笑顔の返報性
「返報性の法則」とは、相手から受けた「コト」「モノ」「キモチ」に対し、お返しをしたいと感じる心理のことを言います。
例えば、車の運転中、見ず知らずの対向車に右折を譲った時に満面の笑顔でお辞儀されると、こちらも微笑み返してしまいます。お互い気分が良くなりますよね。
逆に、譲った際に「譲ってもらって当然!」みたいにムスッとした表情をされたら、次に同じ機会があっても譲らなくなるかも知れません。
前者を「好意の返報性」と呼びます。
相手から向けられた好意に対し、好意をお返ししたくなること。
初対面であっても笑顔を向けてくれた人には、自然と自分も笑顔で対応しようとするものです。
仕事の面談や私生活での挨拶においても笑顔に勝るものはありません。
でも返報性は「悪意」においても働きます。「悪意の返報性」ですね。
初対面の席で理由もなく睨みつけてきた人に対しては「なんだこいつは!」と言う敵認定になり、好意を持って接する気持ちは消え失せます。
悪化したら、それこそ「倍返しだ!!」みたいなことになりかねません。
返報性には他にもいくつかあります。
「自己開示の返報性」もそのひとつ。
相手のことをもっと知りたいと思ったら、自分のことを知ってもらうこと。それにより相手もを心を開きやすくなります。
「笑顔の返報性」が溢れる日々のためにも、まずは自分から「笑顔」を送りましょう。
きっと素敵な笑顔が返ってきますよ。
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