舞台「ウマ娘プリティーダービー ~Sprinters' Story~」自分用振り返り(めちゃめちゃネタバレあり!!!)
はじめに
1/21、就活ついでに関東へ帰ってくるので友人と一緒に観ようって前々から計画してたんですよね。この時ほどコロナを恨んだことは無いです。でも27から29日までの3日間、公演再開できたことは本当にうれしかった。そして配信もしてくれるなんてなんと太っ腹なのだろうと。
舞台「ウマ娘プリティーダービー ~Sprinters' Story~」にかかわったすべての方へ、本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
https://twitter.com/Gotoichi_horse/status/1181931026332864512?t=rXGDDTwRQ_uj1Movl_Vdjw&s=19
3年前に何となく「ウマ娘舞台化しねーかなー」なんてツイートしてましたが、本当に舞台化するとは思っていませんでしたよ。発表されたときは目玉飛び出るかと思いました。ただ、全然舞台に詳しいわけでもない自分でさえ知っているネルケプランニングが携わっているなら、こりゃすげえもんがお出しされるんだろうという確信はありました。実際には想定を超えてきたわけなんですが。
2.5次元、好きなんですよ。自分の興味あるコンテンツの作品しか見ないけど。クソガキのころ姉の隣でテニミュを食い入るように見て育ち、高校時代にけもフレの舞台を2作品見に行ったくらいか。あの目の前にキャラクター本人がいる感×自分がその作品の世界の中にいる感がたまらなく好きです。あと現地だと身体で音を感じられるのでなおさらですよね。ああ現地で見たかった…
これ以上長々と書いても仕方ないので本編を見ながらあーだこうだ言おうと思います。
あと劇中歌の歌詞でわかるところは書き出したので良かったらどうぞ↓
https://note.com/gotoichi/n/n8de952b4ff16
本編
配信で千穐楽を見たわけですが、部屋を暗くしてイヤホンで音量マックス、これに限りますね。視界の情報量が減って画面に集中できるし、可能な限り舞台の音を拾えるので。
開演~M1「Overrunner」
ルビーの京都ウマ娘特別からスタート。タップダンスすげえ…
4人の紹介パート、まじで目の前にウマ娘いるんだもんな…アンサンブルウマ娘もいるし。このパートまでもっとルビーって淡々とした性格だと思ってました。内に秘める激情というか、そういうものを持ちながらも華麗なる一族としてふさわしいようふるまっているということなんだろうなあ…
Overrun!、いい曲ですね…もう泣く
ミラクルとルビー、すごいターン映えする勝負服だよなあ…その前にアンサンブル含め純粋にみんな歌が上手い。ヘリオスソロとかえぐいし「走る」のハモリも好き。そうハモリがある曲大好きなんですよ。最後も4人の決めポーズ決まりすぎや
~M2
ペンラの使い方説明ありがたい。アンサンブルウマ娘のわちゃわちゃ見れるの嬉しい…ファンサ助かる
ただ我々観客を「トレーナー」と呼ぶのは最後までちょっとだけ違和感が残ったなあ
京王杯SC。「堕ちるところまで堕ちた」というルビーの発言、本当にこの時代の芝中長距離路線って肩身が狭かったんだなあ…
と感じます。そしてこのヘリオスの無遠慮陽キャっぷりも難なく?スルーするお嬢。ヘリオスの「ハイ!イジョーです!」とてもらしさ出てると思うしお嬢はお辞儀がきれいすぎる
パドックのタップダンスまじで蹄音にしか聞こえん
レースこれ実際のレースと馬群の形成とか位置取りとか一緒なんだろうなあ…元のレース見れてないけど。あとで見ます。曲がるときは身体傾けるし直線入って相手の位置取り見ながら進路探したりするし蹄音はするし後ろに馬走ってるの見えます。
レース後のヘリオスがルビーを見る目が言葉にしづらいけど好きだなあ…
ヘリオスソロM2ほんと底抜けの明るさって感じがする。エネルギッシュで楽しいことは何でもするみたいな。台に乗る2回目のサビ前すっげえ気持ちこもってる感じして好き。曲の最後のドラムに合わせてステップ踏んでからのキメえぐい。
