文系大学院の合格体験記
1.軽く挨拶
初めまして。miyaと申します。先日、院試が終わりまして、受験した2つの大学院から、合格をいただきました。合格ほやほやですね。
そんなホヤホヤな私がnoteを始めた理由は、文系大学院の情報の少なさから、自身が受験生時代、かなり、勉強方法や院試の実態把握に困ったからです。そのような悩みを持った皆さんも多いと思いますので、私の体験が一助となれば、幸いです。
noteでは、無料記事で、院試勉強での体験や、大まかな参考書などの勉強法、有料記事で、第一次試験を無双した(昨年倍率18倍であった大学院入試を突破)論文の書き方や、対策が難しい専門の勉強法(主に社会学や教育社会学)を具体的記しながら発信していきたいと思っております。有料にも着手する理由は、シンプルに、これを習得するのに、結構な時間とマネーを使ったため、教えたくないからです。笑笑
今回は、初回ということで、ラフめに合格体験記を書いていこうと思います。なので、皆様もラフめに見てくださると嬉しいです。
2.自己紹介
miyaと申します。大学院を、外部から受験したものです。東京一工のどこかに進学予定です。専門は、社会学の手法で教育を扱う「教育社会学」です。学部では、「教育学」を専攻しておりましたが、なぜか、大学院では、後ろに社会学もつけることとなりました。この社会学がついただけで、やったこともない統計にボコボコにされ、非常に辛かったです。今も辛いです。皆様、どうか、お気をつけください。
さて、お気付きのように、私は、専攻を変えております。実際、受験したのは、教育学ではなく、社会学の研究室ですし、その受験問題です。このような専攻を変えた私の合格体験記は、大学時代と異なることを大学院で行いたいと考えている人にとっても、うってつけのnoteになっているということですね!!!素晴らしいですね!!!
もう、相当うるさいと思うので、早速、合格体験記書いていこうと思います。主に、受験勉強開始時期、大まかなスケジュール、使用した参考書(英語のみ)を書いていきます。また、当日の様子については、別記事で、無料公開いたします。この合格体験記記事は、こうした方がいいよというより、こういう院試受験生生活を送ったよを書いているものなので、参考になるかは、わかりませんが、こういう人もいるんだと思っていただけたら嬉しいです。笑
3.問題形式
私が最終的に第一志望にしたところは、
英語→長文2題の中に、和訳問題4文
専門→以下二つ
1.論文1題(かなり難しい)
2.語句説明問題(10問から5問を選ぶ形式のもの)
でした。このような形式は、文系大学院では、多いと思われます。
4.受験勉強開始時期
→ズバリ、2020年12月です
これは、結構早いそうです。説明会の時、院生の方と話す機会がありましたが、4月から行なっていた方が多かったです。(内部生は6月という方もいた)ですが、外部受験の場合、これくらい前からやらなければいけないのではと個人的に思います。まず、情報取集して、自分の勉強スタイルを確立するのに、時間がかかります。私は、3ヶ月かかりました。かかりすぎです。外部受験は、特に早め早めの行動が鍵であると思います。
5.スケジュール
ざっと院試までの大まかなスケジュールを、苦痛の叫びとともに、書いていきます。
12月 受験勉強開始:過去問を見て絶句する。一つもわからないし、未来の自分もわからなそうである。とりあえず、英語も専門も毎日やってみる。(5.参考書で使ったものは記します)専門は、何冊か本を読んで、知識を蓄えようとする。だが、過去問の説明問題の語句が一向に読んでいる本に出て来ず、焦る。
1月-4月 英語は上記継続&専門は、過去問の問題が、どの書籍から出ているのか模索&研究計画書執筆開始:研究計画書は、早く書いた方がいいということで、始めた。書き方などはわからなかったため、それっぽい本を買って、体裁を学ぶ。専門は、相変わらず、勉強法が定着しなかった。
5月 志望校変更:ここでまさかの志望校変更。ランクを下げたわけではなく、もっと魅力的な研究室を見つけてしまう。対策問題も大きく変わった。英語は、毎日やっていたものを、2日おきに変更。その分、専門の時間を増やす。
6月 研究計画書題目変更:自分が行おうとしていた研究が、まさか他の方がもうすでにやっていたことであると見つけてしまう。(自らの調べ不足)また、一から題目を設定し、卒論につながるようにした。また、9月卒業のため、卒論も忙しすぎた。狂った。ここでやっと専門の勉強法が定着。
7月-8月 焦りMAX:6月に昨年度の院試問題が公開され、見てみると、傾向が変わっていた。狂った。再度、どこから、出ているのかを把握するため、英語は3日起きに勉強するに変更し(単語は毎日)、あとは、専門に回した。また、研究計画書は、提出3日前にやっと完成した。本当に、狂った。
9月 本番:色々あって大変だった(別記事に詳しく書きます)
ざっとこんな感じです。志望校変更&研究計画書を仕上げるのに、半年かかる&研究室訪問に行かない(面接で初めてお会いする)という、波乱万丈院試生活を送りました。もう二度と戻りたくありません。みなさんには、いち早く、過去問を研究し、どこから出ているのかを把握(やり方は有料記事の方で紹介)、そして、自らの勉強法を確立させることを早めに行い、心の健康を保ってほしいものです。
6.参考書
最後に英語の勉強で使った参考書をご紹介します。
英語で使ったものは、以下のものです。他のブログには載ってないものもあり、参考になるのではと思います。主に、単語、文法、読解に分けてご紹介します。
単語編
単語は、3冊紹介いたします。
⓵院単―大学院入試のための必須英単語1800
⓶単語王2202
これらの単語帳は、院試では、定番なものですよね。正直、片方だけでは、東京一工を目指す受験生には、足りないのではと思います。過去問を見ながら、わからない単語を後ろのページにある、辞書機能で検索し、過去問の単語が載っているのか、チェックすることをお勧めします。
⓷英熟語ターゲット1000 5訂版 (大学JUKEN新書)
これは、意外と言われていないのですが、個人的に熟語が非常に大切だと思います。実際、私が、受けた大学院は、必ずと言っていいほど、熟語が出ていました。それは、知っていなければ、意味を予測することが、不可能なのではないかと言ったものも多々和訳の問題で出ておりました。ターゲットに限りませんが、受験生時代に使った、熟語帳は、参考になると思われます。
文法編
⓵大学院入試の英文法
これも定番ですね。特に、基礎的なものを固めたい方にお勧めです。
⓶詳解 大学院への英語
これは、もう神というほど崇めていました。文法もこれでかなり、院試に対応できるようになりますし、読解法も同時に学べます。私は、文法書、読解本として、メインで使用しておりました。
読解編
正直、これは、選ぶのに、苦労しました。今の所、解説が豊富であり、わかりやすい院試の長文読解書を、私は院試勉強中に、見つけることができませんでした。ですが、時間内に長文を読む力というものは、必要であると思い、一応、何冊か購入し、時間を計って、問題を解く練習をしておりました。また、過去問も公開されている分行いました。
⓵詳解 人文科学系大学院への英語
7.最後に
長々とありがとうございました。これを読んでくださっている皆様は、現在、文系大学院という未知なるものに対する不安でいっぱいの方が多いのではと思われます。大学院受験は、孤独との戦いで、辛いことが多いと思われます。
ですが、終わりは必ずきますし、なるようになります。皆さんのご希望叶うよう、祈っております。
私自身もこれから、たくさん、文系院試情報を無料、有料で発信していきます。是非フォローしてくださると泣いて喜びます。また、家庭教師で、論文指導も行なっておりますので、お気軽にツイッターにご連絡、お声がけください。