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悔しいから書くことができる

私は小さい頃から虐げられてきた気がします。その思いは、時折フラッシュバックすることがあります。心の中に刻まれた傷痕は、簡単には消えません。

そんな時、私は八つ当たりをするわけにはいきません。もし感情を爆発させたら、逆に相手から逆ギレされるだけです。それでは何も解決しないし、自分もさらに苦しくなるだけです。

だからこそ、私はとにかく書くことを選びました。文章に自分の気持ちを綴ることで、心の重荷が少しずつ軽くなるのを感じます。書くことで、自分を救う手助けになっているのです。

書くという行為は、私にとって単なる発散ではなく、自己表現の手段でもあります。誰かに理解してもらうためでも、同情を求めるためでもありません。自分自身のために、心の中の混沌を整理し、言葉に変えるのです。

これからも、私は書き続けていきたいと思います。虐げられていた思いは消えないかもしれませんが、それを抱えながらも前に進むために。悔しいからこそ、私は書くことができるのです。書くことで、少しでも前向きな自分になれるように、そしていつか、自分自身を完全に受け入れられる日が来ることを信じて。

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