~M3
オークス5着で惨敗と言われ、(2番人気だったからかもしれないけど)一族の重圧にどんどん追い詰められていくルビーお嬢…これが血統の重み、良血馬への期待
その裏でわちゃわちゃやってるアンサンブルの2人との温度差で風邪ひきそう
私はここでルビーとミラクルが同室なことを知りました、サポカ未所持ですつらい
このミラクルの条件戦BGMめっちゃ好きだからゲームに逆輸入してくれ
ミラクルが「取引…?」って言った後のルビーの手がめっちゃお嬢様感あってな…まだミラクルにも心を開いてない感がにじみ出てる
ここのBGM、M7のアレンジなんだ
ここではルビーがミラクルに「なぜそんなに走れるのか」を聞いてるんだよな
にしたってミラクルかっこいいな みんなの期待を背負って走る優しい娘
自らの出自を語り合って共通点を見つけて距離の近くなったミラクルとルビー 取引前と後でルビーの表情が全然違うんだよな
ビブラートきれいすぎんだろルビー 「っ」まで歌ってんのが分かるし
間奏のくぐもりながら破裂する音みたいな効果音あるじゃん あれ入る曲はすべて名曲説を提唱したい
儚さと強さの共存するミラクルの歌声がこう、曲調に合っててさ なんか為すべきことを為したら消えてしまうんじゃないかと思わされる
~M4「本能スピード」
安田記念だ!みんな勝負服だあ…
「駆けてみせる、この脚で、この命で!」ミラクルの影響をとても受けている
ヘリオスの楽しそうな叫ぶような言葉たまらん
あーアプリで聞いたファンファーレ 今更だけどゲート入り奇数ぐ数だしみんなゲート前で各々最後祈ったり脚動かしたりしてるの芸細 入るゲート間違えたウマ娘、本来入るはずのウマ娘に怒られてるのおもろい
固有発動まで入れてくるとは思わなかったよね てかこんだけ激しく動きながら録音した音声に合わせた表情や演技やしなきゃいけないの相当大変だろうなあ すごい
ルビーがゴールした後もほかのウマ娘はゴールするまでちゃんと走ってるんだよな そしてお嬢の嬉しそうな顔 それはやっと一族の汚名を払拭できたからなのかただG1を取れた喜びからなのか
振付変えずに本能スピードやるのえぐすぎる 段の上でお互いを指しあい「誰より今」の前は見つめあうしラストは同じ円の中に入るルビーとヘリオスよカッコよすぎる
間奏の激しいダンス、あんまお嬢が踊ってる想像つかなかったけどバリかっこよくてびっくりした ヘリオスは動きがでかくてすごいパワフルだしめっちゃあの振りが似合ってこれまたカッコいい
~M5
ミラクルの条件戦、どっかに映像ないかなあ…1200で9馬身はそりゃG1への期待も高まる
にしてもタップを連戦は体力えぐもってかれそう でもミラクルの気合の入った声カッコよすぎてだめ
ここの練習シーン、タップの軸足変えるところが馬が手前かえているようにしか見えない
ルビーが宮杯出るって言った時ちょっとだけミラクルが寂しそうな顔をした気がするのは気のせいだと思います 母と祖母が大好きなお嬢
風ってるゼファー登場 タップの音ってかなり響くんだなあ ヘリオスのギャル語よく噛まないよな流石すぎる
ヘリオスの走るの好きレースするの好き会うやつみんなトモダチみたいな精神ほんと太陽
ゆったり階段降りてくるゼファーかわいい……真っ当にスポ根してる曲これだけな気がする
〜M6
2ヶ月で5レース、現代の競馬じゃ使いすぎって言われるよな……でもこの時代はそれが当たり前だもんな
陣営も夏は休ませてるし左回り苦手説があるなら秋冬しかGIチャンスがないのは番組とのめぐり合わせが悪いとしか言いようがない……
初めてお嬢をルビーと呼んだヘリオス 肩がっと掴んでこっち向かせて、マジトーンの宣戦布告は本気度がとても伝わってくる その後お腹ポンポンすんのすき
高松宮杯だけ2000で長いから舞台上一周するの細かい
ヘリオス直線ずっと前向いてんだ ルビーはチラチラヘリオス見てるけど
そして初めてヘリオスのことを名前で呼ぶお嬢 中距離で戦えないことを自覚した上で「次は許しません」がかっこいい…… ルビーの方からヘリオスの目を見たのこれが初めてかなあ
