人は論理的に変われる ③
ウィンストン・チャーチル
悲観主義者は全ての好機の中に困難を見つけ、
楽観主義者は全ての困難の中に好機を見つける。
つまりは、
物事は見方と捉え方であり、
明るい面に目がいく人と暗い面に目がいくがいる。
例えば、大好きな人にふられた時に、
何がいけなかったのか、他にいい人がいたのか、
と考える人もいれば、
いい時間を過ごせたな、いい経験になったな、
と、捉える人もいる。
例えば、仕事でミスをした場合、
他にもミスはないだろかと探しだす人もいれば、
失敗なくして成功はない、
と、捉える人もいる。
このように、見方と捉え方次第で、停滞してしまう人もいれば、より大きく飛躍していく人もいる。
このように、
人間は、楽観主義者と悲観主義者の大きく2種類に分類され、それぞれが持つ脳を楽観脳と悲観脳、或いはサニーブレインとレイニーブレインと呼ぶ。
それぞれの脳は、生きる姿勢を変え、それにより幸福度に影響をもたらすと言われている。
また、楽観脳がより働く人は、
個人的な利益にとどまらず、周りを巻き込み公益性を生み出すそうです。
ちなみに、楽観脳と悲観脳の割合は3:1のバランスが比較的いいと言われている。
そして、人の脳は非常に可塑性が高いと言われています。
一定の刺激に対してさまざな形へと柔軟に変化していきますが、一方で元に戻ろうという性質は比較的弱いそうです。
更に、楽観脳と悲観脳は、思考脳と感動脳によって形成されていきます。
思考脳とは、
情報量や経験をキャッチする脳。
感動脳とは、
物事の見方と捉え方に働きかける脳。
まとめると、
思考脳でキャッチした情報や経験を、
感動脳での見方や捉え方により、
楽観脳と悲観脳を形成していき、
人格形成を図ります。
つまりは、
取り入れた情報や経験を、どのような観点からどのように捉えていくかによって、生きる姿勢が変わり、幸福度アップに繋がっていきます。
そして、より多くの人へも影響をもたらしていきます。
このように、人間や脳の構造や種類を知ることにより、自分の人格を論理的かつ合理性をもって変えていくことは可能だということです。
人格を変えることは、人々の人間性と社会と資金を創出していく、そんな構図ができあがってきます。
次回は、具体的な解決策へと進みます。