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僕らはみんなおかげさま

自分の力だと思ってたものはぜんぶ誰かのおかげだった。

昨日はシンガーソングライター のウエダケイタくん主催のイベントがあり、そんなメッセージを込めてライブをしてきた。

いまライブ自体を減らしていて5月20日のライブ以外は辞退させていただくつもりだったのだけど、それを分かった上で出演してほしいという気持ちをはじめに受け取った。

穴埋めではなくそこに僕の形をした穴を作ってくれるというのは本当に嬉しくありがたいことだ。

この企画はウエダくんのミュージックビデオ解禁のツイートが120RTを超えたら開催されるというもので、僕が誘ってもらった時は100を超えたあたりだった。

「お客さんにも求めてもらえるのなら出ることにしよう」

そう思って「⚪︎日までに達成したら僕も出演します!」とツイートしたところあれよあれよと伸びていきあっという間に達成することができたのだ。

こういう参加の仕方を決めた時点でもう自分ごとになっていたのだと思う。「おめでとう」よりも「やったー!」という気持ちが大きかった。

僕の小さな行動がきっかけで届いていなかったり見てもスルーしていた20人の気持ちに火がついた。ひとつの想いはちっぽけだけどその小さな点が線になり円になるのだと感じた瞬間だった。

僕の気持ちを動かしたのはウエダくんの熱だった。

そういう風に全ては繋がっている。

僕がステージに立てたのはイベントを作ってくれたウエダくんのおかげ。ウエダくんがイベントをできたのはRTしてくれた皆さんやライブハウスを貸してくれたWAXX店長のまえみつ(mm limit)、出演者のおかげ。

あんなに素敵な1日になったのは足を運んであの場所に集まってくれた全員のおかげ。

もっと見えないところまでいくとWAXXというライブハウスを経営してくれてる方だとか、音楽を始めるきっかけになった友だとだとかそういうところまで行ってしまうのできりがないのだけど、本当にそういう連鎖が地続きになってここまできているんだなと感じるのだ。

自分の力だと思ってたものはぜんぶ誰かのおかげ。

すごいなと思う人も誰かのおかげでそこに立てている。

そして自分なんて何もできない、一人ぼっちだと思っていたとしてもどこかで誰かの役に立っている。

それは見えにくいことで一生気付かないことかもしれないけれど、そう信じてさえいれば辛い時もグッと踏ん張れるような気がするのだ。

僕らはみんなおかげさま。

友達がいないとか、一人でやったとか、そう思っていた時期があるからこそ、そうではなかったのだと心から思うことができている。

昨日もまたみんなに支えられ、僕も誰かのことを支え出来上がった夜になった。

楽しい時間をありがとうございました。

5/28 セットリスト
1 雨があがったら
2 マッドハンド
3 Elly
4 金平糖

おまけ でかすぎるピザと主催のウエダケイタくん。

8月30日に江坂MUSEでワンマンがありますよ!


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後藤大
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