ゼッケン切れるほど舞台って激しいんだな……アンサンブルも歌がうめぇ!ハイテンションヘリオスはレース後でもカラオケではっちゃけるイメージめちゃくちゃ解釈通り
長いペンラ綺麗やな……回すと模様出るやつ 中学の技術の授業で似たような扇風機のやつ作ったわ
~M7
この時点で2度レコード勝ちするミラクル、ほんとスプリンターの新星だったんだろうな
この辺りからミラクルに余裕がなくなっていってる感がある 脚の限界が見えたことへの焦り……
ヘリゼファハイタッチ何度でも見たい。最後ゼファーからさきにウェイすんのかわいいよね
ミラクルの走り凄い動きがデカイ パワフルな走りをする馬だったんだろうな 最内ヘロヘロヘリオス……
嬉しさを噛み締めるミラクル……の直後に少し脚引きづりながらはけてくの辛いよ ヘリオスのレース前後のひとコマで気持ちを落ち着けないとやってられない
ここのゼファー本気で止めようとしてるのがクる ルビーも全部見てるんだよなこの話……でももう覚悟を決めてしまっていて、思いが強すぎて、どうしようもない。
転調させるのヤバすぎでしょ身体震えたよ……ミラクルの感謝を伝えたいという気持ちがダイレクトに伝わってくる はけてく時に左脚見て小さく頷くの、弱さが出そうになった自分の心を納得させるためな気がする
〜M8
ヘ・イ・ソ・ウ好き ジャ〜ネ〜!!!!好きアンサンブルの2人も好き
お嬢ここでまたヘリオスの目が見れなくなってる 畳み掛けるお嬢と無遠慮に思いの丈をぶつけるヘリオス
「自分のために走るのがいちばん楽しい」「みんなで走れなくなることがいちばん辛い」この2つをみんなと走るようになって理解して、これを証明するために覚悟を決めるヘリオスが強すぎる
ミラクルとルビーの暗雲立ちこめる状況をゼファーが明らかにしてヘリオスが照らす……Sunrise……
〜M9
パドックの締めに個性が出てて良いよね ミラクルは視界が狭くなっててルビーは顔が暗い ヘリオスは笑みの裏に情熱が見えてる
直線のマジ走りの迫力よ……上手く走ってGI制覇
「走ってくれて嬉しい、走ってくれるだけで嬉しい」既に返せているものがあったのだと、自分が元気でいるだけで嬉しい人がいるのだと……
その後のお嬢Love平常運転のヘリオス笑うんだよな
ミラクルの自責が辛すぎて見てられないんだよ 「許しちゃいけない」「2度はなくてもいいから」
ネバルバ、つま先から身体伝うような振り好きだったからそのままやってくれて嬉しい 「前だけを見てボクは進む」
〜M10
「「生きている意味」」
無遠慮な太陽に気付かされた事、ミラクルにも伝わっているんだよな でも言葉だけでは足りない、直視してしまったらずっと恩返しのために生きてきた今までの自分をひっくり返すことになる……
お嬢歌うますぎる 震える「それは」とかヤバい
ルビーが出走を決めたときの、ミラクルの唖然とした顔……
〜M11、12
ルビーの吹っ切れを察知するヘリオス
スプリンターズステークス3人並んでんのいいよね
左脚……初見暗転した時心臓止まるかと思ったし何度見てもミラクルから目が離せなくなる ずっと自分が破滅する未来しか見えてなかったんだなって
怪我をして、ルビーの走りを見て、自分を助けてくれた人たちの思いを理解して。
「幸せに名前があるなら『ミラクル』それが相応しいと思うわ」そうだよ楽しく走ってる姿を見せることこそが幸せなんだよ
ずっと走っていたい、でも60秒と少ししか共に走れないスプリンター。しかし2回目、3回目……と走れる限り未来へレースは続く
〜M13-15
「ただいま、みんな!」→「やっとみんな会えたね」は涙腺おかしくなるからやめて
もうね、みんな楽しそうに歌って踊ってるだけで泣けてくるよ 帰ってきてくれてありがとう…… 怪我ってほんと辛いんだよ
にしてもミラクルとルビーはターン映えする衣装だわ
4人が1人ずつ歌って徐々にはけてくとこ好き ミラクルのダンスが力強くて喜びに満ちている
からのoverrunner!!!!
