4さいのおとな
育休期間である現在。
夫婦げんかが増えました。
それはもう、激しい口論の嵐です。
一つの言葉や態度がトリガーとなり、そこからはどちらも譲らない時間が始まります。
例えるなら南葛vs東邦、範馬刃牙vsビスケット・オリバ、ヒソカvsクロロ、悟空vsピッコロetc
挙げればキリがありません。
そんな嵐の最中、4歳の息子は必ず仲裁に入ります。
「落ち着いて!」
4歳の時、自分はこのセリフを親に言ったことがあっただろうか?
王蟲の大群の前に身を挺したナウシカのように、龍の巣に飛び込むパズーのように、とうもころしを届けに走るメイちゃんのように。
勇気と度胸がなければできないことです。
喧嘩両成敗、彼にしてみればその考えなのかもしれません。
まだまだ可愛い年少の男の子、誰よりも大人な気がしてしまいました。
あまり喧嘩する場面を見せてはいけないと反省するとともに、存在の有り難みを実感しています。
子どもには時々驚かされますね、本当に。
喧嘩はしたくないですけど、自分だけの感覚だけではダメだという気づきになり、思わぬ成長を目の当たりにする機会になりました。
小さなレフェリーの手を煩わせないよう、自身がもう少し冷静に物事を考えられる人にならないといけないです。
息子は「おとなになったら〜」と、よく言います。
すでに凄く芯のある、おとなの気構えを身につけていますよ。
最高にかっこよくて優しい、私たち夫婦のヒーロー。
喧嘩しないよう、気をつけます。
この体験は、人生の中で宝物になること間違いなしです。
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