2024トレードまとめ
ドラフトも終わり、後半戦スタートと同時にペナントレースの最終盤のイライラする9月を前に、トレードデッドラインがありました。
ガーディアンズはファーム組織があまり宜しくなく、その上で内部昇格も活発なので、ローリスクハイリターンの小規模な動きに出ました。
1.CLE⇔WAS ホセ・テナ、アレックス・クレメイ、ラファエル・ラミレスJr⇔レーン・トーマス
正直なところ、「いやいや、ちょっと出し過ぎでしょ…」と思ったのが率直な感想です。
特にクレメイやラミレスは昨年ドラフトで指名されたばかりなので「もう見切るのか…」と言う所感とテナは今年MLBでも出番があるのにもかかわらず、見切られてしまうのはかなりのダメージでした。入団以来鳴かず飛ばずのマッケンジーを見切ればもっとでかいトレードになったんでしょうが(汗)トーマスは本来は1塁手ながら外野も出来て長打力があって評価を上げているジョケンシー・ノエルやウィル・ブレナンと控え要員になります。
早速ブレナンがオプションされたこともあり、なおかつトーマスは来年まで保有できるので、もしかしたらオプション切れ以降3Aでも結果が出ないマイルズ・ストローやブレナンあたりはオフに切られるかもわかりません。
出されてしまった3人はナショナルズで頑張って欲しいですね。
2.CLE⇔SF ジェイコブ・ブレスナハン⇔アレックス・コブ
このトレードはガーディアンズも勝利、ジャイアンツも勝利で、お互いにメリットがある良いトレードと思います。
喉から手が出るほど欲しかったポストシーズンに強い先発投手と、再建を進めるにあたってポテンシャルのある選手を育成したい左投手。
実績は問答無用のコブはレンタルになりますが、もちろん来年以降も残って欲しいし、バイビーやアレンの教育役にも期待したいところです。
今年は先発が課題なので、バイビー、ライブリーを中心にマイナー契約で獲得したボイドとコブでローテが回ればポストシーズンでもある程度は行けるでしょう。
ブレスナハンは高いポテンシャルを持った投手です。
なんとかうまく育ってほしいと期待してます。
まとめ
アントネッティ社長とチャーノフGM体制で2年ぶりの買い手となりました。
今回は勝負となったら本当に厳しいなと感じました。
ドジャースやブレーブスみたいにドライなことをしてるのかは知りませんが、昨年ドラフト指名したばかりの選手を簡単に見切るのは中々できません。
今回は目の前の勝負に全力で地区優勝を取りに行く姿勢は凄く見えましたし、勝負となったときはいくら若くても伸び悩んでいる選手は容赦なく見切るという編成のポイントを理解したので、そこは良かったと思います。
次回はいつ更新するかは未定ですが、秋の段階でポストシーズンが決まればいいのかなと考えています。
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