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【シティ優勝】闘オーガポン採用!? 古代バレットの新たな風を求めて。

おはこんばんちは。ごっつです。

好きなHUNTER×HUNTERのキャラは
モラウです。

アツい男、好きですねぇ。

さて先日シティリーグで優勝した"闘オーガポン入り古代バレット"についてデッキ作成・プレーヤー本人の視点から解説をしていきたいと思います。

古代バレットとしては珍しく 闘タイプのオーガポンが採用されています。

主に古代バレットが苦手とするリザードン対策札としての役割が主ですが、デッキ作成時のコンセプトや対面ごとの立ち回り、通常の古代バレットと比べて明確な強みとは何か。紹介出来ればと考えてます。

このnoteは僕自身の思い出残しみたいなもんなんで全文無料とさせて頂きます。冷めないうちに出したかったので文面雑な部分や分からないところあるかもしれません。

何かあれば気軽にDMなどでご指摘下さるとありがたいです!
気が向いたらどんどん修正・追記していくのでいいねやブクマ等しておいてくださいね。

では早速、
「ゆっくりしていってね!」


I.古代バレット 長所・短所



自分の構築の話に入る前に、まず純正の古代バレットが現環境上どのような特徴のデッキであるか自分の評価をもとに長所短所を挙げてみました。

-◎長所-
①盤面復帰が早い
②カースドボムに比較的強い
③非exデッキ特有のサイドレースの強さ
④タケルライコexに強い
⑤Tier3全般に強い

-△短所-
①初動に若干の不安
②リザードンex、ドラパルトexに不利
③詰みデッキの存在(オンバーンex等)


はじめに長所から。
メインアタッカーであるトドロクツキのHPが140である点やブーストエナジーのお陰で環境デッキ御用達のヨノワール/特性カースドボムに対して抗うことが出来ます。

スーパー賛否両論オバケ

その上古代バレットは たねポケモン主体+オーリムや夜のタンカ等の存在により盤面復帰が簡単なのでシティリーグでも十分戦えるデッキという評価をしていました。

また非exデッキ特有のサイドレース強さがあり、
特にタケルライコに強い点がgood。

次に弱点について。
オーリムはエネがトラッシュにいかないと使えず、イキリンコも入っていない構築が多い (個人的には入れるのもアリ) ことで、初動で動ける幅が限られており、安定感に少し懸念があります。

そして古代バレットを握る上で避けては通れない弱点、リザとドラパが重い点ですよね。

近々のポケカでタケルライコexと並んで2トップの一角という印象が大きいリザードンex。

2トップのシャドーポジションで週によってリザードンより数で勝ることもざら、ドラパルトex。

この2つに遅れをとっていること、これが古代を握ることを躊躇させてしまっている最大の原因なのかな〜と。

Ⅱ. デッキ作成の経緯

完全マイエピソードで申し訳ないです。
少しだけお付き合いくださいませ。m(_ _)m

時は遡り、シティ2週間前...

▽残り14日.. レジドラゴ握る。しっくり来ず
▽残り12日..テラパゴスでジムバ参戦。大プレミ
▽残り8日.. ミライドン、ジェネレーター0HIT
▽残り5日.. 得意のサーナイト、リザにKO

迷走を重ね、菩薩みたいな顔になってました。

▽残り4日.. 古代バレットに目をつける。

思ったより好感触。色んなデッキと十分殴り合えるしどの対面も「古代を溜めてドーン!」を目指すのでシンプルでよろしい。

ついに掴んだ希望の光。しかしリザ・ドラパ問題に突き当たります。

「せめてどっちかだけでも克服出来ないものか..」


「やあ。」

ピカーン💡 希望の光、シーズン2。
特性でリザを挫き、
   技でオンバーン/テラパゴスをも挫く。
短所③の詰ませデッキに弱い点も克服出来る。
完璧な補完。組まない手はありませんでした。


