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ウェブ解析を巡る連想

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ウェブマーケティングの基礎を非体系的におさらいできます。ウェブ解析やCRMにまつわる個人的な想いを書き連ねています。
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#ロイヤルティプログラム

ウェブ解析を巡る連想 Vol.12  ~ ロイヤルティプログラムとサブスクリプション

LTV(Life Time Value)は、「顧客生涯価値」と訳され、CRMの究極の狙いはLTVの最大化とされる。このためには新規にまして既存顧客こそが資産として重要であり、ブランドスイッチをさせないようあらゆる手を尽くす意義がある。そのマーケティングコストは一般的に新規顧客獲得の1/5で済むと云われるのに、実際には既存顧客のコストは節約するケースがほとんどだ。高度成長期以降の日本のマーケットは、ほぼ新規客しかいなかったので問題はなかった。企業には客なんか取りっ放しで逃しても

ウェブ解析を巡る連想 Vol.11  ~ ロイヤルティプログラム

想定しているのが、ウェブ上で購買行動を完結せずに店頭で商品を販売するブランドなので、Step4はオフラインとの関係が欠かせない。 Step3でユーザーは自主的にCVのLevel1や2に達し、再びエンゲージメントを経てCVのLevel3に達する。さらにLevel3のステイタス(スコアリングによるクラスター判断)で店頭への誘客となる。そしてセールスからクロージング(商品の購買成立)に至る過程は、ブランドにとって最大の試金石だ。ユーザーMはここへあくまで自分の意志でたどり着いたの