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冷凍バターの小分けには業務用冷凍包丁が便利

1kg のグラスフェッドバターを買いましたが塊で使いにくい。小分けにするためにカットするのですが苦労したのでその記録です。


グラスフェッドバター

グラスフェッドバターは高いので、塊で購入することでお得にする作戦でした。購入したのは 1kg ですね。

包丁

まずは普通の包丁で挑戦しましたがダメでした。左手で押し込むと5分ほどかけてようやく切れました。というよりも割れました。細かく切り分けるには大変すぎる作業。

テグス

チーズを切るのをイメージして、テグスを使ってみましたがダメでした。包丁よりも手応えがありません。逆に指にテグスが食い込んで痛くなる始末。
我慢して更に力を込めると、テグスが延びてしまった。

ステンレス線

強度を期待してステンレス線。バターにまったく食い込みません。
バターより先に指が切れそう。
バターにはたくさんの刻み跡がのこりました。まるでリ◯トカット。。

ステンレス(加熱)

ステンレス線をコンロの火で炙ってみました。発泡スチロールカッターのイメージです。最悪、バターの断面は溶けても良いという気持ちです。1cm くらいはすっと食い込みましたがそこまで。熱が足りないようです。

包丁(加熱) 

そこで包丁を加熱してみました。包丁はステンレス線よりも熱を蓄えてくれそうです。
実際に刃は2,3cmほど進みました。

ここで事故が発生。
力を込めるために包丁の背に手を当てたところ、思いっきりヤケドしました。
手のひらにミミズ腫れができました。危ないのでおすすめしません。

業務用冷凍包丁

最終的に業務用の冷凍包丁にたどり着きました。ずっしりとした重量感だけでなく、刃の輝きがとんでもないです。使用説明書をみると、両手で掴んでつかう包丁のようです。

本来の用途は冷凍魚、硬い野菜、餅。

冷凍マグロ等を大量に取り扱う市場等では、この両手冷凍包丁の大型を愛用いただいていておりますが、この冷凍包丁は他に冷凍肉、餅など普通の包丁で切りづらいものが容易く切れます。

押し込むのではなく、グリグリとするのがポイントのようです。

解凍前の冷凍食品は、ほとんど氷の状態になっておりますので右図のように左右の手を交互に押し下げる様にして切ってください。

また、切り易い様に刃にカーブがつけてあります。

さっそく冷凍バターに当ててみると、すっと刃が入りました。
切れ味がすごい。
左右にグリグリするように力を入れると、簡単にカットすることができました。10秒もかかっていません。

1cm サイコロになるまでカット。ジップロックにいれて冷凍保存しました。

こちらの両手包丁はとても刃が鋭いので取り扱いは要注意。
まな板に刃が食い込むので、まな板を保護するものを敷いたほうが良さそう。敷いたものも貫通してしまうので、私は諦めてまな板を裏返して使っています。洗うときもスポンジが切れるので注意しましょう。

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