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Kyler Murray契約延長!!実は凄い?ARIの生え抜きQB事情
こんにちは、gotuです。
7月も下旬に入り、キャンプインするチームも出ている昨今、ARIにとっての問題となっていたKyler Murrayとの契約延長交渉がまとまりました。
BREAKING: Kyler Murray, Cardinals agree to terms on contract extension through 2028. (via @RapSheet + @TomPelissero) pic.twitter.com/uKjIXU5MPF
— NFL (@NFL) July 21, 2022
彼の契約内容の多寡について賛否両論あるかと思いますが、そこは正直置いといて、個人的な印象だけを書いとこうかと思います。
個人的な印象、結構代理人が強引な感じだった割には前評判通りのそこそこ普通な契約内容だった、です。キャンプイン前に契約まとまりそうだって情報も流れていましたがもう一悶着あることを実は覚悟していたので拍子抜けしました。
また、自分がARIを追いかけ始めた2011年からの10年強で初の複数年契約延長生え抜きQBだということに気が付きました。ん?10年で初か。となると生粋のドアマットチームARIのそれ以前の定着度ってどうだったのかが気になったのでちょっとまとめてみます。
これまでのCardinals指名QB
ではまず、これまでCardinalsが指名したQBについてです。
今までドラフト指名したのは49名!!
そのリストが以下です。指名したQBの在籍年数を確認しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1658748865254-e0pHN52WUw.png)
指名したがプレーしてもらえなかった選手
先ほど49名指名したと書きましたが、この中でCardinalsとしてスタッツが残っていない選手がなんと20名!!
全てがそうではないですがAFLと統合し現在のNFLの原型となる前の時代、Cardinalsがドラフト指名した選手ですが別のアメフトリーグチーム(主にAFL)にも指名され、そちらを選択したためCardinalsとしての実績がない選手が多数います。黎明期を過ごした古株ゆえの内容ですね。
指名選手でCardinalsに来なかった一番有名な選手は恐らくNYJのレジェンド ”Joe Namath”。AFLで全体1位指名、NFLで全体12位指名。指名順が高い方を選ばれたのか。ドアマットチーム故選ばれなかったのか…
5年以上在籍した生え抜きQB
私自身はサラリーキャップ制度が出来る以前の状況などよく知らないので、それ以前がどういった契約が主流だったのか把握していません。なので取り敢えずざっくり5年以上チームに在籍しているQBは複数年契約延長を行ったのだろうと考えての選出です。
5年以上在籍したのは、
Jake Plummer 6年
Neil Lomax 7年
Charley Johnson 9年
Lamar McHan 5年
Paul Christman 5年
以上。
Cardinalsの約120年の歴史の中で5人だけです。
何事もなければこれらの契約延長組にMurrayが加わるんです。
20年一度起こるかどうかのビックイベントに遭遇できたと思うと凄いことなんじゃないか?思えてきます。
前回が名前聞いたことがあるPlummerなのはなんとなく想像はついていたのですが、こんなもんなのかーと驚きました。
他チームとかどうなんですかねーGBあたりみたら…へこみそう。
最後に
実績や成長具合考えると契約延長は妥当だと思っていただけにMurrayの契約延長交渉がキャンプ前にまとまり、今シーズンに支障なく進めることになったのは喜ばしいかぎりです。
この後にLamarやBurrow、Herbertの契約延長が来ることを考えると今のうちに結んでいてよかった、となる可能性も実はあるかも?
契約延長という形で多少心の余裕が持てる環境が出来たのだから、今年はメンタリティとプレー理解度の面での成長に期待したいです。リーダーシップの面はキャラクター的に厳しそうですが落ち着きがでてこれば多少求心力も上がるでしょう。
最後に、一言。
Murrayの契約金で焼肉食べたい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
以上。