くと舞台感も鈍るであろう。
大衆演劇界にとって運命の分かれ目は、この感染症がいつ終息するかである。
短期なら挽回の余地もあるだろう。逆に長期に及んだ場合、劇団の運営をどうするか。この休演期間中に話し合っておくべきであろう。
なぜなら再演の可能性すらも❓❓❓だからである。