AIで自由時間が増えた私の感想

現在2年になる大学生なうの私だが、課題をほぼ全部GPTに任せてきた。周りが3ヵ月かかるような課題も2時間で終わったし、GPTのプロンプトを自己研究してかなり高精度のプログラムを出力できるようにもなった。
自由時間をかなり多く獲得した私が感じたことをまとめていく。


結論

結局めんどいタスクが残る

GPTに任せられる課題は全部が全部ではない。例えば、機械加工や基板作成などは人でないとできない。ハードウェア設計の課題は多くはなかったが、楽ができることが当たり前になった今中々やる気が出ない。
やる気が出ないと課題が残る。幸い授業中にやったので友達を巻き込んでむりやりやる気を出して終わらせたが、やっぱり楽な方に逃げる癖がついてしまっている。

優等生との差を感じがち

課題を終わらせたら、自由な時間が増える。自由な時間が増えると、ゲームをしたくなる。ゲームを一人でするのは飽きるので、友達を誘う。誘っても課題で断られる。課題をまともにやろうとする友達とほとんど遊んだ記憶がない。優等生との差を感じる。

とはいえとても楽

課題が終わっている開放感と、さっさと終わらせて酒を飲みながらゲームをするのは本当に最高である。何か残っているなという違和感を感じながら学生生活を今まで送っていたので、やはり精神的にとても楽になる。

AIを使って豊かになったこと

インターネットコミュニティ

元々課題の圧倒から逃げる目的で作ったゲームコミュニティが、課題をしっかり終わらせることで運営にとても身が入った。今や3000人を超えるメンバー数、恐らく自由な時間がなければ形成できなかっただろう。自由な時間を別の場所へ充てられたのはとても良かった。人と関わる機会を持つことで、ある程度人として成長できた部分も大きい。

知識が増えた

分からない所を聞いたらすぐに答えが出てくる。もちろん間違ったことも言ってくるが、本当にそうなのか調べる癖もついた。教授の「魔界語」がある程度理解できるようになったうえ、人に説明することもできるようになった。分からないことをAIに聞く、これだけで知識はアップする。

人との関わり

人との共同作業や1つのことを成す、この楽しさはAIで簡単にものができてしまうからこそ改めて感じれるものだと私は思う。
やっぱり進行が遅人とかかわりながらゆっくり形成していく過程はとても面白いと感じる。

AIを使って貧しくなったこと

楽な方向に走る

すぐに課題ができる、とても楽。これが当たり前になると、もっと楽をしようとめんどくさいことから逃げるようになった。正直一番やってはいけない成長の仕方をしてしまった感が半端ない。今から戻ることなんて多分できない。

時々自分がわからなくなる

命令しているのは俺だが、結局課題を俺経由でAIがしていることになる。果たして私は必要なのか?
今はプロンプト、つまり命令のやり方にコツがいるのでまだ存在意義があるが、どんな命令のやり方でも補正をかけてしっかり正しい答えを出すようになったらいよいよ私は不要になるだろう。私って何だろう。

これから当たり前になるであろう働き方

低い労力で高い価値のものができる

AIを使った場合、低労力で高付加価値のものが簡単にできるようになる。労力が低くなると、その分人が不要になる。高齢化の一途をたどっている日本において救世主になるだろうし、人員削減にもってこい。利益追求を求める企業では必要不可欠になる可能性が高い。

頭のいい人がより伸びる社会になる

頭のいい人、それは進んで自己成長ができる人だと私は考える。
新しいことに挑戦したり、スキルを磨いたりなど、空いた時間を有効活用できる人はより成長できる気がする。私は結局楽な方向に走るようになったが。

自由な時間、欲しい人は是非。

使う道筋があるなら是非使ってみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?