長文。選挙で感じたこと
今回も色々と感じる解散総選挙でした。
私は20数年前中村喜四郎代議士と選挙で戦った経験があります。
小選挙区制度が導入された第一回目の選挙でした。田中かつや(当時、新進党から出馬)の選挙スタッフとして戦いました。
今回の総選挙も中村喜四郎さんが野党連合、特に共産党との連携のキーマンだったため実際は青山大人 と国光あやの戦いでしたが、私の頭の中での選挙イメージは、中村喜四郎と選挙を戦っているようでした。
立憲民主党が大幅に議席減らした結果を見れば野党連合は失敗したと言えましょう。特に共産党との連携は失敗だった。だから中村喜四郎代議士も小選挙区では落選した。比例復活したものの無敗の男は敗れました。永岡桂子陣営、見事な大勝利と言えましょう。
朝からYouTubeで特番を見ました。
敗戦の弁では『今後も引き続き健全な野党を作り上げていくこの私の考え方またその情熱はひとかけらも冷めていない』。YouTubeで敗戦後のその映像を見ると支援者たちとの会話はまるで選挙で当選した後のような熱気さえ感じました。
一方で選挙戦で中村喜四郎が訴えていた日本の政治に対する考え方は妙に納得がいくもので私自身も共鳴したところがあります
『自民党は保守合同による立党宣言の政治目標を忘れ本当に国民の声を有権者の声を聞いていない』との彼の発言は全く的を得ているし、中選挙区の自民党の時と比較して、『自民党は選挙に弱い。組織や会社の社長さんクラスにお願いするばかりで末端の国民の声を聞いていない。そんな選挙のやり方ばかりだ』との彼の指摘はまんざら外れてもないと感じました。
『野党が政府与党の悪いところをしっかり批判しない指摘しない反対ばかりの野党であまりにもひどい。だから選挙に強くなって健全な野党政治勢力を作る。それに10年をかけて私が自ら指導していく
。』
私自身も自民党を強く支持している地方議員ではありますか彼の政治に対する考え方、見方、日本の政治対する現状認識は全く同感するもので納得もしてしまう。
国光あやのの選挙で心掛けたことも、『自民党の選挙が本当に弱いのか?そんな批判を覆す選挙をやろう。』とその認識を強く共有しました。
私達が一致団結すれば、野党連合に負けるわけがないはず。ずっと選挙期間中は、そればかりを考えていました。中村喜四郎のコメントが逆に『負けてなるものか!』と奮起させてくれたきっかけにもなった。
私自身も自分の選挙が弱いとつくづく感じたこともあるし、選挙に対する試行錯誤を繰り返す中で、今回の国光あやのの選挙支援及び総選挙の結果で、民主主義について、いろんな想いを感じました。
選挙制度は、小選挙区ではなく中選挙区が良いと思いますが。
皆様のご意見も是非お寄せください。
久しぶりの長文。お許しを。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?