#カヤックを趣味にしよう
「対話」と「川下り」の共通点
昨年は、「対話」について深く考える1年でした。きっかけは、中村一浩さんの「対話塾」という学びの場。そして、先月に「対話」について書かれた本が出版されました。
「対話」と聞くと、誰かと話をすることを思い浮かべるかもしれません。でもこの本では、対話には次の3つがあると書かれています。
自分との対話
他者との対話
自然との対話
これら3つは、つながり合いながら進んでいくものだそうです。
実は
そもそも、何が目的なのか。
リバーカヤックをまっすぐ動かす。
それをやすやすとできるようになるのが、子どもたちです。水のつかまえ方がわかると、自分の行きたい方向へボートを進められるようになります。
細かなことを「考えていない」からかもしれません。
思考にしばられると動けないたとえば、歩く。
重心を進行方向へ投げ出しながら、脚を前に出し、足の上に重心を載せてから、次へ重心を進行方向へ投げ出す。重心が安定するように、しっか
子どもはちゃんと考えている。
今年の5月から、親子で何度かカヤックスクールに参加していただいているU家。基本をきっちり学ぶ姿勢のお父さん、家族で楽しみたいお母さん、独創的な小学5年生のS君の三人です。毎回、楽しくレッスンをしています。
少ないパドリング回数で
今回、練習の課題で
「できるだけ少ないパドリングで、目的地まで行ってみよう」
と、みんなで競い合ってみました。
課題の目的は、
「行き先を見つづける」
「ワンパドル
「正確さ」を求めると、苦しい。
グラビティで使っているボートは、本格的なリバーカヤックです。
岩や障害物をすばやくすり抜けて下れるように、とても回転性の高いタイプです。
なので、まっすぐに進むようにはデザインされていません。
(まっすぐに進みすぎると、流れの中ではコントロールしづらくて、川下りが難しいのです)
問:まっすぐに進まないボートを、どうやったら行きたいところへ進めていけるでしょうか?
答えは、
「曲がりながら進む」
クルミはちゃんと考えてる
秋になると、白丸湖畔でたわわに実をつけている木を見かけます。
クルミです。
植物はいろんな方法で種をばら撒きます。
おいしい果実にして鳥に食べて運んでもらったり、羽のようなものをまとわせて風で飛ばしたり。
クルミは水を使って種を運んでもらう植物です。
だから、川沿いに生えていることが多いです。
実の表面には、緑の厚い果肉がついています。
果肉は浮力があるので、ぷかぷかと浮いて水面を漂ってい
苦しみを生み出すもの。
ほぼ毎日、カヤック体験をやってる。
体験で使っているのは、本格的な一人乗りのリバーカヤック。
岩のある急流でもすばやく方向を変えられるように、反応がいい、つまり、とても曲がりやすいボートだ。
はっきりいって、まっすぐには進まない。
そのまっすぐに進まないボートをどうやって思い通りに動かしていくのか、そこがリバーカヤックのおもしろさでもある。
そんな乗り物に、どう向き合うか。
ままならなさが楽し
じゃんじゃん失敗しよう。それもカヤックの楽しさ
「ゼルダの伝説」というゲームが好きだった。
アクションRPGというカテゴリのゲームだ。
どんどんダンジョンを通過して進むよりも、ものを動かしてみたり、草を刈ったりして(ときどきチャリンと宝石が出てくる)道草しながら探索するのが好きだった。
ゴール志向じゃなかったんだな、昔から。
カヤックの覚え方として、
スクールに入ってすぐに上達する
というのもひとつの方法だけれど、
自分で失敗しながら覚