不登校支援の議論は⁉️
「公平な利用基準を」「予算平等か」不登校支援めぐり議論 つくば市議会 https://newstsukuba.jp/37257/17/03/ @NEWS_Tsukubaより
3月17日の委員会の様子が取り上げられていたようです。
今回の件は、ある意味では波紋を投げかけた。
川久保皆実議員の「リヴォルヴとトライが受け入れる人数は合計80人で、市全体の不登校小中学生400人の2割しか公的な支援を受けられない。また家庭状況をポイント化した点数で認可保育園の入所が決まるように、利用希望者への公平な選定基準を設けてほしい」。
最もな意見だとも思った。
川村直子市議(つくば市民ネット)も「公的な不登校支援施設『つくしの広場』の20人を入れても足りない。多くの支援の場を広げてほしい」と発言した。
これも最もだ。
つくば市の不登校児に『公平な支援を』が取り上げ方られたが、私は違った見方をしていたので、自由討論で述べた。
「不登校児童生徒」にだけを対象を絞れば、確かに不公平だとも言えるが、だからといってつくば市のすべての不登校児童生徒(約400名)に支援を与えたからといって、実は不公平は解消されないはずだ。
教育行政の予算は、通常に通学している子供もいる。多様化が言われる今、不登校の子どもは弱者という捉え方はおかしい。逆にまだまだ小中学校への予算は万全とは言えず、公平に教育費の配分を考えていく立場でなければならない。冷静な分析なしでは、正しい議論にならないだろう。
つくば市に開校したN高の入学の大半は、過去に不登校児童生徒だと聞いたこともあるし、教育方針や方法も時代の流れに変化もしている。だからと言って社会に人材を輩出している事例も多い。
また教育は、ただ予算をつけたから良かったとは言えないだろう。内容によっては逆に予算を削る場合もあり得る。
今回のリヴォルヴのだけの議論だけが公平な議論ではないことは明らかだ。もう1年を事業をさせて、その評価を検証した上で、次は別な判断をした方が良いと思っている。
どちらにしても簡単に判断を下すことは難しい案件でもあると思う。
しかしながら、私共、議会人は提案されればどちらか賛否を表明しなければならない。
どちらかを決断をするのが私どもの議員の仕事だから。
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