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埼玉医科大学 数学の分析【プロ講師による分析】

ゴウカライズについて

ゴウカライズはプロ講師と優秀な学生講師がタッグを組んで、大学受験に向けた指導、学習マネジメントを行う画期的なオンライン塾です。

学生講師のみが指導に当たる他塾と比較し、経験豊富なプロ講師とのタッグで指導に当たる点は大きな強みです。

また、代表講師は医学部・獣医学部にも精通しており、その方面の受験にも強い塾になっています。
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試験形式と目標点

  • 試験形式

    • 試験時間:50分

    • 大問数:4題

    • 解答形式:マークシート方式
      (前期・後期ともに基本的な形式は同じ)

  • 目標点
    大学が公表している一次試験合格最低点は6割前後。
    これを踏まえ、難易度次第ですが数学は65%~75%を得点目標とするのが理想的です。

出題傾向

  • 大問構成

    • 大問1:小問集合
      様々な分野から出題されるため、幅広い基礎力が必要です。

    • 大問2・3:微積中心
      三角関数やベクトルも含まれることがあります。近年では図形的な問題(メネラウスの定理や面積比など)が頻出しています。

    • 大問4:確率
      確率がほぼ固定で出題されますが、2023年度後期では整数問題が出題されたこともあります。確率漸化式が出ることも稀にあります。

  • 特徴的な傾向

    • 確率が頻出。型にはまらない問題が多い。

    • ベクトルの問題ではメネラウスやチェバの定理が有効となる場面が多いです。

詳しい対策方法

  1. 小問集合(大問1)
    小問集合は満点を狙いたい部分ですが、難しい問題に時間をかけすぎないことが重要です。
    解けそうな問題を優先し、テンポよく進めましょう。

  2. 微積・図形(大問2・3)
    微積中心で比較的簡単な問題が多いため、ここでほぼ完答を目指します。特に図形問題ではメネラウスの定理や面積比といったテーマを押さえておくことが重要です。
    また、ベクトル問題でもメネラウスの定理やチェバの定理などを活用できる場面があります。

  3. 確率(大問4)
    確率は最も難しいことが多いため、完答にこだわらず部分点を狙う戦略が有効です。
    また、確率が頻出だからといって、この大学の対策に確率の分野別問題集が有効というわけではありません。難しさは確率の考え方よりも、数え上げの難しさによるものが多いからです。
    とはいえ、確率自体が苦手では厳しいので、最低限確率の勉強も必要です。
    過去問演習を通じて型にはまらない問題への対応力を養いましょう。

  4. 時間配分練習
    試験時間は50分と短めであるため、テンポよく解くことが求められます。特に確率に時間をかけすぎて他の大問でケアレスミスをする事例もあるため、全体のバランスを意識した時間配分を心掛けましょう。

まとめ

この試験は、大問4(確率)が難しい場合がありますが、それ以外は比較的易しい傾向にあります。
ただし、試験時間が短いため、テンポよく解く力が求められます。
数学が得意な受験生であれば確率さえ克服すれば満点も狙えます。
一方で満点を狙いすぎて他の部分でミスをする事態も多いため、高得点を目指す立ち回りを過去問演習でしっかり身につけることが重要です。
また、この大学は偏差値的にも狙いやすく、問題傾向も一定しているため対策しやすいと言えます。
過去問演習と頻出テーマの確認を徹底して準備しましょう。

また、情報には一部誤りを含む可能性があります。正確さが必要な点については、公式ページの情報をご確認ください。

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