一歩目
とにかく一歩目を出す。言葉の一歩目。
どうなるかは分からない。
考えてしまうけど、どんどん言葉で埋めていく。
こんな方法じゃダメかもしれない。
その繰り返し。
ただ好きなだけ。それだけで書いている。
書くことについて書く、というのは僕の悪いクセ。どうしてもそこにはまり込んでしまうときがある。今、その真っ最中。
止まってしまった。
ダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだ。
ただここにいる。それをさらけ出す。
ストーリーは無い。メロディも無い。
僕が行きつく先はどこなのだろう。
とりあえずもう少し生きてみる。とりあえずもう少し書いてみる。
面白い何かがありそうな予感もする。
「おまえ、死ぬなよ」
と言った恩師のことを思い出す。
とりあえず生きている。それでいいか、と自分に言う。
ダメならダメないに何か書けるだろう。人生は続いていく。
フワフワとネット上に浮かんでいる文章、そこに僕はいる。
本質なんてない。
駄文を書いて満足できるのは幸せだ。
また一歩ずつ進む。
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