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コーポレート・ガバナンス関連ニュース(2020/4/24)

米テスラ、GPIF元幹部の水野氏を社外取締役に

【注目ポイント(記事一部引用)】米電気自動車メーカーのテスラは23日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)で3月末まで最高投資責任者(CIO)を務めた水野弘道氏を同日付で社外取締役に迎えたと発表した。水野氏はGPIF時代に空売りに使われる外国株の貸し出し停止を決めている。空売り勢との対立に悩まされてきたイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に手腕を見込まれたもようだ。


積水ハウス、惨敗に終わった和田の乱

【注目ポイント(記事一部引用)】積水ハウスの定時株主総会が23日、大阪市で開催された。前会長の和田勇氏らが和田氏を含む11人の取締役候補を株主提案し、阿部俊則会長ら現取締役の刷新を目指して注目されたが不発に終わった。株主側候補者は誰も取締役に選ばれず、事実上の惨敗と言える。2017年の地面師事件(積水ハウスは55億円の損失を計上)の責任追及などコンプライアンスを前面に掲げて戦った株主提案側だが、機関投資家の賛同を得られなかったようだ。


関電、橋下徹氏の社外取締役起用を拒否へ 

【注目ポイント(記事一部引用)】関西電力が、筆頭株主の大阪市から提案を受けていた橋下徹元市長の社外取締役起用を拒否する方向で調整に入ったことが20日、分かった。月内の取締役会で最終的な結論を出す。6月の定時株主総会では、関電側がまとめた役員人事案を提案するとみられる。


三陽商会、米ファンドの株主提案拒否 経営陣刷新など

【注目ポイント(記事一部引用)】三陽商会は23日、同社に約6%出資する米投資ファンド、RMBキャピタル(イリノイ州)が5月末の株主総会に提出する株主提案を拒否することを決めた。RMBは中山雅之社長ら現経営陣の総退陣と外部からの経営人材の登用を勧告。三陽商会とは水面下で交渉していたが、折り合えなかったもようだ。株主総会では委任状争奪戦(プロキシー・ファイト)に発展する可能性もある。


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