2022年Week2 ARI@LV戦 感想
こんにちは、gotuです。試合のレビューを書くかとか考えましたが、レビューなどとかしこまった感じのものをかける人間ではないので感想とさせていただきました。
※注意 感想ですのでがっつり試合のネタバレを含みます。まだ試合見てないよ、これから見るからネタバレはちょっと、という方はまず試合の方を見てください。見終わったらよかったら見に来てください。
予想外のカムバック
Week2の相手はLas Vegas Raiders。オフシーズンにDevante Adamsが加入し、同じ大学だったDereck Carrとホットライン再結成することになったチームです。また、6年ARIに所属していたChandler Jonesの移籍先です。
そんなLVとの試合、前半20-0で折り返しました。D#は全く止められず、O#はCrosbyのラッシュを意識しすぎてMurrayが縮こまってしまい続きませんでした。
しかし、後半に入り、徐々に盛り返し残り0秒で同点。
OTで先攻O#を獲得し、敵陣に入ったもののFGには遠い距離かつショートヤードだったためギャンブル、からの失敗。
これはよくて引き分け、普通に考えて負け濃厚だな、ここまで追いついたのに残念とか思っていたらSimmonsのファンブルフォースからのMurphyのリターンTD
結果は23 - 29のまさかの逆転勝ち。
では、印象に残った点を挙げていきたいと思います。
堅実に働いてくれたDortchと劇場型外WR2人
今回の試合の敢闘賞は#83 Dortchだろうなと思います。
4Target4Catchのパーフェクト、55yd1TDと先週から怪我で欠場しているMooreの代役をしっかり果たしつつ、周りが乗り切れない中のチームを支えてくれていました。
逆に主に外にセットしていた#2 Brownと#18 Greenはチームに勝ちを引き寄せる素晴らしいプレーもあり、
逆にチームの致命傷になりうるやらかしもありの浮き沈みの激しい結果となりました。
もうちょっと安定感が欲しい…
敵陣2ydからの攻撃 20秒 85yd 2点
まだWeek2が終わったばかりと今シーズン始まったばかりですが、今年でも確実にTop5には入るんじゃないかという珍プレーが発生しました。
これぞMurray Magic!!
16点差を追いかける中、ARIは2本目のTDを決め、1ポゼ差を狙うため2ptコンバージョンを仕掛けました。その内容が珍プレー中の珍プレーでした。
それがこれ、
このプレーで20秒かけ、Murrayは約85yd走り回り2点を獲得しました。
そして、こちらがその際の全体の動き、
片側に4枚のレシーバーを配置した珍しい形、抜かれた後もMurrayを追いかけ再度ブロックを構築する右側3枚、ずっと2yd時点でブロックをし続ける仕事人なRG、どこにヘルプに行っていいかわからず右往左往するRT。
見所が多すぎますw
これだからアメフトは面白い。
反則が多すぎる…
今回の試合、日本のARIファンの感想は最高に面白かったし勝てはしたけど強くはないよなといったものでした。
その大きな要因の1つは無駄な反則が多すぎる点でしょう。
今回の試合、審判がイリーガルフォーメーションなどをかなり厳格に取るタイプだったという点もありますが、12回120ydはまず過ぎる。
これ以外にもディレイ未遂のために複数回タイムアウトを消費してしまっていたのでそれを含めると悲惨な内容です。
流石にディレイはもうちょっと減らしてくれ、なんでそんな時間かかってんだ?
あとは名指しになっちゃうけどMarco君、もうちょっと見せ方を考えてくれ…
今回もだいぶしんどかったランD#
最終的には見れる数値になっていますが、前半戦のラン守備はだいぶ悲惨でした。Watt復帰で多少DLが活性化していますが、LB陣にブロック対応うまい選手がいないこともあり相変わらずしんどい。
限られたスナップ数で結果を出したSimmons
今回の試合、なぜかSimmonsは干され、D#のスナップ数67のうち出場は15スナップにとどまりました。
理由としては先週のNickel起用の際の結果が思わしくなく、ラン守備などを考えるとVigil、Collinsの方が優先されるから、などでしょうか?
でも他のILBも結構出場していたし、下記のWallerのFadeについてたのは控えILBです。
結果論でしかないですが流石にこういうシチュエーションならSimmonsの方がよくないか、と思いました。うちのフロント陣やることが極端なんよな…
そんな若干干され気味だったSimmons、少ないスナップ数の中でチームを勝利に導くファンブルフォースを決めました。
肩でのヒットでこんな綺麗なファンブルフォースは素直に素晴らしいなと思います。本当に値千金!
そういやこのプレーのちょっと前のCollinsのファンブルフォースの相手もRenfrowでしたね。彼にとってのトラウマになりそう…
総評
前半終わった時点でまた負けだなー同地区のSF、LAR勝ちそうだし1人負けかーとか思ってたのが、徐々に迫りまさかの逆転勝利!! 流石にこれは想像してませんでした。
ARIが20点以上の差を覆したのは過去4回で前回は1999年のPHIとの試合だそうです。
また、Murrayは今回の試合でTDパス、TDラン、2ptパス、2ptランを1試合のうちで決めた初の選手になりました。2ptを2回以上仕掛けること自体が珍しいですし、この記録に並ぶ人は出てきますかね?
あともう1つ、この試合、カメラクルーが下手って初めて思うNFLの試合でした。
見てない人はぜひ見てみてください。ん?映すとこおかしくね?ってなるシーンが何度かありますw
ARIのスタッフさんに苦情入れられて、そこは介入できるとこではないんやと弁明することになるほどです。
さて来週は初の同地区戦、LAR戦です。相手側も苦戦していますが、正直チームの出来はこちらの方が数段下だと思います。厳しい戦いになるでしょうが、少しでも改善出来てる面が見れるといいなと思います。
以上。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?