Ⅲ.デッキレシピ

【デッキコード】FkFVw5-MRYWdF-vFkFkk

実際にシティリーグで使用したレシピです。

他会場で優勝していた古代バレットのレシピを参考にし、モモワロウやマシマシラ、ダークパッチなどデッキの回転率に影響しない札を入れ替え、オーガポンや闘エネルギーの枠にあてています。

なので、めちゃくちゃ玄人向けのデッキという訳でなくむしろ従来の古代バレットより戦い方が分かりやすくなっているかと思います。


◇採用カード

採用カードについて注目カードのみ抜粋して解説します。

オーガポン いしずえのめん 2枚

メインコンセプト。
ここは2枚採用。1枚は個人的にはナシ。
2枚かそもそも入れないの二択だと思ってます。
主にリザードン戦でのメインアタッカーになります。
たま〜にどうしようもない時にサーフゴーexなど特性持ち主体デッキに対して時間稼ぎ用に盤面に置く事もあり。

主な使い方はここで書くと長くなるので後で詳しくみっちり解説します。


イダイナキバ  4枚

高いHPと唯一無二の上技で、スタートポケモンとしても優秀な点を評価して4枚採用。
序盤相手の立ち上がりが遅い時、こちらの回りが良い時は じばんほうかいを使っていきます。

ふしぎなアメや釣竿タンカ、ナンジャモなど2進化デッキ相手にうまく当てれるとカースドボムや手札干渉の回数を減らすことが可能。

相手は時間をかけてるとこちらが古代をトラッシュに溜めていってしまうため 早々に倒されることが多く、あまり場残りは気になりません。

終盤LOプランに切り替える場合も4枚あると複数体構える際に楽です。

練習やジムバトルでは基本闘エネを貼って下技を使うケースもありました。


コライドン 2枚

超電ブレイカー収録。期待の新アタッカー。
トドロクツキに比べると性能は劣りますが、サブアタッカーとして十分。

キチキギスexやロトムVを倒せるのでボスの司令を引いて勝ち の様な場面でトドロクツキを盤面に置き直せない場合の最終アタッカーになったりもします。なかなか器用で使いやすいポケモン。

ミライドンやテラパゴス戦ではメインアタッカーとして躍動。シティでも大活躍だった為、やはり入れて良かったカードでした。


かがやくゲッコウガ 1枚

どうやらXやnoteにて古代バレット研究界隈では要る派と要らない派で分かれている模様。
「カースドボムやごっつあんプリファイのエサとなるから弱い」みたいな意見も見られます。
そこで僕が辿り着いた答えはこれです。

「要る要らないで言ったら"要る" 。盤面によって出すか出さないか、プレイングで選べばいい」

エネや大地の器とボールはあるのにサポートが無い...。なんてことはザラにあります。

たとえポケギアやポケストップを最大枚数4枚入れて引けるようにしたとしてもです。

ポケカがどれだけ上手くてもケアしきれません。
カースドボムが とか言ってる以前の問題ですね。

逆に「ここはカースドボムが来たらまずいしデッキは回ってるから出さない」

「ボム+手札干渉は来そうだけどベンチアタッカーを育て切って山を薄くしてボスを狙った方が勝機がありそうだから出す」

などプレイヤーの回し方である程度対応可能だと思ってます。

山を2枚引ける効果はかなり強力だし、オーリムを使う上でシナジーも完璧なので、
デッキには入れておく。使うかは選ぶ。が良いのではないかと。

実際シティではかがやくゲッコウガ のお陰で3戦拾いました。それくらいのパワーカード。

引けるのは入れた者のみ


シークレットボックス 1枚

候補はパーフェクトミキサーとアンフェアスタンプ。ミキサーは山札を操作できる点を評価してて、最後まで候補でした。

アンフェアスタンプはドラパルトに勝てなすぎて前日夜にベッドの上で閃いて入れるか悩んだ枠ではあります。結果入れずに正解。

今の環境キチキギスで引かれてしまうし以前ほど強力では無さそうです。ただミラーの機会が増えた時に出遅れた際ワンチャン勝ちを拾えるかもしれないカードなので差別化は出来てそう。

