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2024処暑日記

一番暑い時期は仕事に追われていて、お盆休みは緊急搬送されたりして休んだ気になれず(立秋日記)、また帰省先の地元は毎日天気が悪くて本を読むくらいしかしておらず、まったく夏らしいことができていなかったのだけれど、友人に誘われて一日だけご褒美のようなイベントに遊びに行った。
「太秦江戸酒場~夢夜の盆をどり~」は太秦映画村の世界観で、役者さんたちが目と鼻の先でライブ時代劇(とアドリブ寸劇)をやってくれる中、日本酒が飲み放題、フードの出店も名の知られた店ばかりという夢のようなイベント。飲み放題とはいえ入場料と合わせたらチケットはそれなりにするし、フードは別料金、さらに台風と重なるリスクだってある中、それでも早くから完売してしまうくらいの人気ぶり。雨予報だったのが直前になって変わり、遠くに稲光だけが光って見える中、なぜか太秦の上空だけ雨雲がなく、おかげて終始ご機嫌で過ごせたのでした。浴衣で着ている人も多くて、なんだかものすごく大人の贅沢な遊びって感じ。映画村もがんばっているというか、うまく運用しているなあと感心しました。

すこし歩けば酒スポットがあり、なかなか前に進めない
フードがどれもこれも美味しかった かなり飲み食いしたと思う なにしろ酒が飲み放題なので
世界観を失わないライブペインティングだ
池田屋事件に至るまでの伏線や小競り合いが各所で演じられ、それを追っかけていくと最後に大立ち回りをやるという設定の作りこみよう
サイコ~!
タイトル通り盆踊りもやってた

こういう場所で同じくらい愉快に飲める友人にコストコの会員がいて、ご機嫌の帰り道ですぐに予定を決め、コストコデビューもさせてもらった。仕事のストレスを、稼いだお金を使うことで解消する痛快さ。複数人で行くとビールやワインをケース買いできるし、そうするとかなり安い。その「安い」っていうのが罠なんだよな~と思いながらも散財。

三人分の買い物。家がご近所だから帰ってからゆっくりシェアできる
一本売してないから一人だとケース買いは迷うかもだけど、全員酒飲みなので問題ありません
優勝です

さあ、8月が終わってもここまで暑いなら、秋はどこからだろうと思う。
一番早いのは、洗髪の時に抜ける髪の毛の量に気づいたとき。換毛期だとか、紫外線ダメージだとか言われる。
次に、スーパーで梨味のチューハイを思わず手に取った瞬間。
それから、寝る前に見上げた夜空にペガススの四辺を見つける。
最後に、会社から出たときの陽の傾き具合。真西に向かって走るバスの中がまともに眩しかったら秋分も近い。

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京都での気ままな暮らしを綴っています。日記ですが、毎日書けないので二十四節気ごと、つまり約15日ごとにつけています。それで「二十四節記」と…

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