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#カヌースクールグラビティ
カヤックスクールを公開します
こんにちは。
カヌースクール「グラビティ」の後藤めぐみです。
多摩川上流の青梅&奥多摩で、リバーカヤックの講習や体験を、1997年からやっています。
リバーカヤックを教えるようになって、かれこれ28年になります。(2021年現在)
その間に、ボートのデザインも大きく変わりました。
長いボートが短く。
丸かったボトムのデザインもフラットに。
厚みの配分も変わりました。
それに合わせて、動かし方や乗
エディラインは溝だと思え。
流れを渡って沈する。
瀬を下り終わって沈する。
流れの当たっている壁沿いで沈する。
エディに入ろうとして沈する。
これ、エディラインでやられています。
エディラインとはエディラインとは、違った方向からやってくる水流がぶつかり合っているところです。そこが筋に見えるので、エディラインと呼ばれます。
エディラインは、はっきり見えるものと見えにくいもの、角度が平行に近いものと正面からのもの、流速差が
フェリーグライドをいろんな場面でつかってみよう
こんにちは。東京の多摩川上流、奥多摩と青梅でカヤックを教えている後藤めぐみです。安全に楽しくカヤックを楽しむコツを書いています。
今回は、フェリーグライドについて。「フェリーグライド」とは、流れを流されずに横切るテクニックのことです。フェリー(運ぶ・渡す)+グライド(滑る・なめらかに動く)が組み合わさった言葉です。
フェリーグライドは対岸に渡るだけではないフェリーグライドというと、流れを横切っ
流れに乗るのか、いなすのか。
リバーカヤックのおもしろさ。それは水の動きを感じて流れと遊ぶこと。地形によって水の動きはさまざまです。同じ川でも毎日同じではなくて、水位が変わると水の動きも変化します。たとえば流量が増えると、流れが速くなったり、水位が上がって岩を乗り越えるようになり、ぶつかったはね返りや落ちる方向が変わります。
「水は下流へ向かって流れているはず」と先入観をもって見ていると、いろんな流れに気づけないです。水は下
[ロール]セットは、段取り。
ロールの確率を上げたい。そう思う人は多いでしょう。
ロールはいろんなポイントがあって、どれかが欠けると、気持ちよく上がれません。いろんなポイントをちゃんとやるには、セットを丁寧にするといいです。
セットは、動く前に準備する「段取り」なのです。段取りができていると、ものごとはスムーズに動いていきます。
陸上で何度も慣れているひとを見ると、セットをしていないように見えます。何も考えなくても、体が勝
リーンのコツは、「傾けようとしない」こと
リバーカヤックで悩ましいのが、リーン(リーニング)。ボートの傾け方です。沈せずに安定してボートを動かすには、”どこに水圧を受けるのか?”がとても重要です。
リバーカヤックで沈するほとんどは、エッジやデッキに流れを受けたとき。デッキに水圧を受け続けると、倒されやすくなります。流れの中で安定して動かすには、ボトムに水圧を受け続けるようにしたいです。
川の流れは複雑。頭で考えて対処していると、リーンの
本流に乗るのか、外れるのか
川下りは、どの流れにのるのかがとても重要。
今回は「本流」について考えます。
川の中で流れがいちばん強く、速いのが「本流」。「流心(りゅうしん)」とも言います。自然の川では、流心が深くなっていることが多いです。
川下りをしていて、乗ったほうがいい場合と、乗らないほうがいい場合があります。
本流に乗ったほうがいい場合川幅が広がっていて、流れ全体が浅くなっているようなところでは、本流に乗っていっ
バックストロークの効用
バックストロークは、ただ後ろへ進むだけではなくて、いろんなことを気づかせてくれる。
見えないからこそ、他の感覚を研ぎ澄ますことになる。
ブレードから伝わる手ごたえ、ボートの向き、体幹が使えているかどうか。
バックストロークを漕いで、再確認してみましょう。
① 水のキャッチ
[ロール]CtoCからスイープロールに変えるには
ロールの上がり方はいろいろとあります。
中でも、リバーカヤックで最強なのは、「スイープロール」。
理由は、
最初の動作からボートを起こしはじめられるので、ボートの復元力も利用できる
身体のひねりを使うので、他のストロークと同じ感覚でできる
長く浮力を作り続けられるので、疲れても上がりやすい
などなど、メリットがたくさんある。
なので、最近のリバーカヤックのスクールでは、CtoCのロールを