しゃがみながら「失敗の一歩は……」歌うミラクルよ
ガチタップと曲が調和しすぎている ヘリオスソロで固有発動ヤバすぎる
4人の表情がM1の時よりめちゃめちゃ柔らかくなってる気がする
うまぴょいってほんと電波曲だなと思った 実家のような安心感がある アンサンブル2列目のセンター、ピンク勝負服のウマ娘は多分ゲート出あんま良くないのにかかり逃げすると思う
靴のキラキラとロングペンライト×客席のカラフルなペンライトがクライマックス感すごい
エンディング
ここ本当に、佐藤さんの、舞台にかける思いっていうのがひしひしと伝わってくるんですよ 脚本・構成諸々についてもこんなに語ってくれるんだもん好きになるわ
「ただいまって1番言いたかったのはミラクル」
しんみりした所でちゃんと笑いも取れるのも凄い……
磯部さん手足長いし細すぎる……すげぇハードだったろうな ダイイチルビーがどんなウマ娘か、舞台を見てイメージが一新されたけど、元々のイメージをひっくり返す位の演技ってよくよく考えなくてもヤバイよなあ
今泉さん、稽古相当苦労したんだなっていうのが分かる挨拶だった……舞台女優と声優って全然違うのは素人目にも明らかだも
でも挨拶中に鼻水はかみにいかないで(笑)
山根さんは舞台発足からずっとリアルヘリオスで、座長としてみんなを引っ張るとてもしんどい立場にあったと思います。「終わるのが寂しい」「すごく楽しかった」って伝えてくれるのはなんというか嬉しい?かな 演者が誰よりも楽しんでくれてるのは嬉しい
締めのゴールイーン!やってくれてありがとう……
終演後の生コメントまでやってくれるのありがとうございます本当に……
#佐藤今日も良かったぞ
#かりんちゃん愛してる
#ややちゃんしか勝たん
#りおな風になってたよ
最後に
語彙力がなくて辛いです。絶対書ききれてないことあるし変な書き方してるのもある
配信最終日の23:50にこれ書いてますけど何度観ても観たりないなと思います。8月のブルーレイ発売が待ち遠しい!!!!!!
自分が知ってるスポーツ系の舞台って、1試合がとても長いものばかりなイメージなんですよね。よく60数秒のレースをここまで表現してくれた……
あとケイエスミラクルって、戦績だけ見たらただの30年前のGII馬(だいぶ失礼な言い方!!)で、今を生きる競馬ファンで知っている人の方が少ないのかなって。若い人も多くなってるし。それを掘り起こして我々に「こんな馬もいたんだよ」というのを教えてくれたことに感謝です。誰からも忘れられた時が2度目の死とは誰が言ったか忘れましたが。
なんか書きたいこと多分まだまだあるとは思うんですけど今思いつかないのでそろそろ締めます。Cygames様、ネルケプランニング様、キャストの皆様、裏方の皆様……関係者一同様へ。こんなに素晴らしいものを本当にありがとうございました。是非リベンジ公演or第2弾and劇中歌・BGMのCD発売を宜しくお願い致します!!!!!!