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渓流釣りにおける「動画撮影」の方法と私の選択

動画撮影は人の個性がでるし、創意工夫が楽しい。🎯 が最終的なオススメ。


防水カメラであること

水中をおよぐ魚と撮影したいので、水中に沈められるカメラは必須。おのずと選択肢がアクションカメラに絞られる。

水中撮影の様子

ネックマウントよりもチェストマウント

ネックマウントは視点が高くなるし、マイクと口の距離が近づいて声がはいるメリットがある。でも視点が高すぎて、だいじな手元が映らない。フライフィッシングではラインさばきをしている様子が一番好きなので、手元が映るチェストマウントを選択。水面だけが映ってしまわないように、角度はすこし上向きが良さそう。

アクションカメラの備品は Ulanzi を選べばハズレがないと思っている。装着のしやすさが気に入っている。胸元のプレートが大きいことでカメラがぶれにくい気がする。

片手でマウント脱着ができる

釣った魚をリリースするときにカメラも沈める。片手で魚をもっているので、マウント脱着は片手でできる必要がある。そのためにUlanzi のクイックリリースを使っている。 関節が増えることになるので、カメラの角度調整幅も広がる。

音声は別マイクを用意

そもそもアクションカメラの内蔵マイク性能はよくない。水中に沈めると音はくぐもるし、しばらくはマイクに水が詰まってしまう。チェストマウントだとマイクと口の距離が離れるので音声を入れにくい。

そのため別マイクとしてピンマイクレコーダーを用意して胸元にセットしている。防水性はないので、水に濡れないように注意。沢登りではなく川歩きであり、腰まで浸かることも珍しいので、胸元のピンマイクレコーダーを濡らしたことはない。

内蔵マイクでの水中の音

撮影設定

  • 60fps

    • 動画から静止画を切り出したときにブレにくい。ラインをぶん回してもキレよく写っている気がする。

  • 4K

    • 魚がバイトした部分など、編集のときにズームしても画質劣化が目立ちにくい。

  • 画角はいちばんワイド

    • 特にフライフィッシングはラインをぶん回すので、広い画角があると全体をおさめることができる。

  • 外部マイクは常に録音

  • 入退渓や釣れそうなポイントの直前に都度カメラをON

    • 撮りっぱなしはバッテリー消費がかさむし、動画ファイルが肥大化して4K撮影を諦めることになる

    • カメラ動画と外部マイク音声の同期処理時間も減る

    • ON/OFF切り替えがあると自分の実況の質も上がる気がする

動画編集の流れ

  • カメラ動画ファイルと外部マイク音声ファイルを同期

    • Final Cut Pro の機能を利用

    • 処理時間が長いときは音声ファイルを1GB程度になるように小分けにする。小分けはカット→複合クリップ

  • 編集して全体をmp4エクスポート

    • 動画がない部分はすべてカット

    • 動画の音声はすべて0db

    • 外部マイクの音声は gain +15db 

  • mp4 ファイルを Recut で ジェットカットして XMLエクスポート

  • XML ファイルを Final Cut Pro にインポートして  mp4 エクスポート

    • 印象深いシーンのハイライト

    • 細かいシーンをズーム

私の選択(カメラ)

GoPro9

暗いと画質が荒いのが気になった。源流域は谷地形かつ木々に覆われていて光が差し込まないことが多い。センサーサイズが1/2.3と小さいことで、低照度撮影に弱いのが気になって使用をやめた。

実際の動画はこちら(暗い環境)

Osmo Action 4  🎯

センサーサイズが 1/1.3 と大きいのがポイント。光量が少ない環境でも、画質が荒れにくいはず。

センサーサイズが同じく 1/1.3 である Insta Ace Pro も候補だった。しかし内側ディスプレイがないことが気になって候補から外した。アウトドア中にディスプレイを毎回フリップするのは面倒だし、可動部があることは故障リスクにつながると信じている。

私の選択(マイク)

アクションカメラ内蔵マイク

内蔵マイクだとやっぱり声がしっかり入らない。水中撮影した後はマイクに一時的に水が詰まって音が録れない。衣服とこすれる音や、衝突音といった雑音がはいりやすい。マイク位置がマウント場所に固定されてしまって、口元に近づけることができない。

実際の音はこちら

Gopro メディアモジュラー

GoPro が防水仕様ではなくなってしまう。バッテリー交換もしづらい。

TASCAM DR-10L

声はしっかり入る。機器自体のボタンが小さくて操作性がよくないこと、電池持続時間がちょっとだけ足りないのが気になったので、使用をやめた。

実際の録音はこちら

Rode SmartLav+マイク

スマホに接続するタイプのマイク。スマホ自体は防水性があるので濡れてもある程度は大丈夫。しかし音質が良くないことが気になった。加えて、魚をスマホで撮影するときやナビゲーションアプリをみるときに、マイク端子がつながっているとスマホの取り扱いがしづらくて使用を停止。

実際の録音はこちら

ZOOM F2 フィールドレコーダー 🎯

声がしっかり入る。ボタンの操作がしやすい。電池持続時間が長い。32bitフロートだと、声が振り切れてしまうこもないようだ。

実際の録音はこちら

(サイトマップはこちら)

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