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2024雨水日記

さまざまな祝い事が重なって、家族で夢の国に遊びに行っていた。以前は15周年で賑わっていたのを覚えていて、今回は40周年で賑わっていたから、実に25年ぶりということになる。
いい大人になってから行くのは初めてだったから、パーク内で我に返ることなく過ごすために、出発の日まで時間を作ってはDisney+で未視聴作品を観まくって気分を高めていた(我ながらこういうところがオタクだなと思う)。今回はラッキーなことにオフィシャルホテルにも泊まれて、ディズニーリゾートを満喫できた。シーにも近いうちに行きたいなどと思えてくるから本当にすごいコンテンツだなと思う(振り返るにあたっては我に返っています)。

そんな有給明けにぽや~と出勤すると会社が大変なことになっていた。今から繁忙期を迎えようとしている発送部が一つ完全に壊滅したのだ。壊滅…のっぴきならない事情で担当者が一人もいなくなってしまったのだった。自分はもう退職が決まっている身ではあり、高みの見物と決め込みたいが、ちょうど繁忙期を終えた編集部が発送業務をやることになってしまい、我関せずというわけにもいかない。
先に退職する人から(同時期に多く退職者が出た)ここへきて不正の事実(?)をこっそり知らされたりして、会社にバチがあたったのだと思わざるを得ない。朝から晩まで慣れない肉体作業をすることになり、インドア集団なので各所から悲鳴が上がる日々。

三連休の初日は疲れていたのか使い物にならず、中日に大急ぎで文学フリマの準備。夜は久しぶりに友人たちの集う場所へ出かけていき、久しぶりにゆっくり音楽を聴いた。

夕方カフェです

文学フリマ広島の感想はこちらにポストしています⇩

そうこうしている間に2月が終わろうとしていて、平日は疲労のために帰宅したら食べて寝ることくらいしかできていないことに嫌気がさしていた。3月は次の旅が待っているのに、その準備もろくにできていない。通勤のときに梅を見かけると、去年とか一昨年は…とかと思ってしまい、それもよくないのだと思う。元恋人にはまったく未練はないし普段は思い出すこともないけれど、無防備な瞬間に梅が咲いているのを見つけ、そういう小さなことを回避できずにダメージを受ける。気になっているタイトルがあるのに、映画館にもまったく行かなくなってしまった。小さなダメージでも積み重なればそれなりにきつい。未練があるならまだしも、そういう状態はまったくもって不本意だ。

そうして、ままならない日々で確実に澱んでいき、それは食生活や身なりにも現れていった。文学フリマの翌日は以前から有休をとっていたけれど、会社の状況的に出てこざるをえず、つまり肉体労働なので、体力的にも限界だった気がする。
体に鞭打っての出勤に少しでもやる気を出すために、昼に足を延ばしてお気に入りのカフェに行ったりもした。気分転換にはなったけれど、毎日通うわけにもいかず、持続可能的ではない。

水曜日は生ハムと明太子の青じそパスタ

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京都での気ままな暮らしを綴っています。日記ですが、毎日書けないので二十四節気ごと、つまり約15日ごとにつけています。それで「二十四節記」と…

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