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誕生日。

お誕生日どのように祝っていますか?

今日はムックが誕生日会を開きます。

お兄さんと高校の頃からの友達が遊びにきます。

デンマークでは、『お誕生日の人が自分で祝います』

小学生の場合、ウエハースの上にこんもりと盛られたメレンゲ、それをチョコレートでコーティングしたもの、フルードボル(Flødebolle)を学校にもってきてクラスメイト達に配ります。(もちろん他にアイスやDumleというキャラメルとかなどを持ってくる子もいますが。。)また、お誕生日会はお友達を家族を呼んでもてなします。

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ケーキとして、 ちょっと盛大に祝おうとすると、こんなのをパン屋さんに注文することもできます。

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それの土台になっているのがブルンシュビア(brunsviger)です。パンといっていいのか、ケーキといっていいのか、私にとっては微妙なところですが、こちらではケーキに分類されていると思います。

ハイジの白パンのようなパン生地に、黒砂糖とバターをたっぷり使ったソースがまたたっぷりとかけて焼いてあるものです。

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発祥はFyn島らしく、サッカーのデンマーク代表のFyn島出身者が、専属コックに特別注文したみたいな話を聞きました。

私も何度か試しましたが、なかなか。簡単そうで難しい。しっかり穴をあけて(といっても貫通してはいけないみたいです)、ソースがしっかり生地にかかるように、またパン生地はふんわりとパサパサでももっちりでもいけないみたいです。ムックにお墨付きはまだもらえてません。。

あとは、誕生日ケーキ。ラウケー(Lagkage)。層になったショートケーキです。カスタードクリーム、ホイップクリーム、果物、チョコレートなどいろいろなバリエーションがあります。

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また欠かせないのが、デンマーク国旗。小学校でも誕生日の子供がいると必ず国旗を掲げますし、ケーキや装飾にも大量に国旗を使います。日本では考えられない!っと始めのうちはびっくりしましたが、今では国旗が上がっていると「おっ誰かが誕生日なのかな?とか、何かお祝い事があるのかな?」とちょっとお祝い気分を分けてもらったような気になります。

私は、この自分で誕生日を祝うっていいなと思います。ここまで大きく?なった、生きてこれたのは周りにいる方々のおかげなので、自分でイニシアティブをとって、感謝の気持ちを示すいい機会だなぁと思います。

また、切りのいい歳、10歳、20歳、30歳・・・になる年は盛大に祝います。日本のように還暦や古希のように長寿を盛大に祝うのと同じ感じです。

場所を借りて、半日から時には1泊で祝います。色々な方法や形式があると思うのですが、私が体験したのは、スウェーデンでお世話になった方の70歳の誕生日にB&Bを借り切って家族全員が集まり一泊しました。家族の方がスウェーデンとデンマーク両方にいるためもあったと思いますが、1泊することで、ゆったりなパーティになり、たくさんたくさん話して食べて飲んで踊って。本当に仲の良いご家族で、その輪に私たちも混ぜてもらえたことに本当に感謝しています。

本日も読んでくださってありがとうございました。

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