2022年度 ARI ドラフト選手 所感 7巡A Christian Matthew
こんにちは、Gotuです。半分来季辺りに自分が見返す用に自分なりの2021年ARIのドラフト選手の所感とざっくりとした展望をまとめたいと思います。(Youtubeのvs動画見て感じた強み弱みを適当にまとめる感じです。)
7巡244位 Christian Matthew Valdosta State CB
ARIの持つ7巡指名権3つのうち、1つ目はNFLドラフト名鑑で最優先ニーズだと2年連続で書かれていたCBをやっと指名しました。
指名した選手はChristian Matthew!!
あの、えっと、誰?
Valdosta State大も初めて聞いた大学でした。Division Ⅱに所属するみたいです。
私、3日目の指名選手ともなると全然わからないので指名した選手がCBSのProspect Ranking上の評価を確認します(ドラフト直前には実際の指名数の倍近い500人弱掲載しています)。しかし、この選手、このRankingにも載っていませんでした。一体何者なんだ…
最近出来た?Wikiによると、もともとGeorgia Southern大(FBS)に2015~2017年所属、FCSのSamfordに転校し2018~2019年所属、そこからさらにDivⅡのValdosta Stateに2020~2021年所属という来歴なようです。
こんな長くカレッジでプレーできるんですね…結果ドラフト時点で年齢は25歳です…
私は知らないオールスターイベントだったのですが、College Gridirion Showcaseに招待されてました。
しかし、Senior Bowl、 East-West Shrine Bowlなどの有名なオールスターゲームには招待されていませんし、カレッジリーグ、カンファレンスの賞とも縁がなかったようです。
では、所感を。
Strong Point:
・恵まれたサイズ
Height6-2とCBとしては大柄です。昨今、WRは大型な選手も増え、TEは高速化してきているように思います。CBはそういったWR/TEと競り合うため、身長があることはかなりいいことだろうと思います。
・縦方向の動きへの対応
マンツー主体で守ることが多いこと、相手選手がDivⅡレベルだからという部分はあるかと思いますが、縦方向への動きの追従性がいいです。キャッチされてもあまりそこからのRACは許しません。の横方向の動きへの追従性は微妙です。
・7年もカレッジでプレーし続けてる情熱
マイナー、マイナーと流れながらも7年もプレーし続けるにはそれ相応の情熱はあるかなと思います。
Weak Point:
・ラン守備対応
かなり消極的です。人が足りてそうだと自己判断して全然キャリアーに近付かないこともちらほら。正直、この消極性だけで個人的にはロスター枠使ってもらいたくないと思わせるぐらいひどいです…
・手の使い方
プレス及びWRへの追従の際の手の使い方がホールディング気味です。カレッジレベルだと見逃されることも少なくないですが、NFLだと高確率で取られそうな手の位置です。
・タックル
ちょっと距離があった際のタックルでなぜか手を使ってのパックをせずたいして強くもない肩でのヒットを主にします。正直強くもなく芯を確実に捉えているわけでもないので、怠慢と言われかねない動きです…
所感:
3日目指名だとたまにあるArea Scoutが推した選手ですが、正直微妙です。
こういった事例は、以前Scoutが積極的に推したマイナー校出身のRodney GunterというDLの指名を思い出します。誰だよ、ってなった記憶ですが、彼はなんだかんだローテーションでしっかり貢献し結果を残してくれました。
ただ今回はローテーション起用することはあまりないCBです。
7巡指名ともなるとまずSTでの貢献が出来るかが一つの基準になるかと思いますが、このラン守備への消極性、タックルの不確実性からするとその及第点には乗らないんじゃないかと思います。
今のところ不安しか感じないです。
私のこの不安を払拭して貢献してくれることを期待したいです。取り敢えず昨年醜態を見せた現#21よりは上で来てくれないかな…
以上。