まあ色々考えた上で古代最強のエーススペックはこのシークレットボックスですかね。
いつ引いてもつよつよでした。
ぶん回して勝つ is 正義。

基本悪エネルギー 6枚
基本闘エネルギー 2枚


この闘エネルギーが意外と便利で闘オーガポンの技で使うだけでなく、イダイナキバやコライドンの下技を使う際にも役立ちます。
エネルギーの色も役割も色々あって綺麗に収まっててお気に入り。


◇候補カード

モモワロウex

これはモモモラウ×モラウ

アツい男、好きですねぇ。

カビゴン封殺札。この1枚でカビゴンに対して有利か不利か変動します。
本当は入れたかったので最後まで悩みました。

予選で1回当たるか分からないカビゴンを見るよりも、トナメ含め1〜2回は当たりそうなリザードンに勝てるようにしよう!という方針に決めたため今回は断念。

exポケモン3体は要らない対面でスタートしちゃう可能性もありますし。


マシマシラ

ほぼドラパルトだけの対策札。ピジョット型ドラパに対しては有利に立ち回れるようになります。

が!最近の流行はボム型。アドレナブレインを複数回使う前に狙われる事も増えた為、最近は機能しなくなっている印象。

ピジョット型が再び流行り出した際に再度検討する枠かなと思います。

ダークパッチ
マシマシラが無い分、無くても回ります。

グラビティマウンテン

リザとドラパを一応両方を見れるカード。

研究が追いつかず、確実にどちらかに勝てる様に方針を固めたため不採用。


Ⅳ.【闘オーガポン型古代バレット】環境での立ち位置

            引用: ポケカブック様

僕が大会1週間前に考察してた週の楽園ドラゴーナ環境のTop16デッキ割合です。

【Tier1 】          リザ ライコ
【Tier2 】          ドラパ ドラゴ ルギア
【Tier2.5 & 3  】イバラ〜サーフゴー

と定義します。この表を見るに多くのTier3のデッキ達と五分〜有利で渡り合える様に思えます。

この"Tier2.5, 3に対して強い"という部分も僕が古代バレットを選択した大きな理由の一つです。

テツノイバラからサーフゴーまで割合を集計するとなんと30.6%! リザとライコを合わせた割合(29.1%)より多いというなんという異常気象。

「タケルライコに強いデッキ持ってきたのに全然当たらんかった...😭」 って言う人が出てくるのもこの環境ならむしろ当たり前と言えるのかもしれないですね。

群雄割拠・戦国時代真っ只中の現環境を生き抜くためにはTier1だけでなく、Tier3まで全体的に勝てるデッキを選択する必要がありそうですよね。
むずかしすぎる!

