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2021年度 ARI ドラフト選手所感 6巡B Tay Gowan

 こんにちは、いつもはTwitter上でメインはアメフト関連のことを適当につぶやいているgotuと申します。
 今回は半分来季辺りに自分が見返す用に自分なりの2021年ARIのドラフト選手の所感とざっくりとした展望をまとめたいと思います。(Youtubeのvs動画見て感じた強み弱みを適当にまとめる感じ)

6巡223位 Tay Gowan UCF CB

 4巡のMarco Wilsonに続き、6巡でもCBを補強しました。Gowanはドラフト直前のモックの下位候補として名前はちょくちょく見てましたし、4巡へのトレードアップしてCBをとるようだという情報に対してARIの番記者やってるBob McManamanさんが彼の名前を挙げていたのでARIフロントの中でも評価が高かったんじゃないかなと思います。

 3日目は能力的なものよりチーム側との相性判断からの縁でスリップしているだけな選手もいますし、もっと上位での指名があってもおかしくない選手だったのかなと思います。
 あとですね、今年日本のNFLファンを賑わせたマニアックな雑誌「NFLドラフト名鑑 2021」内に実は彼も載っています、しかもカラーページ側に。お持ちの方はぜひ確認していただきたいです。この手の雑誌、ドラフト後にひいきチーム指名選手の人の評価を日本語で見れるってのも楽しめる部分ですね。(これらのカラー組、白黒組の選出理由など聞ける機会があればぜひ知りたいです。DBは評価的には元から彼より評価高かった1巡指名のNewsomeやStokesが白黒ページ組でしたし。)
 話しが長くなってしまいましたが所感の方に入ります。

Strong Point
・マンカバースキル
 比較的マンカバースキルが高いように思います。相手のルートランによく反応できます。バンプは迫力はないですが、それなりの妨害にはなっています。
・プレー開始時の姿勢
 これは特別説明はできないのですが、マンツー時の初期の姿勢がすごく様になっていましてなんか期待が持てます。
・視野が広い
 主にゾーンカバーの時などで見られるのですが、相手レシーバー陣の動きをとらえるのがうまく逆サイドから自分サイドに入ってくる選手などにもうまく反応できます。

Weak Point
・トップスピード
 他のルートはそうでもないんですが純粋なストリークルートではついていくのがしんどそうな雰囲気があります。食らいつこうとはしているのですが奥に落とされてた場合は通される可能性大です。
・タックル
 タックルは正直弱々しいです。また、あまり積極的にプレーに絡みにいかないように見受けられます。
・先発経験
 2020年はオプトアウトで出場しておりません。実質的な実績は2019年のみです。その2019年の実績は数値的には素晴らしいものなのですが。

所感:
ドラフト後のインタビューの際、「俺はCBのトムブレイディになる!」と言っていたり、他のTwitterでの発言どれも前向きだったりと意欲がとにかく強い選手だなといった感じでした。成り上がる気満々なのは好印象でした。正直、Marco Wilsonよりは彼の方が馴染むのは早いのではないかと思っております。心配なのは身体能力の面がどこまで通用するかです。私はNFLのポジションの中でCBが一番残酷なポジションだと思っています。技術的な面をしっかり磨いていても純粋な身体能力の面で突き放されて評価を落とされ落第の印を押されてしまうパターンが最も如実にみられるポジションなので。まずはその篩に打ち勝つことが第1目標でしょう。なんでこの選手が6巡まで残っていたんだと思わせてほしいです。

いつまでもこの精神で貪欲にプレーをし、ARIに貢献してほしいですね。

以上。
最後までお読みいただきありがとうございます。ご意見ご感想などいただけると幸いです。

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