![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/169167651/rectangle_large_type_2_1f0277efe50304bcd51326abb8610e7a.jpeg?width=1200)
2024年を振り返って
新年がスタートし、昨年1年間を改めて振り返っています。
2024年はGOTOKUにとって本当に変化と成長に満ちた1年でした。
日本全国での取り組みや公的・民間企業との協力を通じて、日本の豊かな文化遺産を守りながら共有するという使命を果たしてきました。
年初には、4省連携セミナーのパネリストとして登壇。持続可能な観光や地域活性化について主要な関係者と意見交換を行いました。この議論を通じて、日本の観光地を再定義し、新しい方向性を模索する1年の始まりとなりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1736300872-w8Ddz7fFoUAspXLHVRkrW9SP.png?width=1200)
鹿児島では、ガストロノミーツーリズム事業に取り組み、鹿児島の豊かな食材や素晴らしい生産者の皆様との出会いにも恵まれました。この取り組みが評価され、Condé Nast Travellerにも取り上げられました。
また、観光庁「地域一体型ガストロノミー推進事業」の一環として、ダニエル・カルバート氏(セザンヌ)、サンティアゴ・フェルナンデス氏(Maz)、ケビン・ジュン氏(Noma)といった世界的に著名なシェフを鹿児島に招き、「鹿児島食材視察ツアー」を行いました。彼らと地元の蒸留所や職人たちとのコラボレーションにより、鹿児島の豊かな食文化を体現する場を作り出し、商業プロモーションや実際の販売促進といった具体的な成果を得ることができました。このプロジェクトを通じて、鹿児島が食と文化の旅の目的地としてさらなる注目を集めることができたと感じています。
また、環境省「国立公園感動体験事業」の一環として、Kammuiと協力し日本全国8地域で持続可能な観光の推進に取り組みました。
この中では、海外の主要エージェントを招いたFAMツアーや商談会を開催し、持続可能性と観光地としてのアクセスの良さのバランスを取る努力を重ねました。
![](https://assets.st-note.com/img/1736302863-SYO2tgiBeN0WqJ98Hd1mpnEo.jpg?width=1200)
長崎では、「長崎DMO持続可能な観光プロジェクト」を通じて、地域の豊かな歴史、文化、食の伝統を生かした持続可能な観光の推進に注力しました。この取り組みの中で、ラグジュアリートラベラーの期待に応えるガイドの育成を行うとともに、産業遺産の象徴である軍艦島のプライベートツアーを開発しました。これにより、長崎の観光地としての魅力をさらに高めることができました。さらに、日本観光庁とのアドバイザリー業務では、伊勢原市、丸亀市、出石市といった歴史的町並みの整備に取り組みました。
また、「地域観光資源の多言語解説整備支援事業」や「地方部におけるローカルガイド人材の持続的な確保・育成に向けた課題認識」の一環として、観光案内の多言語化やガイドの育成にも携わりました。これらの取り組みを通じて、観光地の価値をより多くの訪問者に伝える基盤を築くことができました。
鹿児島では、ラグジュアリー旅行の目的地としての成長も顕著でした。今年はアメリカ、イギリス、フランス、カナダ、ロシア、韓国、ドイツなどから記録的な数の旅行者を迎え、九州の精神を体現する特注の文化体験を提供しました。これにより、地域と訪問者の深いつながりを生むことができたと感じています。
![](https://assets.st-note.com/img/1736299366-gq5e4JRhomKrTYPvEIp2w0yG.jpg?width=1200)
個人的には、能の稽古を始め、日本の古典芸術への理解を深める貴重な経験を得ました。また、鹿児島の若者向けに示現流のワークショップを行い、全国での演武を通じて日本の武道文化を次世代へ伝える活動を続けました。
![](https://assets.st-note.com/img/1736299093-Q06tc4RH1oruAgxWPJqbw7vj.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1736299223-249bPJIXjRfr5DMdkQCWopGT.jpg?width=1200)
2024年を通じてご支援いただいたすべてのパートナー、クライアント、そして全ての関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
2025年も、GOTOKUは引き続き日本の素晴らしさを共有し、その本質を守り続けるために邁進してまいります。