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杏林大学 医学部 数学の分析【プロ講師による分析】

ゴウカライズについて

ゴウカライズはプロ講師と優秀な学生講師がタッグを組んで、大学受験に向けた指導、学習マネジメントを行う画期的なオンライン塾です。

学生講師のみが指導に当たる他塾と比較し、経験豊富なプロ講師とのタッグで指導に当たる点は大きな強みです。

また、代表講師は医学部・獣医学部にも精通しており、その方面の受験にも強い塾になっています。
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杏林大学医学部一般選抜における数学の試験形式や出題傾向、対策についての詳細です。

試験形式と目標点

  • 試験形式

    • 試験時間:60分

    • 大問数:3 or 4題(近年は安定して3題)

    • 解答形式:全問マークシート方式

  • 目標点
    クセが強い問題が多く、年によってかなり難しいため、得点目標はその年の難易度に応じて50~70%程度です。
    難しい年でも合格最低点は比較的低いため、5割程度の得点でも合格可能性があります。

出題傾向

  • 頻出分野
    数学Ⅲを中心に、以下の分野からの出題が多いです:

    • ベクトル

    • 確率(高難度有名テーマが出題されることも)

    • 二次曲線(離心率などマニアックな内容も含む)

なお、2024年には複素数平面が出題されました。

  • 特徴的な問題

    • 確率では有名テーマ(例:巴戦、ポリアの壺、破産の確率など)が頻出。これらのテーマについては参考書(合格る確率、解法の探求)やインターネットで調べておくと良いでしょう。

    • ベクトル問題は比較的簡単な年が多く、その際は確実に完答を目指します。

    • 二次曲線の出題も多く、準備が必要です。

  • 試験全体の傾向
    問題には癖があり、難問も含まれるため、すべてを解き切ることは難しい場合があります。
    そのため、「解ける問題を確実に得点する」姿勢が重要です。

対策方法

  1. 過去問演習
    杏林大学特有の癖や誘導形式に慣れるため、過去問演習を行いましょう。時間配分や解答順序も意識して練習してください。

  2. 高難度テーマへの対応
    確率や二次曲線などの高難度テーマについては、有名な問題パターンを押さえておくと良いでしょう。
    特に確率では「破産の確率」や「カタラン数」など特殊テーマへの理解が役立つ場合があります。

  3. 時間配分練習
    限られた試験時間内で効率よく得点するためには、解ける問題から着手し、難問は適宜飛ばす判断力も必要です。

まとめ

杏林大学医学部の数学は、短時間で癖のある問題に対応する必要があります。
頻出分野を中心に対策しつつ、過去問演習で時間配分や誘導形式への慣れを養いましょう。
また、難問が含まれる場合でも合格最低点は比較的低めであるため、「解ける問題を確実に得点する」戦略が鍵となります。

また、情報には一部誤りを含む可能性があります。正確さが必要な点については、公式ページの情報をご確認ください。

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