さて、闘オーガポン型古代バレットは環境に対して有利不利関係はいかがなものでしょうか。

塗り絵大作戦

塗っただけ。超手軽でおすすめ。
自分が使っているデッキが環境に刺さっているか、はたまた険しいのか。簡易的ですが大体把握することが出来ます。

今回仕事の関係で練習時間をあまり確保できておらず、「勝率70%」みたいに細かい数値で色分けはしてません。ざっくりでお許しを。

こう見るとやはりリザードンに有利という他の古代に無いアイデンティティのお陰でより広い対面を見れているなーと感じます。

この表を見ると握ってもいいなって思えてきますよね。

ドラパルトには俄然不利ですが、1回予選で当たって負けること込みで他対面で集中して勝てれば見込みはあると思い、このデッキを使う決意を固めました。


Ⅴ.各対面での戦い方・立ち回り

ふ〜書くのに疲れてきましたね。でも楽しい。
各対面での戦い方をTier1,Tier2中心に解説したいと思います。

立ち回りということで忘れてましたが、全対面このデッキはじゃんけんに勝ったら後攻を取ります。サポート込みでしっかり回したいので。


◇タケルライコex

有利。最近はおまもりが抜けてハンド干渉もナンジャモ1枚のぶん回し型が主流となっているためより勝ちやすくなっている印象。

ポケモンキャッチャーで呼ばれたり、最後のハンド干渉が来ても大丈夫な様アタッカーを育てきれるとベスト。

サイドレースでかなり有利を取れるので多少出遅れてもブライアを撃たれない様、エネ付きのオーガポンから狙っていければ最大3枚差からでも捲れます。

ブーストエナジーの付け先が重要で、3枚要求を押し付けたい場面 (オーリムの要求を課すなど) で貼れるとより勝率が上がります。


◇リザードンex

有利。このデッキの真骨頂。この対面では特殊なバトルスタンスを用いて戦っていきます。

〜奥義①・二枚仮面の陣〜

基本非exは最初の1体のみで、そこからポケストップやサポートを使ってデッキを回していき、オーガポンに確実にエネルギーを付けていきます。

古代ポケモンが場にいる際はオーリムから使うようにします。探検家の先導は古代ポケモンが倒された後でも使えるので。

エネルギーを手貼り出来ているのであればリソース管理のため、探検家の先導を使わないケースも多々あります。
そこは練習で肌感を覚えていきましょう。

探検家の先導ではスーパーエネルギー回収、夜のタンカ、釣竿、手帳といった回収系のカードを最優先に選ぶようにします。
サポートは最悪選ばなくても大丈夫。

基本的にシティリーグ(特にトナメ)では非ex1体とオーガポン2体+釣竿や夜のタンカでもう1体立てて3体押し付ける形で戦っていきます。

これには理由があって、トーナメント戦のルールが大きく関係しています。

「サイド2枚以下の場合、少ない方の勝利」とあります。

非exの2体目を出してしまうと、オーガポンをカースドボム2回などで取られてしまった場合、うまく相手に時間を使われて負け。というケースが生まれてしまいます。

オーガポン1体目が突破されることはよくありますが、2体目以降倒すのはかなり要求が高い為、そこで一気にボスやカウンターキャッチャーでヨマワルやヒトカゲを狙って勝負を決めにいきましょう。

しかし、シティ予選に関しては時間切れが1番もったいないので、やむを得ない場合非exの古代ポケモンを出してオーリムで引きにいく動きを取ったりもします。

そこの塩梅は時間を計りながら練習を重ねるしかないです。ペースを身体に染み込ませながら、こちらは時間を使わずに最短でプレイする様心がけましょう。

リザードン側が勝ち筋を追って時間をかけてしまうのはある程度仕方ないと思いますので。


◇ドラパルトex

不利。ボム型に対してはHP130を場に出さずケアしたとしてもファントムダイブで調整されてしまう為あまり意味無し。

むしろゲッコウガ を出して山圧縮して行った方が勝てるのではないかとも思ってます。

ドラパ側がエネルギーを十分に貼れて無い場合、最後ワンパン出来ればギリギリ間に合う可能性が出てくる為、諦めずに多少強引でも古代をトラッシュに溜めることを意識します。

ゲッコウガ などにファントムダイブを乗せておき、輝くフーディンでベンチのトドロクツキに移し変えてボム+ファントムダイブでバトル場と2面取りを狙ってきます。

少しでも要求を上げるためにブーストエナジーはベンチに付けるよう意識しましょう。

まあきつい。ドラパが増えたら古代バレット自体握らないのがおすすめです笑

お願い当たらないで。


◇レジドラゴVstar

五分五分。練習量が必要なマッチです。考えることが多くてヘトヘトになります。

ドラゴは山の圧縮スピードが速いのでサイドを2-2-2で取って殴り勝つプランに加え、LOを狙う動きも視野に入れます。

相手の方はファントムダイブで30ダメージずつばら撒いてトライフロストで一気に取ってくることを目指してきます。

ブーストエナジーで対策可能。。かと見せかけてジャミングタワーで一気に無効化してくるパターンもあるので油断禁物。

アタッカーを出しすぎずに手札に温存する場合もあります。

トライフロストを撃たれても生き残る盤面を作りながら戦っていき、サイドを複数枚取られないように立ち回ることが出来れば、終盤にかけてサイドレースで逆転する事も可能です。

