KAMIKAWA GX LAB vol.2
~はじめに~
かれこれ半年程のツアー企画の打ち合わせを経て、ようやくモデルツアーとしての形ができました。
今回、オフ会と称して実際に体験することで、よりこのツアーに磨きをかけ、世の中に販売できるものにしていきます。
予測困難なVUCAの時代に北海道上川町でイノベーションをおこしていく様を今後も温かく見守っていただけたらと思います。
そんな北海道上川町は、これまで、遠方にいくまでの通過点・休憩地としての訪問が多く、上川にある壮大な自然や観光地に触れられないまま通りすぎていく町でした。
この町の魅力を一人でも多くの人に知っていただけたらと思います。
~宿~
お風呂、部屋、ブュッフェ、何もかもが最高すぎて感激しました。
何より、役場の方やNewsPicksの方の結束力がすごくて、夜は話がつきません。
笑いすぎて、久しぶりにお腹がいたかった!
こんなに多くの人と数日間をともにしたのは、もう何年も前です。
もう少し滞在したかったです。
【SOUNKAKU 層雲閣】
こんなにいいホテルは初めてでした。
外観も内装も高級感に満ちた宿です。
ロビーにある焚き火がお気に入りで、
夜の薄暗く静かな雰囲気の中、焚き火を前にして、眠たくなるまで過ごしていました。
大正12年より創業者荒井初一の想いを伝え続け、
その歴史とおもてなしの心は常に受け継がれる。
【ホテル大雪】
今回宿泊はしていませんが、いつか泊まってみたいホテル大雪も合わせて紹介します。
層雲峡温泉が命名されて100周年、リニューアルオープンしたホテルです。
~観光~
ひとつひとつの質が高い。
もともとの自然の良さを活かし、その魅力を最大限に発揮させた観光地です。
移動時間も、外を見てるだけで退屈しない町で、朝から晩まで気が抜けません。
運が良ければ、トレーニング中の某オリンピック選手を見かけることも!
【大雪森のガーデン】
5つのテーマに基づく「森の花園」と、5つのテーマガーデン「森の迎賓館」、秘境のような深い森の中に広がる空間「遊びの森」で構成。
北海道上川の花と緑が織りなす美しい世界をお楽しみください。
【フラテッロ・ディ・ミクニ~】
実際に食事はしていませんが、著名人御用達のレストラン&ヴィラを紹介します。
フラテッロ・ディ・ミクニは、大雪高原旭丘の丘の上に佇む1軒のレストランと森の中に隣接する4棟のヴィラ。
上川の地元食材を中心に、ここでしか味わう事の出来ない最高の料理と豊かな森と野花の中で時間を贅沢に楽しむヴィラ。四季折々の草花が皆様をおもてなしいたします。
天候に恵まれず見れなかったのですが、夜景がとにかくすごいらしいそうです。
【大雪山連峰】
自然を目の前にただただ感動し、どこかその壮大さに恐怖さえ感じました。
とにかく、長い、でかい、美しい。
大雪山連峰は2,000m級の峰々を中心に構成されています。
旭岳 (2,291 m)
北鎮岳(2,244 m)
白雲岳(2,230 m)
愛別岳(2,113 m)
北海岳(2,149 m)
黒岳 (1,984 m)
赤岳 (2,078 m)
緑岳 (2,019 m)
【層雲峡・大雪山写真ミュージアム】
私は普段、写真館や美術館に足を運びません。
今回はなぜか吸い込まれるように行きました。
半世紀以上にわたって北海道の山岳風景を撮影し続ける現役写真家・市根井孝悦(83歳)。
旧層雲峡小学校の校舎を生かした総面積1,570㎡ものミュージアムは、まさに大雪山の壮大なスケールにふさわしく、写真ギャラリーとして日本最大級の規模を誇ります。
4×5インチ判の大型カメラによる迫力ある山岳写真が、大雪山の四季折々の魅力を余すことなく伝え、見る人を魅了してやみません。
