他人事は思えない悲惨な事件が発生した。
保護司である人が、保護対象者である人に殺された可能性がある事件だ。
逮捕された対象者は否認しているらしい。
私も保護司なので、ニュースで報道された殺人事件を聞きながら、我が身にも降り掛かる可能性はあるわけで、一抹の恐怖を感じた。
以前にも弁護士の友人からも、事件性の可能性については、指摘されたこともある。
対象者は少年院や刑務所を服役、その後出所して、社会復帰を目指すわけだが、保護司は彼らのサポート役である。
定期的に面会して、対象者の社会的、経済的、精神的な悩みから、家族、親族間、友人関係が良好に行くための人間関係のお付き合いに至るまで、アドバイス・支援を繰り返して、社会復帰に必要な幅広い地道な活動をしている。
自分自身で言うのも何ですが、正直、大変な仕事で、しっかりとした奉仕の精神がなければやれない仕事だ。
社会のために尽くしている人が亡くなった悲惨な事件。心からご冥福をお祈りしたいと思います。
合掌。
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