こちらはキバをチラつかせながら常にアタッカーを順番に丁寧に立てながら戦うよう意識しましょう。トライフロストも撃ちにくくなります。

また相手のトラッシュを見て戦う事も大切です。
特にエネルギー付け替えなど。

そしてキャンセルコロンがトラッシュに行ったのが見えた時、途端に輝くのが闘オーガポンです。追加でレガシースターを切っている場合は場に出して戦うプランも取れます。

キャンセルコロンなしで闘オーガポンを突破できるポケモンはレジドラゴVとミュウexの2種のみであり、小突かれた後にトドロクツキでお返ししてやりましょう。

かなりドラゴ側のリソースが厳しくなり、そのままLOに持っていける場合ありです。

この戦い方をこのデッキを握ってくれた当日に再現した僕の友達もいました。
おっかなすぎる。さすが(センス)。

この対面は練習してみないと掴めない事が非常に多いです。まさに底なし沼。
お互い練習頑張っていきましょう!


◇サーナイトex

五分五分。一見タイプ上有利に見えますが、ハンド干渉のどこかで止まると一気に試合が決まってしまいます。

ゆっくりした立ち上がりのデッキのため、こちらが速攻でオーリムを決めてサイド2枚先行できれば理想ではあります。

しかし、1枚リード程度ならカウンターキャッチャーを絡めて逆転出来るため、後続が育っていないなら、アンフェアスタンプを警戒して育て切ってから殴りに入る事も視野に入れます。

サナ放置し続けるとフトゥーで回収されて間に合わなくなる点だけ注意。

マシマシラでちまちま乗せてきて一気に2枚取ってくることもあり得るため、残りターン数と盤面の管理は徹底しましょう。

サーナイト、堅実なデッキに見せかけて相手依存なところもあるから実は大胆でパワー系説。
でもそれがイイ。


◇ルギアVstar

構築により相性変化。ルギア側が理想的に動いてきた場合、ルギア+チラチーノ3体+ガチグマで逃げ切られてしまうでしょう。
理想的に動かれた場合ですが。

最近の構築ではチラチーノラインが薄くなっており、2枚採用も増えています。
そういった場合は、ルギア+チラチーノ2体+アーケオスで小突いてごっつあんプリファイ で取り切るパターンを目指してきます。

よってそのプランを取ってきた場合はアーケオスから狙い、最後のごっつあんプリファイを撃たれないようゲームを進めていくと勝ちに近づきます。

最近の構築ではライコウVやアヤシシVなどの採用も増えているため、その辺がスタートしてくれるとかなり楽。

お互い100点で回ったらルギア。
お互い70点で回ったら古代。
といった具合の相性でしょうかね。

◇カビゴン

不利。この構築では切った対面。
勝ちたいならモモワロウin。

◇その他

・パルキアVstar
・テラパゴスex
・ソウブレイズex
・テツノイバラex
・サーフゴーex
・ミライドンex

全般 五分〜有利。ここはシンプルに、
デッキ掘ってサイドレースで差をつけろ!です。

さて、ここに入るテラパゴスやミライドンに有効な戦術を一つ紹介します。

〜奥義②  コライドン・タンデムユニット〜

特にミライドンなど とう弱点デッキ相手に重宝するフォーメーションです。

従来の悪エネオンリーの古代では後ろの古代ポケモンが呼ばれてしまうと、技の追加効果が発揮しないため、前のコライドンが持ち腐れになってしまうことがありました。

そこで闘オーガポン用に採用した基本闘エネルギーをオーリムで加速or手貼りで付けておく事で後ろを倒されたとしても、そのまま下技の「ぶちかます」で弱点込み220点出すことができます。

ミライドンやキチキギス、ロトムVが取れます。

機会はあまり多くは無いですが、この構築ならこんなことが出来ることだけでもお伝えしておきたいと思います。


Ⅵ.悲願のシティリーグ制覇へ。当日のマッチング

最後にシティ当日のマッチングを振り返ってこのnoteを締め括りたいと思います。ここまで読んでくださり本当にありがとうございました!

