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攻殻機動隊 sac_2045 1シーズン前半レビュー!

やって来ました!

この記事を書いている前日の4/23 (木) にNetflixで公開されたばかりの「攻殻機動隊」の新シリーズ、攻殻機動隊 sac_2045


今回は、既存のファンというよりはむしろ、初めて「攻殻機動隊」を観てみようという新規ファン向けにレビューを書いていきます


まずは結論

今回の「攻殻機動隊 sac_2045」は、これから初めて「攻殻機動隊」シリーズを観る人にはめちゃくちゃおすすめです!

何故かと言うと、単純にめちゃ面白いから!

誤解を恐れずに言うと、「ハリウッドっぽい」「ディズニーランドにあるアトラクションっぽい」「ピクサーっぽい」「リメイク版のFF7(もしくは龍が如く)っぽい」という印象を持つかもしれません(良い意味で)。

そういう、「わかりやすさ」が初心者におすすめできる最大の理由ですね。


それでいて、原作(特にアニメ版)にあるような既存シリーズの「らしさ」もちゃんと残しているので、異端を観る感覚ではなく「攻殻機動隊」の正規編として観ることができる点もGood!

ちなみに、「攻殻機動隊」には主に、①マンガ(原作)、②TVシリーズ(攻殻機動隊 Stand Alone Complex、通常SAC)、③劇場版、とあり、基本的に共通する部分もあれば、キャラ設定やストーリー展開など、全く異なる点もあるため、それぞれに魅力が違います

そして今回の「攻殻機動隊 sac_2045」は①〜③のどこに当たるのかといえば、どこにもあたりません。

④と言ったところでしょうか。

強いて言えば僕はTVアニメ版の延長で観ましたが、「知っていればより楽しめるが、知らなくても楽しめる」という印象を受けました。

前半の率直な感想

以下、全12話のうち前半まで観た、素直な感想です。

いやぁ、とりあえず1話だけ、どんなものか観てみるつもりが、初日で早速、沼にハマってしまいました。


まず、OPのかっこよさ!!

キタ━━━(´゚д゚`)━━━!!


続いて、最初の場面の運転シーン→タチコマのカット→ティルトアップでの少佐の登場シーン!

そして、いきなり戦闘(アクションシーン)が始まるという...。

もうこれだけでハリウッド感がやばい。(詳しくは観て)


見どころ①キャラデザ

当たり前だけど、キャラって大事ですよね。

キャラデザがいいだけで目で追いかけてしまうという...。

アニメ版からキャラデザは良かったのですが、今回はさらに進化し、より万人受けしそうな感じになってます!(良い意味で。)


まず、少佐のキャラデザの変わりっぷりよ...

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ファンの方を恐れずに言うと、最初にTVアニメ版観た時は「ヘンな髪型( ´_ゝ`)´_ゝ`)´_ゝ`) 」という印象のみで、「女性」というより「サイボーグ」という目線に終始してましたが、今回の新シリーズは不覚にもドキッとしてしまいました。


そして、一度も洗ったことないヴィンテージの革ジャン着てANVILとかブラックサバスとか聴いてそうな長髪のオヤジキャラ (完全に偏見) のバトーさんも、めっちゃ清潔感でとる!

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そして何より、一番驚いたのはトグサ!

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い、イケメン過ぎんか...?

少なくともTV版ではただのロン毛(←)で、家庭的な優男でイケメン設定はなかったように思えたんだが...。


これには、キャラデザの担当変更の要素が大きいのですが、語ると長くなるので詳しくはコチラを参照。


あと、新キャラの「オモシロ」こと「スタンダード (スタン)」ね。

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いいキャラしてたわ〜。

個人的には、声優が遊戯王の海馬だったのがツボ

今にも、「滅びのバーストストリーム!!ヽ('Д'o)ノ」とか聞こえてきそう。(聞こえてきません)

海馬の声で「尻を食われるとこだったぜ〜」とか言われたら。。。

全然笑うとこじゃないのに、吹き出してしまいましたよ...。

今後も期待です。


見どころ②毎回続きが気になる展開!

僕もこちらの記事を読んで初めて知った言葉ですが、「クリフハンガー」という手法が使われており、とにかく毎回続きが気になる状態で終了します。

寝る前の20分のつもりが、2時間に...

おかげで睡眠不足な今日の目覚めです。

全12話のうち、6話でとりあえず一旦休憩可能な状態になったのでこの記事を書いているわけですが、「1日20分(1話)ずつコツコツ観る」というよりも、2時間の映画が2本 と思って観た方がいいかもしれません。(20x6=120分x2=映画2本分)

そもそも、TVアニメ版では連続する話と1話完結の話が割合でいうと半々くらいだったので、僕の「寝る前の20分」には最適だったわけですが、今回の新シリーズの展開には完全に寝首をかかれました。


以前までの攻殻機動隊は「感覚で観るタイプのアニメ」と称されるほど、ストーリーやセリフの1つ1つを理解しながら観るのは難解なものでした。

同様の雰囲気が有名な映画「マトリックス」にも影響を与えたことはマトリックスの製作者ウォシャウスキー兄弟も明言しているので、「マトリックスみたいな感じか」と思ってもらえればイメージしやすいと思います。

しかし、今回は比較的わかりやすい話の流れで、「エンタメ性が強い」とファンの間で話題になっています。

新シリーズを観て、「いや、十分難しいと思うけど」と思った人は、アニメ版→原作と行くたびに難解になるため、洗礼を受けることになるでしょう。

「よくわかんないけど、なんかすごい!なんか面白かった!」

これがおそらく、最初のリアクションとしては100点満点。

理解しようと思って見直す2周目、理解を諦める3周目以降、といったところでしょうか。笑

「難解=つまらない」ではないということです。

まずは、理解ではなく楽しむのを目的に視聴してみてください。


見どころ③圧倒的な映像美

攻殻機動隊は簡単に言うと「サイボーグの話」なのですが、サイボーグゆえの電子世界の描写がすごい

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ジブリとか、細田守、新海誠、あとはピクサーなんかが好きな人は映像美だけでも観ていられるかもしれない。

でも多分、上記のジャンルだと「戦闘シーン」ってあんま無いと思うんですよね。

あっても、それはメインの要素ではないというか。

しかしながら、この「攻殻機動隊 sac_2045」ではサイボーグ同士のバトルシーンに目が離せません。

「007」シリーズにも近いものがあるかな。

ちなみに、僕はこれを観る前にガンダムのファースト(1979)観てたので、戦闘シーンの映像のギャップが半端なかったです。笑


まとめ

とにかく観て。笑

そして語り合おう。


後半のレビューもお楽しみに!(・w・)

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