写真との向き合い方について。
お久しぶりです。忢刄です。今日は写真を撮り続けて約7年経とうとして居ますが、写真とどう向き合うのか、向き合っているのかについて書いて残しておこうと思います。
今現在(2023/06/22)は高校2年生から写真を撮り始め7年が経過して居ますが、今までずっと写真家として活動し、生計を立てることに力を注いできました。
が、しかし、写真家とカメラマンは別物で、カメラマンになれば生計は立てやすいものの、写真家としてそれを成り立たせるのはとても難しく、だからこそやりたいと思って居ました。
写真家とカメラマンの違いについては後日気が向けば書こうと思うので今回はご自身で考えてみてください。
そして写真家として生計をたてる。という言葉の中には写真の販売だけで生計を立てたい。という意味が込められて居ました。
しかし、自分の今までしてきたことや、して楽しかったことを考えると、写真の一枚でのパワーで全てを表し、心情や環境を伝えたい。というよりも、空間を作ったり、話をしたりする中で、自分の経験を伝えたい。ということをしたいと感じるようになりました。
それ故、写真家、風景写真家という肩書きで活動しているものの、それにはしっくり来ていませんでした。
先日開催した写真展では、芸術家と呼ばれ、それくらいざっくりした方が活動しやすいな。と感じました。
そして、そもそもなぜ写真を撮り続けているのか。という根本的な心理についても考える機会を増やしました。
その結果、写真が大好き。という事に変わりはないものの、旅や移動が大好きだという結論に至りました。
思い返せば小学生低学年の頃、近所の同じ通学路の幼馴染と下校中に毎日同じ通学路に飽きるので違う道で帰ろうと言う話になり、当時語彙がない我々は違う道を歩むことが近道だと信じ、近道するぞ〜!!と言いめちゃくちゃ遠回りをして、下校していました。
知らない道のどきどきワクワク感や、知っている道に出た時の安堵感や、知らない世界を開拓した知的好奇心に火を着けていました。
そしてもう少し大きくなり。僕らの小学校では小学4年生から学区内のみ自転車を使うことが許されていました。
そこで、また新たに移動手段を手に入れ、今までよりも広い世界の開拓が可能になりました。
すぐさま校則を破り、隣の学区やその隣の学区、その隣の学区などどんどん活動範囲を広げ、それが生き甲斐でした。
時には先生にみつかり、怒られることもありましたが、そんなしょうもない言葉に耳を貸すわけもなく、ひたすら動き続けました。
そして高校生になり、バイクに乗り始めました。
新たな移動手段です。
これまた感動。
とうとう県を跨げるようになったのです。
岡山県の小さな街から鳥取県の小さな町に出られるようになったのです。
これは革命。
それが楽しく、毎日毎日走り続けました。(暴走族とかではない)
そして行動範囲が広がるにつれ、綺麗な景気を見に行くようになりました。
元々綺麗な夕焼けを携帯で撮ったり、ツーリング先の景色を撮ったりしていましたが、どうせ時間とガソリン代をかけて行くなら美しく残した。と思い、ツーリング仲間の友達とカメラを買いに行きました。
厳密に言うと幼少期から家にあったデジカメには興味があったものの、貧乏家なので自分のものを買ってもらったりする機会はなく、高校生になりアルバイトを始めたタイミングでの購入となりました。
そうして写真人生が始まり、学校の前に朝日を取りに撮影に行き、その足で学校に行き、授業が終わればバイクに乗り写真を撮りに行く。と言う生活をずっと続けていました。
それが僕の人生の根底にあるので、今後としては、旅を続ける。と言うことが課題であり、テーマである。それを続ける為の活動資金の確保として写真の撮影や販売を行っていると感じるようになりました。
それに気付くまでは写真の販売での収入源に注力し、無限に稼げない日々を過ごしていました。(まだ稼げてない)
それでは最重要な旅が続けられません。
本末転倒。
それは良くないので最近では写真一枚でのパワーを減らしたグッズの販売を開始し、旅資金の確保へと舵を切り始めました。
先月からリニューアルオープンをしたオンラインサイトhttps://goya-kazumoto.com/ にて今季から始まったマグカップの販売を開始しております。
今後やポストカードやキャンドル、ロンTや、キャップなど僕が撮影してきた写真を生かしたアイテムの展開を予定しています。
そしてそれでも尚、写真が軸の事業になってしまうとプライドが邪魔をして、価格を安くできないため、もう一つ写真から遠ざかった事業をしたく考えています。
少し前にはカフェ×ギャラリーを運営し、自分の写真の常設会場を作り、魅せる場、売る場を作ろうと思い考えていましたが、色々考えた後今はサウナ×ギャラリーを計画しています。
僕がバンライファーとして持ち家を持たず生活しているが故に日本全国の温泉を巡っているのですが、その際、サウナにはまりいいサウナを探して日々探しているので、その経験値を元にしたサウナを作りたい。と言うのと、たまに拠点に帰った時に、友人と公共のサウナに行くのですが、黙浴が主流な故ほとんど喋ることができず、大切な時間を消費してしまいます。
既存のプライベートサウナに行くことも選択肢ですが、自分のサウナを持ち、自分が旅に出ている時の収入源も作る必要があるな。と感じているので制作を考えています。
それらをしながらも写真を撮り続け、国内はもちろん、海外にも早く行きたく考えています。
やることたくさん。少しづつ頑張ります。
また進捗あり次第ご連絡致します。どうぞよろしく。