...という感謝の言葉を振り返りの後のまとめで言いたいと思います。最後までどうぞよろしくお願いします。

と、その前に
特大のネタバレをしなくてはいけません。
よろしいでしょうか。







オーガポン、1試合も使いませんでした!!!



いやぁ、、ねぇ、、?

僕だってリザ踏んでちゃんと勝ってる様子見せたかったですけど..笑

いまの環境、リザでさえ踏まないものなのか。

結果論で言うと当たらなかったですが、大会中「リザと当たっても大丈夫」という心構えでずっといれるのといれないのではメンタル面でかなり違ってきます。

メンタルではアド取れたよ。ってことだけでもお伝えしておきたいです。

無念...!!


◇予選

予選1戦目 後攻 タケルライコex    勝ち

初手、エネエネ器器ポケモンポケモン釣竿。
顔死んでたと思いますね笑

運命のトップ.....ハイパーボール。
かがやくゲッコウガ 、生存確認。

器2回で強引に圧縮して隠し札。サポートには繋がらずでしたがポケストップがヒット。

1ターン目は特に何もできずでしたが、2ターン目の隠し札+ポケストップでポケギアがヒットし、オーリムに繋げました。そこからデッキが回り始め、順当にサイドレース勝ち。

サンキューゲッコウガ !


予選2戦目 後攻 タケルライコex        勝ち

今度は初手から理想の手札。
探検家の先導から入れたことで爆速デッキ圧縮。
4ターン目にはもう手をつけられない状態に。

最後までハンド干渉が来ず、最短ルートで勝ち。


予選3戦目 後攻 トドロクツキex       勝ち


向こうのブーストエナジー古代によるHPアップやジャッジマン、ポケストップが技で破壊されてしまうことで、案外有利とも呼べないやりにくい相手。

序盤のジャッジマン+スタジアムトラッシュが刺さり、サイド3枚先行されるも、オーリムになんとか繋げてツキツキモモワロウと倒しギリギリで勝利。


予選4戦目 後攻 ドラパルトex        勝ち

相手ヨマワルスタート。ポフィン使用。
来い!ヒトカゲ!!



「やあ。」

おわた。涙がこぼれぬ様、上を向きながらポケストップを回す。

先攻2ターン目、相手はアメ進化からボムゲッコウガ取り+ナンジャモからの超エネ付きドラパでジェットヘッド。返しにトドロクツキで小突く。

お相手ていさつしれい×2、炎エネを引けず。
後ろのドロンチに超エネ貼ってジェットヘッド。
返しで夜のタンカでゲッコウガ を置き直しつつドラパを取る。

お相手ナンジャモから入り炎エネを引くも今度はドラパルトまで届かず。ドロンチを差し出す。

こちらはトドロクツキとコライドンをベンチ展開してオーリム。ポケストップでともだちてちょうに触り、ボスを戻して勝負。

お相手ボムでベンチトドロクツキに乗せつつラストナンジャモ。バトル場ベンチのトドロクツキを2面取り。サイド5-4。
盤面には1エネコライドンとゲッコウガのみ。
手札、イダイナキバのみ...。

トップドロー... 大地の器。

2エネ持ってきて隠し札
シュッ...シュッ...    ... 「手貼りボスで。」

練習で全試合負けたドラパルトに奇跡の下剋上。
最後は運に助けられましたが、運頼みまで持っていったプレイングが功を奏し、練習が身を結んだ気がして嬉しかったですね。


予選5戦目 後攻 ゲッコウガ ex       勝ち

分からないのが来てしまった。勝てるのか?

