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ARI Week5 SF@ARI戦 感想

 こんにちは、gotuです。試合の感想まとめていきます。
※注意 感想ですのでがっつり試合のネタバレを含みます。まだ試合見てないよ、これから見るからネタバレはちょっと、という方はまず試合の方を見てください。見終わったらよかったら見に来てください。





O#の我慢とD#の粘りの勝利

 先週に引き続き、同地区戦となった5週、相手チームであるSFは先週Jimmy Gが負傷したため今年1巡3位で指名されたTrey Lanceの初先発試合の相手となりました。先週後半から出場していたもののデータ不足感があり、新人選手に活躍されがちなARIでしたので一抹の不安。しかし、何とかしのぎ切って10-17で勝利を収めました。怪我人続出でKittleやKのGouldなども欠場している中ここまで苦戦させられるのだから同地区戦は怖い。

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 見てもらってもわかる通り、スタッツ的には拮抗、ややSFの方がよい内容でした。内容としては相手チームはKに不安があるのもあってか、5度も4th downギャンブルを仕掛けられ、そのうち4つを止めきることが出来ました。途中O#が相手守備に気圧されてなかなか進まず追い付かれそうな雰囲気もあった中、本当によく粘っていました。進められたドライブで着実に点を取りに行けたARIとギャンブルを止められたSFで明暗が分かれた形となりました。
 ではざっくりトピックまとめます

エースとは何たるものかを見せたHopkins

 今シーズンに入って、Murrayが均等に投げ分けられていることもあり要所で仕事はしているが大きな活躍はしてるとは言い難かったHopkins。ここぞでやはり頼りになるエースであることを見せつけてくれました。4度も相手のギャンブルを止めてもなかなか引き離せず3点差が続く4Q、これTDできなかったら逆転負けありそうだなと感じてたドライブで彼が魅せてくれました。それがこれ↓

 このTDで大分心持ちが楽になりました。ここぞでの期待に応えてくれる選手がいるというの本当にありがたいですね。

試行錯誤のD#

 今回のD#、案の定ランで大分やられましたがここぞで粘りを一試合を通して続けました。そんなD#ですが、DLのメンツがかなり流動的で、OLB、DLで色々な組み合わせを試していました。スタッツ的に一番いい成果が出たのがRDEの位置からサックを決めたりなどしたZach Allen。もともと4-3DEだった選手なのでそりゃそうかと思ったりなど。どこについてもプレッシャーかけていたWattを筆頭に人を動かした成果か、複数回相手OLのホールディングを誘発していたのでやられるかもというプレッシャーはそれなりにあったのかなと思います。それも相まってか4th downのショートヤードにも集中して止められたのかなと思います。
 新人QBを翻弄して苦手意識を作りたかったのか、ゾーンブリッツなども色々試していましたが、こっちはあまりいい成果でなかったですね。
 まぁ試すのは大事。

落ち着いていたTrey Lance

 さて相手チームですが、やはり挙げるのは今回初先発だったTrey Lance。天才Shanahanが構築しているプレーデザインが狙う対象が明確だったのかなとも思いますが、堂々とプレーしてました。ドラフト前からそうじゃないかと思ってたのですが視野が広いですね。パスシチュエーションで動きながらでも周囲をしっかり見ながらプレーできていました。まぁそれでもやはりパス精度に難があることもあってか凝ったプレーデザインのパスはあまりなかったですし、急な先発起用だったこともあってだとは思いますが、後半ではシンプル目なプレーばかりではネタ切れな感が少しありました。それでも結構翻弄されちゃいましたが…
 パス精度ってプロでどこまで向上できるものなんですかね、パス精度が上がったら怖い選手になりそうだとは思いますが、パス精度がいい彼が正直想像しづらい。
 あと、早速、膝負傷してしまったようですで若干申し訳なさも感じるのですが、ランするにしてもQBは17週をこなさなきゃいけないってことへの意識は欠けてそうだなと思いました。あまり効果のない部分でハッスルしすぎて相手にヒットをさせる余地を作るのはよろしくないです。

↑こういった粘りは熱さは伝わりますが内容的には価値の低いプレーだと感じます。ゴールには絶対届かない距離なわけですし。

 あとは少し箇条書きにて

痛すぎるWilliamsの離脱
 
今季、過去一の出来でここぞでMurrayが頼りにしていたWilliamsが膝の怪我のため今季絶望となりました。これが本当に痛すぎる…ただでさえTE薄いのに本当に困る。久しぶり頼りになるTEがいると感じていただけに本当にショックが大きいです。とは言っても選手の離脱に関わらずシーズンは進みます。TEも模索していかなければですね。でもFAにいるTEかなり薄いんですよね本当に困った…

うちの新人のスーパープレーを見て
 
期待していた起用のされ方で期待以上の成果を出してくれているRondale Moore。今週も魅せてくれました。

 これ、普段Hopkinsがよくセットする左サイドだったのでHopkinsかなと思ったらMooreでした。こういうテクニックもきっちりできるのかと興奮しました。

SF DLのプレッシャー
 
今回Murrayは2サック-29ydくらいました。恐らくサイドへ動く展開を嫌ってか両DEが縦に大きく割ってコンテインしてくる感じが多かったように思います。それに対して恐らくBosaなどに背を見せるのに抵抗があったのでしょう、さらに下がって打開しようとしてサックされる形になっていましたなので回数のわりにマイナスヤードが大きい…それでも無茶投げINTやファンブルなどなかったのでよく我慢したなと思います。次戦CLE戦のGarrettも特別な選手です。おそらく似たようなことを仕掛けられるんじゃないかと思います。試練ですね。

最後に
 流石の同地区戦、思ってた以上に苦戦しました。いやはや怖い。それでもなんとか勝ててます。それだけ勝利を引き寄せる決定力は持ち合わせているのだと思いたい。思いたいですが、ちょっと揺らいでます。
 次戦はCLE戦、過去2年連続で対戦し、運の巡り合わせもあって勝ててはいます。がしかしJOKが加入したこともあってARIO#ととても相性が悪いD#を構築してきているように思います。Murrayはまた我慢を強いられる展開になりそう。逆に相手は恐らくChubbをメインに展開してくるんじゃないかと思います。こちらもランD#苦戦しているARID#と相性最悪です。これまた正念場だなと感じています。
それでも、着実にできることをやって勝利を引き寄せてほしいです。
 にしてもTEどうしよう…

以上。


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