2022年Week8 ARI@MIN戦 感想
こんにちは、gotuです。試合のレビューを書くかとか考えましたが、レビューなどとかしこまった感じのものをかける人間ではないので感想とさせていただきました。
※注意 感想ですのでがっつり試合のネタバレを含みます。まだ試合見てないよ、これから見るからネタバレはちょっと、という方はまず試合の方を見てください。見終わったらよかったら見に来てください。
シーズン半分過ごしてるはずなのに
Week8の相手はMinnesota Vikings。徐々に寒くなってる中のMinnesota、アウェーのMIN戦45年勝てていないという前情報、Bye明けなこともあってか健全すぎだった相手チーム。
たいしてボロボロな自チーム、Cから左側のOLは全員控え選手でした…
ヘルシー具合はこの差…
結果は26-34で敗北。
OLボロボロでCを中心にかなりプレッシャーをかけられた割には接戦となりましたし、ラスト2minドライブ狙えるところまで粘りましたが、結果はサックによるあっさり終了エンド。いろいろな要因があるかと思いますが、個人的に一番感じるのはリーダーシップを発揮できる存在がいないという点がが大きく響いていると感じました。前々から指摘してるのですが他者を引っ張れるリーダーシップがMurrayもK2もなさすぎる。シーズン半分進んでチームとして成熟するって要素が本当に見受けられないなと感じた試合となりました…
では、印象に残った点を挙げていきたいと思います。
勝負を決めた相手の3つのTOとこっちの1つのTO
この試合3度もTOが発生しました。その結果として、リードする可能性を悉く逃す形となりました。そのTOになるまでの過程を含めてチームとして統率、成熟度の低さをかなり感じる結果となりました。
リターンゲームで毎度のごとく反則をやらかしている我がチーム。
厳しいポゼッションからのスタートが響き、セーフティを嫌ったMurrayの無茶投げの結果の1つ目
結果90秒に2本TD取られる結果となる。
D#がこれ以上点差を離させるまいと踏ん張った結果、やらかしたDortchのマフによる2つ目
ErtzとMurrayのコミュニケーションミスが祟った3つ目…お互い意図はわからんではないから、純粋に残念。
逆にこちらの1つのTO、Simmonsの素晴らしいStripからのRecoverで再度逆転の芽がありました。
この好ポゼッションでのドライブをCとQBのコミュニケーションミスによるスナップミスファンブルで3down潰してFGどまり…
シーズン半ばに入ってもこの集中しきれていない感じは歯がゆいです…
スタート遅れた主力陣がTD
この試合、ちょっとうれしかったのがスタートが遅れたMoore、Hopkinsの2人のTDです。2人とも持ち味を全面で見せつけてくれたTDでした。
HopkinsのTDはシーズン後のスーパーキャッチランキングで確実に上位に入るだろうとんでもです。
Mooreのも彼のキレととんでもない加速力をよく示した良プレーでした。
個々の能力は本当にいいものがあるんですけどね…
P2のキレが戻ってきてる
この試合で驚いた部分の1つが、去年からMINに移籍していたP2ことPatrick Petersonについてです。ARIに所属していた最終年よりキレがある…
流石に全盛期の頃のシャットダウンプリは鳴りを潜めていますが、要所要所の詰めのスピードで存在感を放っていました。昨年も対戦した際はそこまででもなかったので、これは噂のコンディションスタッフによる成果?と思いました。
本人としても恐らくかなりの手応えを感じているのでしょう、終始明るい雰囲気でチームを鼓舞していました。
噂のコンディションスタッフについては以下の鶴嘴さんのツイートを追ってください。
怪我には運の要素ももちろんあるとは思いますが、今のARIやスタッフを引き抜かれた結果?今年怪我に苦しんでいるLARなどを思うとコンディショニングの要素はかなり大切だと感じます…コーチ陣も流石に何かしらメスを入れなきゃいけない雰囲気となっていますが、ぜひこの辺真似ていってほしい。ベテランばかりでコンディションのキープが下手で失速を繰り返しているARIだと、コーチやスタッフにサラリーキャップは関係ないですし表面をなぞるような感じでなく、ぜひ全力で取り組んでほしい。
総評
試合前から色々さが出ちゃってるなと思いましたが、なんとも情けない負け方をしました。同時に選手個々で見ると決してタレントが足りていないとまで思えない内容にも思います。(流石に今のOL陣はきつすぎますし、DLの控え要員のレベルの低さなど気になる部分もありますが…)
この試合では攻守のコール伝達が遅いためにタイムアウトを複数回消費したことなどHCを筆頭としたリーダーの統率の取れてなさ如実を感じました。
前々から感じていた部分ですが、なぜ年々酷くなっているんだ?
O#の単調さも相まってK2は日に日に厳しい目を向けられてきています。STも出来が悪く、個人的に私が好きではないVance JosephによるD#がまだ一番ましな結果となっています。(DBブリッツ好きすぎて穴になっていたりEdge特化選手の持ち味を殺すコールをしている部分が嫌いってだけなんです。実際DBブリッツは機能していません。)
オーナーとGM、HCで噛み合っていない部分(Murrayのスカウティング条項の件など)もシーズン前から見受けられますし、この体たらくなことを考えると流石に今シーズン後(今シーズン中?)に何かしらメスが入りそう。Murrayの契約延長明けという難しい時期にメスを入れることになりそうなのでこのまま暗黒期入りの可能性を感じます…
それはそれとして、これからWeek9から同地区戦3連戦です。
NFC東が全体的に調子がよく高確率でワイルドカード枠を2チーム埋めそうですし、GB、TBは若干沈んでいますがこのまま終わるとは思えません。ワイルドカード枠はかなり厳しい雰囲気があり、PO行きたいなら地区優勝が必要そうです。そんな中、ARIは現在同地区0-2です。崖っぷちです
次戦はSEAを@ARIで迎えます。正直この試合で負けて、同地区0-3になったら流石にもうARIは戦線離脱ほぼほぼ同義です。
対する相手はGeno SmithがPlayer of the Month、Woolen、Walkerがルーキーの方のPlayer of the Monthを勝ち取ってノリノリです。安定的かつ古典的ではあるがそれゆえに崩れづらい今のSEAは大きな崩れ方はしないと思います。こちらは放された差をリカバリーできる強さまではありません。きっちりチーム一丸となって食らいついていかないといけないですが果たして出来るのか、根性見せてほしいです。
負けたら、来週以降はもうドラフトモードかな…試合より気になったドラフトプロスペクトでも紹介しましょうかw
以上。