対戦開始
「トラッシュ分けて置いてもいいですか?」
相手「んぁあ⁇ ああ。分かりやすければ (高圧)」

.......。 絶ッ対ニ勝ちマァース!!☺️

後攻1ターン目オーリムから入り、バトル場キチキギスに90ダメージ。返しに倒され、ベンチにトドロクツキを置けず、手札に来たハバタクカミにオーリムエネ加速しつつトドロクツキで小突く。

この時ブーストエナジーをバトル場に貼ったことが功を奏す。

相手、前にしのびのやいば170点。
トドロクツキ耐える。
そのままゲッコウガ を倒す。

相手サマヨールカースドボムでトドロクツキを取りつつ、ツツジ。 しかし後続のゲッコウガ が進化せず、ケロマツを献上。これでサイド4-2。

ハバタクカミで倒しつつ、後続アタッカーのゲコガシラに2点乗せることを選択。

返しお相手、手札干渉からカウンターキャッチャーでエネの付いたツキを倒す。
探検家の先導から後ろにツキを置き直し手貼り。
そのままハバタクカミで弱点180。

お相手、道中こちらのポケストップを回したことでハンド干渉が枯渇。
そのまま手札が流れずボスで勝ち。

ハバタクカミで2点をゲコガシラに乗せたところですが、1点でもキチキギスに乗せておけば無視された後殴ってもう2点をキチキギスに乗せ残りHPを90にすることができたのでプレミ。

相手がフトゥーなどで傷負ったゲッコウガを回収しつつキャッチャーで後ろを倒されていた場合詰んでました。

前が倒れなかった場合のダメカン総数を考える高度な場面でしたが、そこまで見えてなかったためすぐに反省。ハバタクカミの2点ムズすぎ問題。


予選6戦目 先攻 タケルライコex       負け

初黒星。探検家は引けましたがオーリムがサイドに埋まっており中々引けない状況。

相手はキャッチャー表で的確にエネが付いたアタッカーを狙っていきサイドを詰める。

サイド3枚取られたタイミングで探検家の先導。
シークレットボックスが見えた瞬間「投了で。」

トナメはほぼ確定してるのでカードはなるべく見せず早々に投了を選択しました。


予選3位で突破。

さあいよいよ運命のトーナメント。

の前に緊張のデッキチェック。

リスト合ってるか。スリーブ不備ないか。
気をつけていても毎回不安です。

番が来て呼ばれ、ジャッジが神妙な面持ちで口を開く...!

