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安倍晋三回顧録

安倍晋三 の イメージ

安倍晋三回顧録を読んでいる。時間が無いので、少しづつ読んでいるが・・・。

安倍さんのイメージって、「保守本流!」と思っていたが、意外と大衆迎合型の選択をしていたと回顧録で述べている。

コロナの時の国民に対する「一律30万円給付金」の時の判断では、財務省が反対していた。

財務省は、バラマキ案に反対。理由は貯蓄に回るため。(たしかに最もな理由とも思う)


しかし安倍さんは、財務省に要請していた。財務省の抵抗は続いて出てきた案は。


「低所得世帯に対する10万円案」。財務省の抵抗が強かったと述べている。

本当は、安倍総理も時の自民党3役も、給付額は30万で行くつもりだったらしいが、最終的に、「国民に一律10万円」で落ち着いた。

『経済合理性は考えず、自粛ばかりを求めて国民に憤怒が鬱積する中、不安を払拭する責任が政治にある』。その理由を回顧録で記述されていたました。

安倍さんの特定秘密保護法やテロ等準備罪、組織犯罪処罰法の改正、安保解釈の時も、非常に反対の多い政策をやってきた人だから、「大衆迎合」の反対のイメージが強かったが・・・。

時には、ポピュリズム的な決断も、時には国民の反対を押し切っての決断も、両方していたのだなとの印象だ。回顧録を読むと、その時の安倍晋三の葛藤と苦悩が書かれていて、非常に興味深し、面白い。

まだまだ熟読は続く。 

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#総理としての葛藤と苦悩

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