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彷徨音痴
どうもこんにちわん。忢刄です。
先日、どうしても賞を取りたいフォトコンテストがあって、二週間前くらいからデータセレクトを行い一週間前からプリントを開始したものの、結果応募締め切りの当日まで終わらず、徹夜で仕上げることに。
フォトコンに応募する上で一応大切になってくるのがタイトル。
それを一人で夜中にコツコツと考えていたんですが、、
一つ霧がテーマの組写真があって、そのタイトルをずっと考えてて、
自分の中では写真の中に出てくる道を副題にしてその道をどんどん進むうちに森に彷徨う感じのタイトルを付けたくて
自分の中の単語をどんどんピックアップをしていきました。
彷徨う
方向音痴
No direction.
霧理心中
霧彷
fog
どうにか霧と意味を絡められ無いかをひたすら考えていました。
その中で”方向音痴”を入力中に突如変換に現れた”彷徨”という文字に違和感と興味を抱きました。
調べてみると”さまよう”の”彷徨う”の彷徨は、ほうこうとも読むと言う衝撃の事実。
そして当初タイトル案として出していた方向音痴を一旦整理。
向き×出来ない
という事、言葉の組み合わせ
それは道に迷う、道を覚えられない人が当てはめられる言葉。
その方向と同じ読み方の彷徨を入れ替えて意味を考えてみると
彷徨う×出来ない
という言葉の組み合わせになる。
つまり彷徨えない。
という単語の完成。
同じホウコウオンチという文字列でも真逆の意味になることが面白く感じました。
しかし、この作品には彷徨うを表現したかったので結局ボツ。
採用されたのは
諸行無常
万物はいつも流転(るてん)し、変化・消滅がたえないこと。
という言葉の意味が状況に当てはまり
無→霧に入れ替え
諸行霧常
というタイトルに決定。
当日消印有効の最終便になんとか間に合い一安心。
グランプリとってくれ!!!
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![Goya@絶景家](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14037455/profile_140058c6f43288226962d65ff4a22b2a.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)