外出自粛要請解除後の注意点
五月二十五日埼玉県の新型コロナウイルスに対する外出自粛要請が解除されました。これで学校も六月から始まる事でしょう。
しかし、注意して頂きたい点が二つあります。
①熱中症に注意する事
②肉離れなどのケガに注意すること
①熱中症
熱中症ですが、例年と違い外で汗をかいていた方は少ないと思います。
その場合、身体が汗をかいて身体を冷やすシステムが十分に動いていないため熱中症の危険が高い状態にあります。
暑熱順化(しょねつじゅんか)と呼ばれますが、身体が暑さになれるのは
約二週間かかると言われています。その間は熱中症の危険がとても高いと言う事です。
いきなりガンガン運動を再開したり、例年と同じように行動すると今年は危険だと言う事です。
まずは二週間暑さに体を慣らすためにどんどん汗をかいて下さい。
お勧めは入浴です。暑くなるとシャワーだけで済ます方も多いと思いますが、湯船に20分ほど浸かり汗を出しましょう。汗を出すシステムがちゃんと動くようになれば熱中症の危険は下がります。
今日から毎日湯船に入り汗を出しましょう。
我が家ではエプソムソルトという入浴剤を使っています。
これを湯船に入れるととてもよく汗が出ます。
アマゾンで売っているので、興味のある方は試してみて下さい。
お勧めですよ!
②ケガに注意
約二ヶ月間の自粛要請により、身体はなまっています。特に瞬発的な動きに対する身体の反応はとても鈍っています。
その状態を考慮しないで、例年通りのメニューを行なうと間違いなくケガをします。
特に肉離れや捻挫が多く見られると思います。
肉離れは様々な原因で起こりますが、いきなりダッシュ、ジャンプなどの瞬発系のトレーニングをやるのは気をつけましょう。
怪我をしたら今度は病院から外出自粛要請が出てしまいます(笑)
徐々に負荷量を上げていくようにして下さい。
負荷量の上げ方のポイントは
「運動の真ん中に強い負荷を入れること」です。
一時間走るとしましょう。
最初は一時間ジョギング程度で体を慣らして行きます。
早い人で三日、大体一から二週間ほど慣れるのに時間がかかると思います。
身体が慣れてきたら最初の20分をジョギングペース、次の20分を速いペース、最後の20分をジョギングペースと言うように、真ん中に強い負荷を入れて下さい。
また身体が慣れるまでは次の強い負荷に進まないよう気をつけて下さい。
この身体の慣れについては個人差、年齢差があるので、ご自分の体調と相談しながら負荷を強めて行って下さい。
これを行う事でかなりケガの危険は下がると思います。
また捻挫などは反射神経の反応速度の低下で起こりやすくなりますが、筋肉だけではなく神経系も機能が低下しているので、徐々に負荷量を上げて神経系も鍛えていくようにして下さい。
自粛要請後すぐに怪我などしないよう御注意下さいね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?