2024シーズン振り返りから2025シーズン展望

2024年もとうとう残りも少なくなりました。
今年は2年ぶりの地区優勝でボート監督も就任1年目ながら最優秀監督賞に輝き、お得意の継投もうまくはまりました。
今年はオールスター前後までは大混戦でツインズとロイヤルズとの3つ巴争いで、試合結果見るたびに胃に悪い日々でしたが、最終盤で何とか振り切り、ロイヤルズが転けて、トレード市場で売り手だったタイガースが一気に上がってくるという凄い大混戦シーズンでした。
そのおかげかは知りませんが、ガーディアンズ、タイガース、ロイヤルズの中地区3チームがポストシーズンに進出するというレベルの高さを見れたのは良かったと思います。

2024振り返り 全般的に独走ではなかった

今回はこの数値を見てもらいたいと思います↓

今年のリリーフ陣は明らかに出来すぎだったため揺り戻しが来季来る

僕が毎回セーバーメトリクスの数値を見るたびに参考にさせてもらっているBABIP(バビップ)と呼ぶ数値なんですが、これには基準値があって
投手→.240が基準値であればそれより下回ったら明らかな出来すぎ
野手→.240が基準値であればそれより上回ったら明らかな出来すぎ

と言われています。
今回はリリーフに目を向けてみると
なんと、スミスだけが少し運が悪くなっただけになってるので、来年のリリーフ陣は数値をかなり落とすのではという見方もできます。
クラセはポストシーズンで打たれていましたし、.200を大幅に下回ってるので、明らかな出来すぎです。
実際に生放送で見てもなかなか打たれなかったので何か運でも絡んでいたんでしょう。
次は野手についてみてみましょう。

野手は基準値より特に差はなく来季も期待

野手は特に出来すぎとか異常とかは無かったですね。
ラミレスは毎年安定してBABIPも基準値と比例していますし、クワンの成長も大きかったと思います。
守備ではヒメネス、打線ではネイラー
この2人が来季はいませんが、ネイラーの穴はマンザードで埋まりますし、ヒメネスの穴はフリーマンやアリアスで遣り繰りして、SSはロキオでやらせるのであまり大きな穴は無いですね。

これまでのオフシーズン

前回投稿であと3回は更新できると嘘をついてしまい大変申し訳ありませんでした。意外と忙しい時はそうなるんでしょうか。

これまでのオフシーズンですが、ヒメネスとサンドリンをブルージェイズに放出して獲得したホーウィッツをすぐパイレーツに放出して、獲得したオルティスは来季の先発ローテーションに回る話も出てるので良い補強かと思います。
そのあとは今オフの目玉であったネイラーをDバックスにトレードしてセッコーニと戦力均衡補完ピックを獲得しました。
ヒメネスもネイラーも高サラリーだったので上手くサラリーダンプできたかと思います。
その穴埋めかつマンザードの教育役でカルロス・サンタナがインディアンス時代の2020年以来5年ぶりの復帰となりました(おかえりなさい)。
エースのビーバーも選手オプション行使濃厚なので2026年までの2年契約になります。
野球ゲームでガーディアンズ以外のチームでやってると運営が上手いガーディアンズで良かったと思いますね(以下略)

今後のペイロール

今オフのFA市場は中堅クラスの先発投手の高騰ぶりが凄まじいです。
ガーディアンズは来季は再建に逆戻り(むしろシーズン開始前のファーム組織は最悪だったのでこのオフの判断も理解)になるので教育役のベテラン投手を1人取って多少奮発してでもいいので、マックス・シャーザーやジャスティン・バーランダー辺りを1年12MM辺りで狙ってほしいなとは思います。タイガースが獲得を目指しているらしいですが、個人的にはシャーザーが欲しいかなと。
残り1枠ありますがペイロール的に少し厳しいかもしれません。
もうこの時期なのでトーマスのトレードもほぼないと思います。
(まあ、ガーディアンズの編成がそこまで考えてないと思いますが)

2025展望 再建に逆戻りも育成しながら勝つスタンスは不変

そういえば、今シーズン開幕前にデービッドソン・デロスサントスをルール5で獲得して結果を残したものの、枠の問題でDバックスに返還せざるを得ない事件がありました。
僕も派手に落ち込みましたがそれも再建に逆戻りとはいえ勝利と育成を同時に進めるスタンスは未だに不変です。
来年も中地区は大混戦になると思いますし、ホワイトソックスが再建中とはいえ、補強をほとんどしていないチームが多い中でもシーズン入れば今年以上に苦戦を強いられると思います。
地区連覇は厳しいと思うので来季は若手選手の成長に期待したいと思います。

最後に年末の御挨拶

2024年は楽しい年になりました。
よいお年をお迎えください。
2025年もよろしくお願いします。


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