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JSPA公認校になりました①

先日、白丸湖でカヤック体験を開催している「グラビティ奥多摩ベース」は、JSPA公認校となりました。今、なぜJSPAに登録しようと思ったのか、その理由を書きたいと思います。

JSPAとは

一般社団法人 日本セーフティパドリング協会(JSPA)とは、どんな団体なのでしょうか。

JSPAは、日本におけるパドルスポーツの安全な普及を目的として、1988年に設立された組織です。
設立当初は「日本セーフティカヌーイング協会(JSCA)」という名称で、カヌー、カヤックを対象にしていましたが、SUPやフィッシングカヤック、パックラフトなど新たなパドルスポーツの普及を受け、2022年3月に現在の名称に変更されました。 
JSPAは、安全なパドリング技術や指導法の研究、指導者の養成・検定、公認スクール制度の運営などを行っています。全国には50を超える公認スクールがあり、500人以上の会員が在籍しています。 これらのスクールでは、初心者から上級者まで、安全で楽しいパドルスポーツの体験や指導を提供しています。

2024年7月にガイドの認定を受け、2025年2月にグラビティ奥多摩ベースとして公認校の登録をしました。

白丸湖でカヤック体験を開催しているグラビティ奥多摩ベースは、コロナ禍を経て、親子の参加者や比較的近くから通う参加者が増えています。静水でのアクティビティでやりたいことがあるので、安全面からも充実させたいと考えました。

こんなタイミングでJSPAに入ろうと思ったきっかけは、主にふたつあります。

仲間に入りたい

そもそも気になるきっかけとなったのは、パドリング友だちであるスウィートパドル石田元子さんがJSPAに参加したことです。JSPA理事の一滴中村昭彦さんと、研修に参加したり、その道すがら漕ぎに行ったりしている楽しげなようすが気になっていました。

いちばん影響をうけたのは、白丸湖でお隣さんである、ぼちぼちアドベンチャーすそのさんが認定校に登録したこと。JSPAにかかわるようになってから、アクティビティでの安全について、言葉の端々から意識の変化を感じられたのが大きかったです。

また、公認校に入ることで全国の事業者さんとつながりができることも大きいです。他の事業者さんを訪ねられる機会を得られるのは、すごく価値があると思っています。

外国人の参加者が増えている

もうひとつの理由は、外国からの参加者への対策です。

わたしのところは英語対応していないのにもかかわらず、ここ5-6年で外国人の参加者が増えてきました。日本人とは勝手が違うので、自分ひとりではどうにもならないことも起きる可能性が高まります。
外国人の参加者は今後もさらに増えていくだろうから、事前の準備や事故後の対応など安全対策をし、訴訟にならない、訴訟になったときに負けないように備えておきたいと常々思っていました。

JSPAは顧問弁護士がいて、パドリング事故の事例勉強会や事前の準備などについて知ることができます。

ということで、

JSPAの公認校のみなさん、よろしくお願いします。

登録にまつわること。先日参加した総会と研修会について、次の記事で書きたいと思います。



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