女子大生が体験したカンボジア✖️テクノロジーをゆるっと書いてみる
初めまして!𝒀𝑼𝑹𝑰 យូរី と申します😃「なんだ? 𝒀𝑼𝑹𝑰 の後に続くこのへにゃにゃ文字は? 読めないぞ?」なんて思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、実はカンボジア公用語であるクメール語で"ユリ"と読みます。
𝒀𝑼𝑹𝑰 យូរី は高校卒業後、カンボジアで1年半大学行って勉強しました。そこで経験したカンボジアをゆるっとまとめてみたいと思います\(^ω^)/
JKが"IT"と聞くと教科書の太文字ぐらいの認知
昨今は"人工知能(AI)"や"自動運転"、"5G"など昔より世論がテクノロジーについて熱く語られている気がします。それは実際そうであるのか、単に私が興味なく昔から議論している話を聞いてなかったのかはわかりませんが...
というのも、私は高2まで"IT"って聞くと「え?アイティー? ETみたいに空飛ぶやつ?」みたいな認知で、小学校の教科書の太文字に"IT"と書かれたな、ぐらいの縁のない人でした。
今のような"プログラマ"、”エンジニア"と言った単語は耳に入って来ず、初めて"プログラミング"という存在を知ったのが高3でした。カンボジアへ行った理由は長くなります、次のどこかで投稿にいたしますね🙇♀️
大学生活と陽気なカンボジア
カンボジアに来たばかりの私は、英語がろくにしゃべれず、カンボジア人と話すにも頭の中で文章を作るのが精一杯でした。しかもこの前まで、コンピューターとパソコンの区別がつかない女子高生がいきなり大学でプログラミングなどを勉強するのです。笑っちゃいますよね😂😂😂
■授業
授業は主にインド人の先生とフィリピン人の先生から全て英語で受けます。
最初はゆっくり英語で話してくれても理解できなかったので映画で洋画をみたり、とにかく学生や先生の言っていることを耳に傾けていました。
英語以外のテクノロジー関連の授業は以下を受けました。
〇 IT Literacy:OSとは?コンピューターとは?など基本的な知識。
〇 Programming in C:C言語学習。
〇 Mathematics:数学。初めて行列という概念を知りました。
〇 Web Design:HTML, CSS, JavaScriptを使ってWebデザイン学習。
〇 Computer Networking:TCP/IPモデルやプロトコル名、サブネットマスクなど、知らないことが多過ぎてものすごく苦労しました笑。
〇 Programming in Java / Scala:オブジェクト指向の概念を理解し、コードまで書いて楽しかったのですが、全部は理解できずに勉強できなかったので、また日本語で勉強し直してみようと思います。
〇 Mobile App(Kotlin):Kotlinを使ったモバイルアプリ。一番トラウマな授業です😅 Android Studio上に書いてある大量のコードを丸暗記して試験のペーパーに書かなければならなく、私はこの時点でアプリケーションエンジニアに向いていないと悟りました笑
■ インターン
大学内でインターンシップの授業がありました。私は英語も技術も未熟だったことからカンボジア人の先輩と一緒にプロジェクトに取り組みました。相手が日本人のお客さんであったり、プロジェクトによっては夜中まで欠けたこともありましたが、インターンを通して、マーケティングやプロジェクトマネージメント、webのモックアップ作成など、ITの世界で知らない仕事がたくさんあると初めてわかりました。
■ カンボジア人との生活
私生活ではカンボジア人とも関わります。カンボジアはよくテレビで村を映し出されて、貧困で可哀想に思われることがありますが、イメージとは裏腹に、カンボジア人は陽気で盛り上がるときはとことんやります。
クメール正月(カンボジアの旧正月)に私はタイとカンボジア国境近くの州に行き、そこでお祭りに参加しました。水とパウダーで掛け合ってびしょ濡れになりつつ、若者は夜遅くまで歌り踊り、活気があふれてました。カンボジア は愛情が溢れて元気をたくさんもらえる国だと思います❤️
クメール正月のお祭り
女子大生が成長したこと
■英語の力が格段に上がった!!
中学から英語を初めて、英語は好きだけど、やはり話したり聞いたりするのが苦手だとずっと感じていた私はカンボジアに来てとても成長できたと思いました!とりあえず簡単で拙い英語でいいから話してみようと心がけ、以前よりも相手の会話内容が理解できるようになったのがとても嬉しかったです。
■ビジネスの楽しさ
大学のインターンで、Webサイトを作るというプロジェクトがあり、そこでビジネスモデルやソフトウェア開発のライフサイクルなどを学びました。
ビジネス用語とテクノロジー用語を交え、日本人のお客さんとカンボジア人の開発組に英語と日本語の通訳をするので、すごくきつかったのは覚えています😅😅
ここで初めて私はビジネスって単に机の上でお金の計算だけじゃなくて、開発までの工程、出来上がったものを消費者に届けることもするのかとわかり、物作りのような楽しさを覚えました。エンジニアや起業家って実は面白いことやってるのかと気づけた瞬間です😇
■テクノロジーにたくさん興味を持つようになった!
途上国のイメージが強いカンボジアでも、普通に何かしらのデバイス(大体はスマホかタブレット)を所持しています。カンボジアでも中国の影響により、HuaweiやOPPO, Vivoなどのスマホがシェア率を占めています。私は安価でも性能の高い中国製のスマホにすごく衝撃を受けました。
また、カンボジアではGrabやFood Panda、その他決済アプリなどモバイルを駆使したサービスが登場し、生活が便利になりました。
インフラがまだまだとは言えIT技術がこんな形に浸透して身近になる姿を見て、技術ってこんなに影響を与えるんだ。面白い。と感動し、以前よりもソースコードや技術系の本、テクノロジーに関する記事などたくさん見るようになりました!り
女子大生がこれから成長したいこと
■英語をさらにアップ
英語が向上したとは言え、まだまだ程遠いです...😅 久々に日本に帰り、自分の英語を振り返ってみると、話し方が雑であったりとか言葉数が圧倒的に少なかったりと猛省する部分が多々多々ありました😭
テクノロジーニュースや海外の技術セッションを聞くとやはりわからないことがたくさんあり、最近は日本語の内容を理解してから英語で聞いてます。
将来は海外で働きたいので、IELTSの対策をしたり、日々の積み重ねも大事に勉強しています。(東南アジアに住むなら中国語もやりた~い🤣)
■スキルアップ
私が今関心を寄せているのは XR, HCI, 3DCG, Audioあたりです。Unityを使ってゲームやVRをやりたいので、公式のチュートリアル制作に没頭中です🥰
また、技術系のことを取り入れつつクリエイティブ要素も学びたいので、カンボジアの大学に1年半行った後、サイバー大学とマレーシアの大学を行くことに決めました。サイバー大ではオンラインでソフトウェア工学を中心に学び、マレーシアではVRや3Dモデリングなどを学びます。ダブルスクールですが、私のやりたいことなので存分に磨いていこうと思います😜
最後に
いかがでしたでしょうか? カンボジアという経験がなければ、テクノロジーに興味を持つことなどなかったと思います。コロナの影響により、就職の意識は強くなったものの、この経験を糧にして成長する今がチャンスなのかなと思っています。長々と綴りましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました🥰
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本記事はサイバー大学・CU起業部による「オンやる」のアドベンターカレンダーの一貫として掲載しております。サイバー大学生各々が記事を投稿しておりますので是非ご覧ください。