それはおそらく、友人を遭難で亡くしたこともあり、一枚一枚、命をかけて撮っていたからだと思われます。
そして、一枚だけ、かなりの大きさの写真があります。
その写真こそ、友人が遭難した山を撮ったものでした。
【銀河・流星の滝】
朝のフリータイムに散歩がてらに行きました。
特に目的もなく歩き、たまたま見つかりました。
日本の滝百選にも入っている名瀑だそうです。
なんて運のいいこと。
【上川大雪酒造】
私は下戸なのでお酒は詳しくありません。
ですが、物造りへの拘りや熱意はお酒が飲めなくても分かります。
2016年、日本酒の製造を休止していた三重県の酒造会社を、北海道上川郡上川町に移転し、上川大雪酒造株式会社を設立。
2020年に十勝、2021年に函館と、酒蔵の無かった土地に酒蔵を設立。
北海道産の酒造好適米と地元で採取される良質な天然水を原料に、地元産にこだわった日本酒造り。
五角形を有する家紋は、大雪山の「大」の文字、美しい雪、アイヌ文様をデザインモチーフに、日本酒の五味、甘・酸・辛・苦・渋を表現しています。
これから五十年、百年と美味い酒を醸し、地域で愛され受け継がれていく酒蔵のシンボルマークです。
~体験~
神経の80%は脳にあると言われています。
五感でキャッチしたものを心で感じ、行動し、言葉としていくそうです。
昨今は言葉が先行しすぎていて、一度掲げた主張は撤回できない、そんな社会に見えます。
体験をして言語化する、そんなツアーです。
【黒岳山】
初の山登り。
人生は山登りと言いますが、ほんとにそうだと感じました。
よく見えない頂上を目指すなか、紆余曲折があり、何となく頂上が見えてくる、そんな感じでした。
山頂では、感動して思わず泣く子もいました。
人には迷惑をかけていいのかもしれませんね。
【トマト狩り】
親の後を継いだトマト職人は平成28年に(株)大雪ファームを設立しました。
こうゆう人がいるから世の中は成立するんだと再認識しました。
【とうきび畑】
畑を駆け回る子どもをみたのはいつぶりかな。
なんと、私の実家近辺(大阪府八尾市)にも辰巳農園直送のとうもろこしが!
まさか、北海道上川町でそんなご縁があるとは思いもしませんでした。
辰巳農園は大豆もあつかっていて、臭みのない納豆やノンカフェインコーヒーもつくっています。
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1097810
【犬ぞり】
今回は犬小屋でおくつろぎのところをお邪魔してきましたが、とにかく人懐っこくパワフルです。
犬ぞりは、人と犬の信頼関係が大事とのこと。
【ヌクモ】
子どもづれのご家族は、合流前にここに寄ってからいらしていました。
北海道のほぼ中央にある大雪山連峰その麓にある小さな町・上川町に未来型公民館の「大雪かみかわ ヌクモ」があります。
子どもが走り回れるフリースペースと大雪山をイメージしたバンク(傾斜)を滑りおりたり、自分の描いた絵がチームラボによる「遊ぶ!天才プログラミング」によって動き出すプレイルームなど、天候を気にせず遊べる施設です。
チームラボによる子ども向けデジタルプログラム「あそぶ!天才プログラミング」を導入。
自分が描いた絵を、自分が作ったプログラムで動かして、遊びながらプログラミングの考え方を学びます。
【ランタン祭り】
お祭りじたい、いつぶりでしたっけ。
匂いとか雰囲気とか、終わりが若干さみしい感じとか、帰路が少し楽しい感じとか。
コロナ禍に入り、3年目。
世の中が変化していく中でようやく見えてきた光。
離れそうだったものが、また近くに感じられるようになりました。
きれいな景色と美味しいお酒を一緒に楽しみませんか?