「ちょっと綺麗すぎて逆に難しいかも笑」

ふぇ?
こんな歯医者みたいな褒められ方。初めて..///

といいつつ10枚は取り換えることになりました。

歯磨き綺麗ですね✨ と褒めておいて結局歯ゴリゴリ削りに行く感じまんま歯医者さんやなぁと。

ごっつ齢25歳。現在親知らずと絶賛格闘中。


◇決勝トーナメント


トナメ1回戦 先攻 ミライドン  勝ち


脱線しかけましたが、ここで今大会ベストバウトが炸裂しました。

後攻を取られ手札は予選1戦目の様な地獄絵図。

バトル場イキリンコ。速攻される。やばい。

ゲッコウガ 生存確認からの隠し札1回目。
イダイナキバのみ。。
トドロクツキに加えてアタッカー切れを嫌ってキバもベンチに出してパス。

お相手ミライドンで特攻。サイド0-1。

キバを差し出し隠し札2回目。2体目のトドロクツキをベンチに置きパス。

2体目ミライドン特攻。0-2。

3回目の隠し札。コライドンのみ。

ベンチにセットし、苦し紛れの策でカイナを呼び出しパス。

お相手ペパー使用


「万事休すか。。」

持ってきたのはジェネレーターのみ。

なんとラティアスexがまさかのサイド落ち
入れ替えカートは不採用の様でした。

ダブルターボをカイナに貼りパス。

隠し札4回目。ここでも何も引かず手札のエネが尽きる。

ダブルターボ2枚目を貼りカイナをバック。
サイド獲得。0-3

ドロー...シュ...ッ.....   ポケギア
探検家の先導ヒット

オーリムとエネルギーをチョイスし、手札の最後のカウンターキャッチャーでミュウを呼び出しトドロクツキでアタック。サイド2-3。

ミライドンで特攻。

サイドから引いたハイパーボールでコライドンをピックアップ。そのままオーリムでエネ加速。

奥義発動

コライドン・タンデムユニット。
前に闘エネをつけた状態で殴り、4-4。

ダブルターボを払った影響でカイナが動かず。ネオラントでボスを持ってくるも、

後ろを呼び出すことなくそのまま前をビート。

返しで波状猛攻。6-5。

最後はコライドンがミライドンを倒しきって勝利

約10%のサイド落ちで首の皮が繋がり、絶対に通るはずのない細い線が通って勝つことが出来ました。

実力ではなく完全に運の力。大会当日は本当に勝てる日だったんだなと書いてて今でも思っています。


準決勝 先攻 ロスバレ  勝ち

2枚採用のハバタクカミスタート。

お相手スタートがキュワワーでした。

そこからテンポを取り、ブーストエナジー付きハバタクカミ2面のみで試合を展開。最後まで貫き通し、サイドを取り切って勝ちました。

しかし、ロストスイーパー2枚月光手裏剣での負けパターンがあったため、通ったから良かったもののリスクを冒し過ぎていたなと反省。

お相手もテツノツツミをバトル場に置いて時間を稼ぎ逃げてハイパーブロワーで退場などプレイが熟練してて最後まで圧を感じましたし、一切気を抜く余裕がありませんでした。


決勝 後攻 タケルライコ  勝ち

予選最終戦で戦った者同士の対決。

こちらの手札はネストボール2枚とサポートが3枚という上場の滑り出し。探検家の先導2回から入り、ブーストエナジーで要求を上げたトドロクツキで殴るところからゲームがスタート。
ポケストップで古代ポケモンのみ落ちる好循環。

対するお相手は予選時と異なり回りが良くなく、
ポケストップでエネやオーリムが次々と落下。

こちらはオーリムから入り1体目のライコを2パンで突破。

その後途中サイドからトドロクツキとコライドンを救出したターンがあり、アタッカーが切れそうになるもハンド干渉は来ず。

次のターンにその2体をセットし、続く2体目も古代17枚落としきり、240ダメージできっちり差をつける展開に。サイド4-3

お相手堪らずエネ無しコライドンを呼び出し、スナノケガワで小突き。
返しオーリムでエネを付けきり、手札の古代を捨て切った状態で波状猛攻。5-3。

最後相手キチキギスで引に行くも解決せず。
トドロクツキで勝負あり。


シティリーグs1   優勝!!


ここまで読んでくれてありがとうございました!

シティリーグ初参戦から4年半、シティリーグではこれが初優勝になります。JCSも初内定。

長かったな〜。 是非とも楽しみたい所存です。


ここまで読んでくださり本当にありがとうございました!

感想や質問など送ってくださると励みになります。そしてなんでも答えますのでお気軽にどうぞ🙌
誤字もあったら報告お願いします。
しっかり凹んどきます。笑

もし為になった部分があれば、いいねポチッとしてくれるだけで嬉しいです!

書いて良かったー! 
って1人ではしゃぐきっかけになります。
それだけです。


改めまして、1,2000字を超える魂のnoteに最後までお付き合い下さりありがとうございました🙇‍♂️

noteも4年ぶりで気合いが空回りしてしまいました。

本当に最後に一言

仕事で広島に引っ越してから練習に付き合って下さったカドボやふるいちの皆さま、

そして大学時代からお世話になっている和歌山のチームのみんなやキノボ、ブックオフをはじめとするポケカ仲間たちへ

そして全国のポケカを愛す者たちへ

愛を込めて。また会う日まで。

See you next time!!

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