残詩 #67

ゆがんでいくカレンダー
腕時計の日付けの部分をいじっていないからだ

いい意味で

つけられても

近づいてくるサイレン
そして
遠ざかっていく

僕は何もわかっていない
PCのゲームのやり方も

タイミングの問題か

夜中に食べるチョコレートのうまさ

明日か
明後日か
そのまた先か
僕は虫歯になるだろう

そのときにならなくちゃわからない
その繰り返し

タバコさえ与えてくれればそれでいい

何も言わない言葉がほしい

あふれかえるメッセージに
僕はもう飽きてしまった

そんなこと言ってたら
独りで生きていかなければならないのだろうか

それならそれで仕方ない

もうあきらめてしまおう

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