見出し画像

メーカーと小売りのマーケティングは違う

結論

メーカーと小売りのマーケティングは違うので、適宜、すり合わせが必要です。

メーカー:五島の生産者さんからの提案

売り方、旬の商品、新商品を作ったなどの話合いを行っております。

近所の1円スーパー玉出さん、ぷららてんまさんなどが強すぎるので、簡単に仕入れはできませんが・・・

小売り:五島つばき商店の取り組み

大阪のお客様から頂きましたご意見、商品開発アイデアなどは基本的に五島の生産者に伝えております。

五島の生産者からは無茶振りが来ると思われていると思います。

お客様からの商品開発の要望

お客様より、「羅漢糖(らかんとう)」を使った低カロリーのかんころ餅の要望がありました。

※「羅漢糖(らかんとう)」はカロリーがなく、甘さがそのままの砂糖です。
ただし、とても高価です!

かんころ餅」の生産者の五島きくに農園さんに問い合わせしました。

五島きくに農園さん「別注で1本、3,000円ぐらいになります。」

私「6倍ぐらいの売価になり、非現実的ですね・・・」

五島きくに農園さん「東京に出荷している人気の無糖があります」

私「先に言って下さいよ~」

トップの画像

上:「かんころ餅(安納芋)」 約630カロリー/本、

下:「かんころ餅(安納芋・無糖)」 約500カロリー/本、安納芋の甘さは残る

お客様に「かんころ餅(安納芋・無糖)」を提案すると、ご了承頂け、販売となりました。

塩、砂糖を使って、しっかりした味付けの九州らしくない商品です。

それでも、「かんころ餅(安納芋・無糖)」を販売してみると売れました。

反対に大阪で売れて、五島で売れない物

私が五島きくに農園さんにお願いして作ってもらった「かんころ」です。

かんころ一つ

詳しくは「コロナ禍の経営15~台風で売る野菜がないと言われてから売上を上げるまで~」ご覧下さい。

五島きくに農園さん「「かんころ」が五島ではあまり売れないです」

私「それはそうだと思います。下手したら、五島のご家庭に当たり前の様にあると思います」

北極で氷を売るぐらい難しいと思います・・・

最後は五島つばき商店で売り切りました。

まとめ

この様に東京の売り方を大阪でやってみる、同じ商品でも、五島では売れなかったりなど、メーカーと小売りのマーケティングは違うので、適宜、すり合わせが必要です。

小売り:五島つばき商店としては他店の成功、失敗事例を頂けると嬉しいです。

大阪の五島つばき商店だけが売れるのか?、どの店、どの地域でも売れるのか?、これはメーカー:五島の生産者さんが知っております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?