見出し画像

Glider: Spectrumation 私的ライナーノーツ⑦ Love Scene

これには参った!いきなり歌詞が聴き取れない。いくら耳を凝らしても低い唸り声が聞こえるだけ!いやはや…そして、サイコーだ!笑

このナンバーこそ、GLIDERの新境地と言える。なんてったって”New Wave“!(笑)アルバムを最初に一通り聴いた時、「おー!」とびっくりしたのがこの曲だ。あんまりびっくりしたからTwitterに「70年代末のぶっ壊れたNew Wave」などと投稿してしまったほどだ。

Mobyも、まぁわかる。マッカートニーはもっとわかる(ちなみに彼らはMobyを知らなかった!)。しかし、これはニューヨーク・パンクのTelevisionじゃないか。しかも真っ赤なセカンド!

ビートは4ビート?シャッフル?ブギー(あえて「ブギー」と語尾を伸ばしてさ, You know what I mean)?ベースのトーンとフレーズ、そしてマイナーコードへの展開。あっ、なんかあれ、「えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、よいよいよいよい!」的でもある。

中間部、かろうじて歌詞を捕捉!アンビバレントな組み合わせを歌ってるのかな?でも”Love Scene”だからね。子供の頃は魔法の言葉だったよ、「ラヴシーン」。大人たちのイケナイあの感じ。日曜洋画劇場みたいな。言葉自体が隠微だった。果てさて、正解は如何に⁈ いったんこの連載を終えたら歌詞を見て、またびっくりしよう。そしたら僕のホームページにリミックスして掲載しよう。

ところで、このアルバム、エンジニアのテリーがひゅんひゅん音とかいろいろ入れてるって本人の告白もあったが、この曲なんてそうなんじゃない?ディズニーランドの「魅惑のTiki Room」(僕のお気に入り。たいてい空いてるし、気持ち良過ぎて眠くなっちゃうくらいだ)みたいな鳥の声も聞こえるし。ああ、GLIDERのイマジナリーGo to travelなり…!笑

Love Sceneはここで聴けます。

https://music.youtube.com/watch?v=ud5s8d70Ddg&list=OLAK5uy_lS8yvdWUEbc-VF8x9RpRz7Z4QvFiGVglE



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?