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【ノンストップライティング】‘21.12.6

幻想的なことを書きたい。が、むずかしい。サーカスのような、冬だからサンタクロースの存在についてとか。

サーカスを観に行った。中は暗かった。何かお菓子と飲み物を買って始まるのを待った。バイクが球の中を猛スピードで走り回った。ピエロがなんだかおそろしかった。小学生の頃の話だ。

幻想的なことは、僕のイメージに入り込まない。かと言って現実的なものだけでもない。矢印を自分に向けるか、外に向けるか。むずかしい問題だ。

大体において、僕は矢印を自分に向ける。日々三省する、みたいな感じだ。そこから何か生まれるのだろうか。今まで書けているということは何かを生んだことになるだろう。でも、流通しない、滞っている。

詩人は言葉を流通させる。僕はただ書くばかりで溜まっていくばかり。なんとか流通させたいと思うが、アイデアが見つからない。見つけようとしていないのか。分からない。

とは言えもう冬だ。サンタクロースは準備しているだろう。僕は欲しいものを願わないよ。素通りしてくれて構わない。できればサンタクロースの姿が見たい。それは叶わぬ願いだろうか。

白昼夢を見ているんだ。多分そうだ。ずっとずっとずっと。

マグカップのお茶を飲み干した。タバコを吸いたい。書き終えたらタバコを吸おう。緩慢なる自殺。吸いながら虚無について考える。生きるとは何かと自分に問う。答えはコロコロと変わる。陰と陽が入れ替わる。それでもまだ生きている。生きていく。

喉も渇いた。お茶を飲みたい。常温のお茶。

夕方になったら、たらればは好きじゃないけど、焼酎を呑もう。筋肉に負担がかからない程度に。そうして眠りを待つんだろう。多分、まだ明日は来るだろう。二、三日でどうにかなることではないはずだ。

ずっと僕は休んでいる。そう、ずっと。このままでいいと自己満足の中。

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