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文章添削士協会の「勉強会」が秀逸だ
昨日2025年2月20日一般社団法人 文章添削士協会に関する記事を投稿しました。
するとさっそく、読者から「毎月勉強会ってなに?」という問い合わせをいただきました。なんてうれしいこと!
以下の通りお答えいたします。
改めまして、一般社団法人 文章添削士協会は、「文章添削士」の養成・認定機関であり、文章添削士の社会的地位向上と技能向上を目的とした人的ネットワークです。
私は2023年7月この養成講座を修了し「文章添削士」の認定証書をいただき協会員になりました。
当時この講座を受講しようか少し迷いましたが今では受講してよかったと思っています。ちょっと大袈裟に言うと余生が変わったかも。
巷では資格を取るまでは丁寧に対応するものの、資格取得後はフォローしない団体があるようです。しかし本協会は違います。
さまざまな活動がある中で一番の「お気に入り」を今回詳しく紹介します。
それが「毎月勉強会」です。文章添削士として力量の維持・向上が目的です。勉強会の進め方は次の通りです。
1 スキルアップ分科会(以下「SU分科会」と略)から勉強会の課題が提示
2024年2月の課題をお示しします。
テーマは心理的安全性。この月は小論文作成でした。
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小論文作成→添削→リライトと毎月課題形式が変わります。
2 参加者が課題に対する解答を作成・提出
わたしは図書館に行きあるいはネットで関連することを調べます。AIとも会話します。この過程がまた楽しいです。
3 SU分科会から勉強会開催前に参加者に勉強会当日に討議するテーマと参加者全員の解答が提示
他の方がどんなことを書いているか全員分の答案をチェックします。特に気になるのは自分の主張と同じことを書いていないか。だれも似たことを書いていなければ「よし」とガッツポーズします。
4 勉強会当日の流れ(オンラインで実施)
1)本協会代表理事から解説(解答例提示)
2)3名1班に分かれて事前に提示されたテーマを討議
3)再度全員が集まり各班から出された質問に対し代表理事が回答
さて私がこの勉強会が「お気に入り」と述べた理由は3つあります。
まず、毎回課題が異なりたいへん工夫されていることです。たとえば2024年2月の勉強会で工夫されている点は「設定」を社会人入試論文というように特定せず自由にした点です。
私はいまさら社会人入試は自分事としてとらえられません。今抱えている問題を選べたので空想の世界にはいらずに済みました。
次月はどんな課題が与えられるのか待ち遠しいです。
なおこの課題は協会員であるSU分科会メンバーが作成し勉強会の運営もしています。
2つ目は、代表理事作成の解答例および参加者の解答と自分の解答を比較することができるからです。
今回は立場を自由に設定できたので参加者の立場・視点がより多様になりました。あるひとはビジネス領域ではなく、幼年時代に教育の場で心理的安全性があったことをつづられていました。
このような視点での発想は私にはありませんでした。一方私の意見に賛同してくれる方もいらっしゃって「心理的安全性」を感じました。
3つ目は、勉強会に提出した文章を自分のブログ“note”に投稿する楽しみがあるからです。勉強会で作成した解答をもとに記事が書けますから効率的で2度楽しめます。
実際にアップしたものを5本リンクします。興味があればクリックしてください。
この勉強会、面倒だと思ったかたは、別の道をお進みください。
なんかおもしろそうと思った読者は以下の文章養成講座の記事をご覧ください。受講待っています。入会も待っています。そして協会で文章にかかわる活動を一緒にやりましょう。もっと仲間が欲しいです。