後藤伸のひとり言「Webデザイナーから評判のビジネス書5選!」
ユーザーの興味を惹くポイントを押さえながら、Webサイトをより華やかにしていくWebデザイナー。
企業やクライアントの求めるサイトを構築するために、構成やレイアウトを決めて全体イメージを作り上げていく必要があります。
ライターがどれだけいい文章を書いても、デザインひとつで離脱してしまうことだってあります。
今回はそんなWebサイトの良し悪しを担う現役Webデザイナーから評判の書籍をご紹介します。
Webデザインの仕事は幅広い
書籍紹介の前にWebデザインの仕事についておさらいします。
Webデザイナーの仕事は会社によって対応範囲が異なることも多いです。
一般的には、
①構成やレイアウトを決める
②グラフィックソフトで配色やアイコンなどの位置を決める
③コーディングによってデザインをサイトに落とし込んでいく
という流れになると思います。
ただ、企業によっては構成やレイアウトはWebディレクターやカンプライターが考えており、②の仕事から対応するケースもあります。
どちらにせよ全工程を一人でこなせるWebデザイナーは重宝されます。
では、本題の現役Webデザイナーから評判の書籍をご紹介していきます。
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
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タイトル通りこれ1冊あれば十分といえるWebデザイナー必読書「1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座」
知識皆無でも体系的に学べる作りになっていて、Webデザイナーをこれから目指すという人にとくにオススメです。
HTMLとCSSの基本から、レスポンシブ、Flexbox、CSSグリッドなど最新の技術に関しても網羅しています。
コードもデザインも全部これ1冊に任せてしまっても問題ないでしょう。
全国の書店員さんがオススメする本「CPU大賞」第1位を受賞しており、今最も売れているHTML書籍となっています。
最初の1冊を迷っている方はこちらを選択すれば間違いないです。
デザイナーになる! 伝えるレイアウト・色・文字の大切な基本と生かし方
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「デザイン」を「目的を形にすること」と定義して、そのために必要な心構えや基本知識などを学べる書籍です。
入門書ということですでにデザイナーとして活躍されている方には、少し物足りない部分もあるかもしれません。
一方で「デザイナーって何から始めればいいの?」という人が読めば、「仕事もっと頑張ろう」「自分でサイトを作ってみよう」と意識が上向くはず。
ページ数も144ページなのですぐに読めます。
今からデザイナーに転身しようという人におすすめです。
Webデザイン良質見本帳 目的別に探せて、すぐに使えるアイデア集
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アイデア別で探せるデザインの見本集です。
415点にも及ぶ優れたデザインのWebサイトをまとめています。
レイアウト、配色、フォント、素材、プログラムなどパーツ毎に詳しい解説がされているので、なぜこのようなサイトデザインになったのかを学びながら、センスを磨いていける1冊です。
Webデザインの基本は理解しているが「新しいアイデアが浮かばない」「全部似たようなサイトになってしまう」といった悩みを抱える人にはベストです。
現役Webデザイナーから「打ち合わせのイメージ共有に便利」と評判です。
ただし、実際に使われているHTML/CSSのコードまで掲載しているわけではないので、言葉通りの見本帳としての使用になります。
今すぐ使えるCSSレシピブック
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思い通りのデザインを作るためのテクニックが満載。
中級者以上に向けて制作された書籍です。
インターネットで検索しても見つけ出せないCSSのテクニックを知ることで「こんな手法で解決できるのか」という発見と感動を得られます。
購入特典としてサンプルコードを付属しているので、それをコピーしてアレンジすれば上級テクニックがすぐにカタチになります。
440ページとボリュームもそれなりにあるので、使ってみたいテクニックが必ず発見できるでしょう。
入門書で一通り学び終えて、Webデザイナーとして活躍し始めたら、いつか絶対に欲しくなる本だと思います。
UIデザイン みんなで考え、カイゼンする。
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単純なWebデザインだけを学ぶのではなく、チームで課題を解決していくための仕組みや手法に特化している書籍です。
デザインをプロジェクトに落とし込むためのプロセスやチームとしての関わり方などが記載されています。
主に書かれているのは「UI改善」に関することですが、プロダクトを作る過程でデザイナーがどうチームの中心としてコミュニケーションを図るか、システム開発の進行をどう展開していくかなど、現場視点で活かせるノウハウが多いです。
Webデザイナーが読むのはもちろん、チームリーダーやエンジニアにも読んでいただきたい1冊です。
Webデザイナースキルを磨き斬新なサイト制作を!
Webデザイナーはスキルを高めることで、個人でも報酬単価が良い案件をバシバシと獲ってくることができます。
クライアントに気に入られれば継続した依頼も舞い込みやすいので、日々インプットを怠らないようにしましょう。
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