近くて　遠い

海へ行った　クルマで　僕は　サザエの壺焼きを　久しぶりに食った

志賀島　クルマで　一時間弱　母と

帰ってきたら　うまかったことを思い出しながら　眠ってしまいたくなった

海は大きい　突っきる橋
この国の良いところ　外国には　あんまり　行きたくない

サザエの壺焼きはあるだろうか

もちろん　外国が　嫌いなわけじゃない
もう海外へ　行く勇気がない

韓国は　好きだ　韓国語は　おもしろい
プェッケスムニダ　響きがいい
タッカルビ　食べてみたい
すぐ　そこなのに　すぐには行けないだろう
このご時勢と　あの国の人たちが　僕に抱く印象とは
確かめてみたい　でも今はできない

海を走る　またいつか
サザエの壺焼きが　食べたくなったら

夕方からは何をしよう
カイキンカンチューハイ　解禁缶チューハイ
呑むか　呑むとき　呑めば
コンビニは　近いが　遠い　今の僕には
クルマには　もう今日は乗らない

雨も降らない予報
歩け　歩け　呑みたいならば
クーポン券が　あったなあ
コンビニが　僕を読んでいる

海は　僕を呼ばなかった？

さてさて　バラバラの思考は　いつか結びつくのか
風が吹いた　答えはどうだ

頭をかく　少しずつ　暗くなっていく

暗　晴　似てるなあ　実に似てる