『層酒相愛。灯りとお酒で心の距離を縮めよう。』
~温泉街~
山の温泉は四季折々の景色が楽しめます。
北海道上川町は、道内有数の紅葉スポットでもあり、日本一早い紅葉を楽しめます。
雪が降ると更にもう一枚のっかってくるということなります。
峡谷ならではの景色を楽しむことができます。
【層雲峡グランドホテル】
温泉天国「北海道」を代表する層雲峡温泉は、明治33年3月に塩谷水次郎氏らによって発見されました。その歴史ある層雲峡温泉とともに歩んできました層雲閣グランドホテルは、名湯というにふさわしい天然温泉の湧出温泉でお客様をお出迎えいたします
【黒岳の湯】
黒岳の湯は、2つの大浴場と3階露天風呂に、サウナ、水風呂等を備えた低張性弱アルカリ性高温泉です。
【朝陽リゾートホテル】
朝陽リゾートホテルの二種類の温泉は、日本で古くから二大美人泉質と言われている泉質です。
肌に対する効能のいい当館の温泉で自分磨きをお楽しみくださいませ。
【層雲峡観光ホテル】
源泉を館内に循環させる熱交換器を使用し湯温を下げてから大浴場に引き入れることにより、良質なお湯を源泉100%掛け流しでお愉しみ頂けます。
約200坪の敷地に約100坪におよぶ大自然と調和した岩でできた露天風呂。
東西に広がった露天風呂の中程、高さ約6メートルの岩山から流れ落ちる滝の演出。
露天風呂の側には石狩川があり、春・夏・秋・冬の四季折々の景観と川のせせらぎを満喫できます。
宇旅璃専用の湯衣着用で男女混浴となっておりますので、ご家族皆様で温泉をお楽しみいただけます。
【朝陽亭】
朝陽亭の温泉には、美肌をサポートするお湯といわれ、いわゆる「美人の湯」メタケイ酸が166mgと多く含まれている為、お肌が乾燥しやすい方や年配のお客様におすすめ。天然の化粧水といっても過言ではないお湯は女性のお客様も必見。
【ホテル大雪】
道内随一。
3つの大浴場と2つの露天風呂。
館内には特徴のある5つのお風呂が楽しめます。
展望を楽しむもよし、峡谷のせせらぎを聞くもよし、エキゾチックなチニタの湯もあります。
層雲峡温泉の中で、もっとも高台に位置する当ホテルだからこそのロケーションになっています。
~グランピング~
私は今回はじめてのキャンプでした。
運営スタッフにおんぶにだっこでしたので「キャンプしました!」と言える立場ではないですが…
こんなにキレイなオートキャンプ場で、BBQしたり、話したり、焚き火を囲んだり、もう何年ぶりかの時間でした。
キャンプ場ではいろんな人に出会うし、焚き火の前ではいろいろ話をしてしまうし、空気はキレイだし、最高の時間でした。
それだけに、家族を連れてこれなかったことが残念でしかなかったです…
今度は必ず連れていこうと思いました。
【層雲峡オートキャンプ場】
大雪山系黒岳の玄関口に位置し、美しい木立に囲まれた爽やかなロケーション。
近くには石狩川が流れ、川のせせらぎを聞きながら友人や仲間、家族と一緒にバーベキューやキャンプを気軽に楽しむことができます。
~ワークショップ~
前半は自己内省。
後半は社会課題の探求から解決。
ウクライナとロシアの戦争、安倍元総理の襲撃事件、参議院選挙、あらゆる社会問題に対する賛否両論、そんな渦中であるからこそ、今回のツアーはより参加してよかったと思いました。
結果論にはなるけど、ただの旅行ではなくなったと感じることができました。
【インフィニティ国際学院】
先天的の人格を子どものうちから教養し、概念や思い込みで自分の可能性を制限しない、そんな教育方針です。
段階的な教育の第一歩は「枠にとらわれない」。
そのために、校則は子ども達で考えてつくるそうです。
実際にインフィニティの学生も交えて、自分がどうゆう人間かを、ひとつの深いストーリーを通して主観的な目線で伝え、周りから客観的な意見を吸い上げるといったものでした。
創設者兼学院長は、大谷真樹。
2019年に開校した高等部はボーディングスクールとして運営しています。
「旅をしながら学び合う高校」をコンセプトとしており、一拠点の校舎・寮に滞在するのでなく、生徒と職員が約4週間毎に拠点を移しながら社会課題解決型の探究学習をメインとしています。
また、提携校八重洲学園大学国際高等学校のサポート校として運営しているため、規定の単位を取得した生徒は、八洲学園大学国際高等学校の高卒資格を取得することが可能です。
2022年に初等部(大阪府)、中等部(北海道上川町、鹿児島県奄美大島)が開校しました。
【上川町東京事務所 ㈱Connec.t】
社会課題を中心に、物事を一度分離したうえで抽象的にとらえる俯瞰力を養い、その状態から共通する導線を見いだして新たな解決策を構築する、そんなワークショップでした。
いわゆるチャングダウンからチャングアップする思考の訓練です。
1日目は社会課題別でチームを組み解決策を考え、
2日目は各課題担当者が1つのチームとなり俯瞰して解決策を考えるといった内容でした。
偏見の強い現代社会にまさに必要な思考だと感じました。
世の中のあらゆることは一見別々に見えるのですが、実は、根っこの部分では繋がっていて、そもそも、それを解決しないと課題は長期的に解決しないよね、そういったワークです。
~最後に~
運営くださったNewsPicksの皆様、
上川町役場の皆様に東京事務所の皆様、
ワークショップにオフ会に参加された皆様、
貴重なお時間、本当ににありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
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